本日のCarlosのレッスンは、9月13日に向けてのリハーサル。
七夕の日のCarlosとのライブのときに、JAZZ評論家とも言っていいのではないかと思うぐらいの方が聴いてくださったのですが、その方が、「サンバって、どう聞いてもズレている、としか思えないぐらい、メロディが前に行ったり後ろに行ったりするでしょ?あれがどうもわかんないんだよねー。ラテンの人は、「それをやってこそ」みたいに言うんだけど。。。。と仰っていました。
わたしも、ジョアン・ジルベルトのコンサートに行ったとき、「ズレてる・・・」と思ったっけ・・と思い出しました。誰もが・・・ということではないのですが、(小野リサさんなんて絶対やらない)サンバ・ボサノバでは、リズムをキープしつつ、前に前にメロディを倒したり、後ろへ持ってきたり(けれども必ずシンコペーションしている)・・・ということは普通です。Carlosのところへ行き始めたときには、全くそれが出来ませんでした。言われてやってみても、ただ歌詞を急いで歌ったり、伸ばしているに過ぎず、ぜんぜんリズムに乗れませんでした。
最近、やっと「あ、こうかな・・・」とちょっと冒険できるようになったところ。で、そういうのをスペイン語で「Fraseo」というのだそうな。(タンゴでは常識だとか。)直訳しちゃうとフレージングだけど、ちょっと違うかなあ・・・「シンコペーション」と「アンティシペーション」とはちょっと違うし、日本語でなんと言ったらいいのだろう・・・。誰か知ってたら教えてください。
ということで、fraseo を意識して・・・と言われたのでありました。
さあ、明日は新潟です。ああ。。。興奮する。
今日は眠れないのではなかろうか・・・・。