2026年8月15日、Mクアトロでのライブにお越しいただいた皆様、ありがとうございました。お盆にもかかわらず大勢のお客様にご参加いただいて感激のうちのでありました。ブラジル音楽のライブは初めて、というお客様や、実は他のお店に行くつもりが・・というお客様、いつも応援して下さる皆様、ブラジル音楽に関しては大先輩のお客様、などなど、皆さんと一緒に「ウォーウォー(Canto das Três raças)」「ラヤラヤ(Conselho)」と声をあわせる幸せは、本当に「ここは天国か?」という感覚でした。普段はジャズのライブに参加されている、というお客様は「ブラジル音楽はみんなで歌ったりするんですねー」と驚いておられました。はい、踊ったり、歌ったり、皆さん自由です。
よく来てくださるお客様に「セットリストが独特」と仰っていただきます。それなりに「同じような曲が続かないように、同じキーの曲が続かないように」などなど勘案して選曲するのですが、なにせ「聴いて歌ってみたら大抵の曲は好きになってしまう」という節操のなさなので、今回もNoel RosaやCartolaのような正統派?サンバ、大好きなChiko Buarque様はもちろん、まさに「今」の人であるDani Gurugelさんの曲などなどつい欲張って盛り込んでしまいます。こんな勝手気ままな選曲に付き合って、いつも素晴らしいアンサンブルを瞬時に作ってくれるNikkieさん、大野さん、とみやん(”さん”をつけたいけどつけるなと言われている・・・)の3名あってこそ成り立っていると感謝していますし、それを楽しんでくださるお客様がいらっしゃることにいつも励まされています。
聴けば聴くほど、知れば知るほどブラジル音楽の奥深さを感じています。200を超える先住民族の文化、コロンブス依頼に渡来したヨーロッパ(初めはポルトガル、のちにフランスやオランダ??)の文化、奴隷としてアフリカから連れてこられた人々の文化、政策による多くの国からの移民の文化、そうした歴史があってのことかなあ・・・と考えております。
出会った曲との縁を大切に、自分の想いではなく、歌を作った人、歌い継いできた歴史を伝える、いわば「語り部」もしくは「巫女」のような歌い手でありたい、そう思っています。
Cantador não escolhe o seu cantar
Canta o mundo que vê
歌手は歌を選ぶことなどできない
その目に映る世界を歌うだけ
大好きな Dori Caymmi さんの「O Cantador」が心に沁みます。
この後続く”死を追い払うように力強く”というフレーズも・・・。
あまりセットリストの説明になっていませんね。あれこれカッコのよいことを言ってみても結局「好きな歌を脈絡なく並べている」と言われてしまえばはい、そのとおりでございます。
次回このメンバーでのMクアトロライブは11月2日(月)でございます。
それまでさらに精進いたします。

追ってアルバムとセットリストを追加いたします。









