今取り組んでいる曲です。O Bêbado e a Equilibrista(酔っ払いと綱渡り芸人)もそうですが、João Boscoの曲って、歌っていると、どんんどん気持ちが高ぶってラストには涙や鼻水が垂れてくるような高揚感に包まれます。愛とエネルギーに満ちた曲。本当に素敵。
かと思うとPapel Machêのような、繊細なガラス細工のような曲もある。(題名は「紙細工」です。彼の歌唱だと「紙細工」や「ガラス細工」というにはどうしても野太さが残りますが、この美しいバラードは歌い方によってかなり印象が変わると思います。)そして、このリズム感・・・ため息がでます。
うーん、João Boscoって天才だ・・。
★ 昨日、ある話を聞いて改めて思ったこと。
音楽には間違いなく人を癒す力があるし、人と人を繋ぐ力もあるって信じています。だけど「人と人を繋ぐために音楽を奏でる、歌う」「人を癒すために歌う」というと、それはちょっと(いや根本的に)違うのではないか、って思っています。
もっともっと本能的というか、「ただ好きだから奏でる。なんとなく口ずさんでしまう、歌わずにいられない」、音楽ってそういうものじゃないのかなあ・・・?
「為にする音楽」は違う、って思う。
「もっと伝わるように」、「自分の”好き”をもっと表現できるように」技術を高めることは必要だけれどそもそもの動機に「人を癒す」とか、ましてや「社会貢献」みたいなこと言った時点で、たぶんわたしはその人の音楽に興味を失うだろうな・・・。
なんてことを考えました。
★「ギタ女」なんて言われると「何言ってんだい!むかしから女子もギター弾いてるよ!」と反論したくなりますが・・・。今日もCalrosが手作りの教材を用意してくれていました。
練習、練習、そしてお勉強。