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日別アーカイブ: 2009/01/30

はいさい沖縄 2日目の部

昼の部
 2日目は旧暦でいうところの大晦日だったらしく、国際通りでも餅つきをしていました。市場にもお餅が並んでいます。
                
                    杵が白い・・
 
 朝からみやげ物屋さんは人で一杯。サーターアンダギー(沖縄風ドーナツ 何故かよく近所のJRの駅で売られている)は売り切れの店も。思うに・・・修学旅行生や、ツアーで来た人たち、次の観光地への移動があるので、午前中が買い物タイムなのでしょう。
 三線の店で、三線を製作しているというお兄ちゃんの熱ーい話に聞き入り、質問しまくり、(でも買わないという、たちの悪い客)いや、今回三線を買って帰ろう、と思っていたのですが、話を聞けば聞くほど、中途半端な値段のものは買いたくない!と思ってしまい、さりとて本格的に弾くわけでもないのに5万、10万って言うのもねえ。。。。で結局買わずじまい。青年よ、ごめんねー。
 いろいろレクチャーしてもらって、ますます三線の音色のとりこ・・・。またまた夜への期待が・・・。
 
夜の部
 
 昼間から調査して、その日の晩は「波照間」へ。この日の出演は大城貴幸さん&永田加奈子さん。
 まずはわたしの妹、妹のパートナー、わたくし、わたくしのパートナー、4人で再会を祝して乾杯、郷土料理に舌鼓、話が弾む・・・はずだったんですが、演奏が始まったら、もうわたしは舞台にクギヅケ。若いお二人の演奏と唄、どちらもすばらしかったです。三線の一音一音に表情がある、声の艶も最高・・。普通のお爺さんがおもむろに弾く素朴な三線も味があって魅力的ですが、大城さんの三線は、楽器としての三線に真剣に取り組んでおられるのだろうな、と感じさせるものでした。

 舞台に見入るわたしの後ろで、パートナーが「何を注文する・・・?あ、のぶこさんは、いま恍惚状態です。」と言っているのが遠くに聞こえる・・・。

 

 実はこのお二人、琉球大学で学ばれている現役の大学生。沖縄県立芸術大学琉球芸能専攻琉球古典音楽コースで勉強されているのでした。大高さんはCDも多く出しているプロです。自分の生まれた土地の音楽を愛して、そして学校でもそれを学んで極める、極めたいと若者が思う、なんてすばらしいことでしょう。これこそが「文化」ですねえ。
 今日こそ「はしご」の予定だったのですが、「3ステージ全部見る!」わたしのわがままで結局ずっと「波照間」にいました。
 2ステージ目の最後に歌われたのが「オリオンビールの唄」、曲を紹介するだけでお客さん、大盛り上がり。そして大合唱。????なわたし。
 この唄は、「オジー自慢のオリオンビール」という唄。ビギンのヒット曲だそうで。。。オリオンビールのTVコマーシャルにもつかわれた(そりゃ 使うでしょう)、沖縄では知らない人はいない唄なのでそうで、「ハイ、カンパイ」というフレーズがいかにも宴会向きのお気楽ソングでした。
 
 3ステージ目になると、お客さんもアルコールが回ってか大騒ぎ。最後には「みんなで踊ろうコーナー」が始まり・・・。うちのだって踊りましたわよ。カチャーシー。
 言われたとおりに手を動かすのですが、なんだかサマになりません。やっぱり地元民にはかなわないよ・・・・。
   踊るうちの 
 
 本当に楽しいライブでした。合間にはずうずうしくも大城さんとも永田さんともおしゃべりしちゃったし・・・。
 大高さんは関西にもときどきライブに来てるとのこと、おおーっし!行くぞう!
 
 そんなこんなで、那覇の2日目の夜は過ぎていくのでした。
 
 
 
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投稿者: : 2009/01/30 投稿先 旅行

 

はいさい沖縄 1日目夜の部

 
 さて、夕方になって、妹が宜野湾からやってきました。7歳年下の妹は沖縄の大学へ進んで以来ずっと沖縄在住。長崎出身のパートナーとも沖縄で出会ったし、仕事も沖縄で見つけたし。
 顔つきこそ、どう見ても非地元民ながら、もう立派な沖縄県人。沖縄弁も板についております。
 
 まずは妹のガイドで郷土料理の店へ。国際通りから歩くこと10分、モノレールの高架近くの「りゅうび」という店、小さい店ながら、情緒のある居酒屋です。ぐるくん(地元で取れるフエダイの仲間の魚)のから揚げ、海ぶどう、豆腐よう(これ大好き)、ゴーヤチャンプルー、どれもこれも美味でございました。オリオンビールに始まって、泡盛も久米仙(久米島)、瑞泉(那覇)、菊の露(宮古・・妹はしばらく仕事で宮古島に住んでいたので宮古びいきなんです)、と県内各地のものをいただきました。といっても泡盛はアルコール度数が強いので、わたしは皆さんのをちょびっとづつ飲ませてもらいました。
  
 
                ぐるくんの唐揚げ 手前は豆腐よう
 
 
                   豆腐と海ぶどうのサラダ
 
 さあ、お腹が一杯になったところで、次は民謡酒場だ!!妹があれこれマニアックな店も調べてくれてはいたのですが、ま、初心者ということで、まずはネーネーズの店へ・・・。ワクワク、ドキドキ!パーランクー(太鼓)をもって出てきたネーネーズ・・・あれ?三線は?
  ガーン!!
  カラオケ。。。でした。   ショック。。。
 ネーネーズ、実はそんなに知らないのですが、ヒット曲も多いようですし、CD録音となるといろんな楽器が必要なのでしょうか?カラオケもドラム(打ち込み)が入っていたりして、それは「モダン」と言うことなのでしょうが・・・。「わたしてき」にはとっても残念でした。
 
 けれど、4人の高音のユニゾンはとても美しく、聞きほれましたし、途中で、「民謡のコーナー」があって、ちゃんと三線と沖縄太鼓で歌ってくれました。三線の音色、いいですねー。「これ、これ!これが聞きたかったのよお!」とばかりに身を乗り出して聴き入っておりました。
 わたしでも知っている「安里屋ユンタ」の合いの手をお客さんみんなで大合唱。踊りだす家族も・・・。さっきの不満はどこへやら、わたしも思い切り楽しみました。
 
 本当は、民謡酒場を何軒もはしごしようと思っていたのですが、夜更かしが苦手なわたし。結局その店だけでお開き、続きは明日、妹のパートナーも交えて、ということになりました。
 
 2日目につづく
 
 
 
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投稿者: : 2009/01/30 投稿先 旅行