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日別アーカイブ: 2022/06/13

練習方法の話

リオデジャネイロにあるCasa do CHORO(カーサ ド ショーロ、ショーロの家)という音楽学校のボーカルクラスのオンライン講座を受けているのですが、毎週水曜日か木曜日ぐらいに送られてくる音源や譜面で1曲練習して、翌火曜日に発表、というサイクルになっており、それがまたほぼ全曲(前期も含めて知っていた曲が今のところ1曲だけ)初めて聴く曲なので、最近常に「課題に追われる受験生」と化しています。仕事が忙しかったりライブの準備も重なると練習時間のやり繰りが大変。睡眠時間は確保したい(というより夜更かし苦手)ので、もう本当にタイムテーブル火の車。

楽器の方もそうかもしれませんが、「対バン」でないかぎりはライブで自分と同じパートの人はいないわけで、シンガーの方とお話しする機会って実はあまりありません。他の方がどのように曲を仕上げていくのか、とても興味があります。

うちのの場合(いつも必ずではありませんが)だいたいこんなパターンが多いです。

①音ネタをただ聴く、できたら複数バージョンを探して(YouTubeさまさま。ええ時代や)聴く
②譜面を見ながら聴く(曲の構造や、音程、コードの確認)
③歌詞を見ながら聴く(訳したりもします。このあたりからちょっと一緒に歌ってみたり)
④キーを決めて譜面を作る
 ここでかなり時間がかかります。歌うときコードをピアノで押さえるため、という目的もあるのですが、どうしても自分のキーでいったん譜面を作りたいのです。絶対音感はないのですが「何となく音感」はあって、違うキーの譜面見ていると混乱してしまうのですね。昔は譜面とともにBand-in-a-boxという便利なソフトでバッキングも作成していたので、余計に時間がかかりました。今はこれをやめて自分でピアノ弾く(弾く、とは言えないたどたどしさではありますが)ことにしたのでかなり時短になりました。自分で譜面を作ることで、「あ、こここんな譜割りだったのか」とか「あ、ここの音程はこうなっているんだ」「このコードのフラット9がキモだよね」など気づくことがたくさんあり、曲の作りがよく理解できる、という利点もあると思っています。
⑤音程なしでリズムで歌詞を読む練習をする。(これとっても大事だと思っています。「歌いたい」欲は④まででかなり高まっているので、練習するうちにだんだん音程付きに移行していきます。)
⑥音程をつけて歌詞を歌う(漸く!)
⑦ひたすら歌って練習
順番は時々入れ替わったり、行きつ戻りつするのですが、こんな感じでしょうか。(何か抜けてる???)

何にもしないでいきなり歌って上手い人(練習?ほとんどしませんよ、っていう人)、時々本当にいるんですよね。若いころ、ボーカル教室の発表会などで、そういう話を弟子同士でしたものです。才能に恵まれた人がうらやましくて仕方がありませんでした。というより、若いころは私もいきなり歌って「歌えているつもり」だったわけで。本当に若い時の勘違いとは恐ろしいものです。でも周りの反応や、録音したものを聴くに、何かが違う・・とだんだん気づくわけです。いろんな方にアドバイスしてもらいつつ、初めは発声、音程、リズム、とだんだん細部に下りて行ったという感じでしょうか。

そういえば最近お亡くなりになった関西を代表するトローボニストの宗清洋さんにもどこかのセッションかオーディションで「聖子ちゃんが(いや、聖子ちゃんは技術も高い偉大なシンガーで、全くもってこの発言は松田聖子さんに失礼なのですが)ジャズ歌ってるみたい、発声からやり直した方がよい」と言われてからボイストレーニングを受けるようになったことも懐かしい思い出です。

ああ、思い出に浸っている場合やない。もう月曜日(このブログは月曜の早朝に目が覚めてしまい、綴っております)。今回の曲が、長すぎて難しすぎて・・・。明日までに仕上げるのは無理かも・・・。頑張ります。

 
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投稿者: : 2022/06/13 投稿先 あれやこれや