さて、夕方になって、妹が宜野湾からやってきました。7歳年下の妹は沖縄の大学へ進んで以来ずっと沖縄在住。長崎出身のパートナーとも沖縄で出会ったし、仕事も沖縄で見つけたし。
顔つきこそ、どう見ても非地元民ながら、もう立派な沖縄県人。沖縄弁も板についております。
まずは妹のガイドで郷土料理の店へ。国際通りから歩くこと10分、モノレールの高架近くの「りゅうび」という店、小さい店ながら、情緒のある居酒屋です。ぐるくん(地元で取れるフエダイの仲間の魚)のから揚げ、海ぶどう、豆腐よう(これ大好き)、ゴーヤチャンプルー、どれもこれも美味でございました。オリオンビールに始まって、泡盛も久米仙(久米島)、瑞泉(那覇)、菊の露(宮古・・妹はしばらく仕事で宮古島に住んでいたので宮古びいきなんです)、と県内各地のものをいただきました。といっても泡盛はアルコール度数が強いので、わたしは皆さんのをちょびっとづつ飲ませてもらいました。
さあ、お腹が一杯になったところで、次は民謡酒場だ!!妹があれこれマニアックな店も調べてくれてはいたのですが、ま、初心者ということで、まずはネーネーズの店へ・・・。ワクワク、ドキドキ!パーランクー(太鼓)をもって出てきたネーネーズ・・・あれ?三線は?
ガーン!!
カラオケ。。。でした。 ショック。。。
ネーネーズ、実はそんなに知らないのですが、ヒット曲も多いようですし、CD録音となるといろんな楽器が必要なのでしょうか?カラオケもドラム(打ち込み)が入っていたりして、それは「モダン」と言うことなのでしょうが・・・。「わたしてき」にはとっても残念でした。
けれど、4人の高音のユニゾンはとても美しく、聞きほれましたし、途中で、「民謡のコーナー」があって、ちゃんと三線と沖縄太鼓で歌ってくれました。三線の音色、いいですねー。「これ、これ!これが聞きたかったのよお!」とばかりに身を乗り出して聴き入っておりました。
わたしでも知っている「安里屋ユンタ」の合いの手をお客さんみんなで大合唱。踊りだす家族も・・・。さっきの不満はどこへやら、わたしも思い切り楽しみました。
本当は、民謡酒場を何軒もはしごしようと思っていたのですが、夜更かしが苦手なわたし。結局その店だけでお開き、続きは明日、妹のパートナーも交えて、ということになりました。
2日目につづく