バイーヤの神様は、人々が生き、歌い、サンバを踊り、そして幸せのうちに死を迎えることができるように守ってくださる。
西宮北口のサンバ ブラジル料理店での錦織賢治さんとのDUOライブに来てくださった皆様、ありがとうございました。シェフのレジナルドさんの故郷、バイーヤ州賛歌、Eu vim da Bahia を含め、ブラジル音楽づくしでお送りいたしました。
前回ライブさせていただいたのは、2月の始め。
https://luckynobee.com/2020/02/09/vamos/
8か月近くも前です。その時は立ち見も出ようかという満員御礼のなかで「新しいインフルエンザかなにかが流行ってきているみたいですね」などとMCでも話しておりました。
厳しい自粛の時期を越え、人数限定でマスクや消毒に最大限気を遣いながらではあるものの、また再び皆さんと一緒に音楽を楽しみ、美味しいお料理を楽しむことができる、以前は当たり前に享受していたその時間がどんなに幸せに満ちたものであったのか、ひしひしと感じています。
レジナルドシェフも、お母さん仕込みの料理の腕を振るい、シェーカを振り、もうノリノリでサンバを踊ってくださいました。
Nikkieさんの心地いい7弦ギター(特に低音部がこの楽器のミソ!)、次々運ばれている美味しそうなお料理といい匂い、お客様やお店の皆さんの笑顔、シェフのダンス、店からあふれ出んばかりの幸せに包まれて、本当に楽しく歌わせていただきました。シェフのダンスに気を取られて歌詞が飛んで行ったり、めったにないことなんですが、小節を勝手にすっとぱしたりと、あれこれやらかしてしまいましたが、それでもやっぱり楽しくて仕方がない!!!というライブでした。
実は、翌日(今日)はわたしの誕生日でして、こんな幸せな誕生日を迎えられることに感謝しかございません。なんでしょ?若さも美貌も(いやそれはもともとないし)残り時間も、身体的機能も、脳のメモリ(こちらももともとのスペックにも難があるなあ)もかなり失われておりますが、そんなことをひっくるめても、やっぱり今まで生きてきた中のどこかに戻りたいか?と聞かれたら「今が一番!!」と思います。
来年もそう言えるように、日々精進したいと思います。音楽に関しても、人間としても、まだまだ「伸びしろあり」と信じて。
次回のSamba Brasilでのライブは12月19日(土曜日)です。
幸せすぎて目がない・・・。
お品書き
お誕生日にお花もいただきました。
マルチカラーのとても美しい薔薇です。