いにしえのPC98の時代から楽譜作成とバッキングを作るために音楽ソフトを使ってまいりました。
最近は、細々(蜘蛛の糸の細さ・・)と続けているピアノのお稽古の甲斐あってか、外に持ち出しての練習にはバッキングソフトは使わずに「ピアノ絵本」でコードを押さえながら・・ということが多くなりました。
8月に小学校の5.6年生のクラスの同窓会が予定されておりまして、宴会以外に、皆で合唱をしようと計画しております。なにせ、恩師が常に音叉を持ち歩いている、音楽好き(その後音楽専科の先生になられました)でして、朝な夕な、何かにつけてクラスで合唱していたのです。中井貴一さん主演の映画「ビルマの竪琴」で合唱ばかりしている部隊を観た時は「あ、ウチのクラスとおんなじ!」と思ったものです。
で、最近せっせと思い出の合唱曲の伴奏の打ち込みを作っております。カラオケみたいに薄くメロディーも聴こえるようにして。以前ならレコンポーザーというシーケンスソフトを使って、ノートも、ベロシティもエフェクトもすべて数値で打ち込んでいったわけですが、音楽ソフトも進化をとげており、普段は楽譜を作るためにしか使っていないFinaleに、今や「Human Playback」というユーティリティーがありまして、楽譜にアーティキュレーション、発想記号、クレッシェンドなどを入れておけば、それをを解釈して生演奏であるかのような演奏をしてくれるんです。今回初めて使ってみましたが、いやあ・・凄いわ。初見やのにねえ。
昨日は、その同窓会の下見(兼飲み会?私は途中から参加)、関西のメンバーのうち4人が集まりました。合唱への思い入れは、自分が恐らく突出しているであろうから、みんなに歌うことを強要することになってもいけないなあ・・なんて考えてもいたのですが、みんな覚えている、覚えている。あれも歌った、これも歌った、と話に花が咲いたのでした。
写っている男性2名、そのころはとても美しいボーイソプラノで、その声を今でもはっきり覚えているほどなのですが、二人とも当時はそれが嫌で低い声に憧れていたのだそうです。そんな話も時を経てこそ聞くことができますね。
今出来上がっているのは、先生の「歌おうよ」にまだクラスは戸惑っていた初めの頃の思い出の曲「誰かが口笛ふいた」「まっかな秋」、そして6年生の11月にクラスで出場した市内の合唱コンクールでの自由曲「夕やけに拍手」。8月の同窓会当日までにもう1曲ぐらい増やせたらいいなあ。
皆で歌うのが楽しみで仕方がないうちのであります。