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月別アーカイブ: 12月 2015

伝説のカレー遂に・・

ローカルここに極まれり、の話題ですのでなんのことだかわからない方ごめんなさい。

札幌から西宮に越してきたのは昭和49年のことでした。まだ西宮ガーデンズも芸文センターもなくて、阪急西宮北口駅は宝塚から今津までの線路と神戸線の線路が交差している「ダイヤモンドクロス」の時代。(結構これ危険ですよね。「管制室」みたいなものが要りそう)

駅の南口を出て西宮球場(当時は阪急ブレーブスの本拠地でした。阪急ブレーブスはその頃とても強くて、何度もリーグ優勝していましたが、パ・リーグ自体があまり人気がなかったし、優勝パレードとか、そういうのもなかったような気がします。)に向かうと、道路と道路に挟まれた三角形の中州のような場所があって、ぐるりには飲食店や、不動産屋さんなんかもあったかな。

西面(今津線に面した方)に、「サンボア」というカレー屋さんがありました。当時すでにかなりレトロな雰囲気を醸し出しており、店先には「学生の店」という看板。(これを掲げるまでにもドラマがあったようです。そのあたりはネットに詳しく書いていらっしゃる方がいました)

しばらくすると、兄から「サンボアのカレーを食べてきた」という話をよく聞くようになりました。とにかく安くてお腹がいっぱいになると・・・。小学校高学年になると、周囲の男子の口からも「サンボア」の話題がよく上りました。放課後や土曜日に行っているらしい。250円らしい、女子は誰も行っていない・・・「で、美味しいの?」と聞くと、「ウーン・・・・」と口を濁すか、酷い子になると「不味い!」と言うんです。「でも癖になる(当時はこういう言いまわしはしていなかったと思いますが、そういう意味のことを)」と・・・。誰もがそういう謎のカレー。いつか行って食べてみたい・・と思いながら一度も行かないまま、時は流れ、いまではすっかり様変わりした駅前、「サンボア」を思わせる風景はもうありません。

そのカレーを再現しているお店が西宮北口にある、ということは聞いていました。

昨日、夏に同窓会で再会した小学校の関西在住のメンバーの何人かと顔を合わせる機会があり、そのお店「インディゴ」に行こう、ということになりました。1次会でいい加減アルコール入っていたので、「いやあ・・いまからカレーはキツイっす。」状態ではありましたが、遂にあの幻のカレーが食べられるのか・・・と思うと、これは行くしかないですね。

じゃーん!
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これが、「幻のサンボアカレー”インベロ” 復刻版だ!」

うーん、なんと個性的な。ピラフというには汁気過多のライス。千切りというには少々荒いキャベツ。極薄のカツは豚なのか?ルーはサラサラ(シャブシャブ)・・・スパイシーだけどほんの少し酸っぱさもある。

「ルーに玉ねぎとか野菜入っていないじゃん」という私に、和食の板前である同級生の「当時、学生がお腹いっぱい食べられるように、値段押さえて、でも肉もつけて・・の工夫の末のこのスタイルだったのでは」という解説はかなり説得力ありました。

で・・・味ですが。
「美味しかったか?」と聞かれたら「うーん・・・・。美味しいかと言われると・・・でも癖になりそう」
当時、繰り返し聞いたのと同じ答え。あれやこれや取り混ぜて「納得の味」でございました。

ところで、お店には小学校の同級生6名で行ったのですが、店に着いたら中学の同級生が一人で飲んでいて(この人とも卒業以来でした)、そのあと、たまたま近くの店で飲んでいた、やっぱり同じ中学の同窓生達もやってきて。ひとしきり感動の再会・・・初めは「え・・・?どなた?」と思っていても、話し出すと当時の面影が立ち上がってくるようで、結局は「なあんだ、あんまり変わってない」と思えてくるのが不思議です。

店が同級生(ほぼ全員が瓦木中学校卒業生)で占拠されてしまったのでした。
いやあ・・・あまり「地元」という意識を持ったことがなかったのですが、サンボアカレーのマジックでしょうか。
「学生の店」の看板のかかった、あの店、あの町が思い出されました。

それにしても『インベロ』って、何語なんでしょう?どういう意味なんでしょう?誰か知ってたら教えてください。

楽しいひと時を過ごしました。

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同級生と
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思い出話に馬鹿笑いしております。後ろの「罰ゲーム」が気になりますね。
ちなみに、写っているお店は甲東園の「かがり火」さん、こちらをやっている人も同級生です。
U嶋さん、写真使わせてもらってありがとう!

 

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今後の予定

一年を納めて・・・新しい年へ!

掃除しなくちゃ・・・という強迫観念に駆られておりますが、おそらくなんだかんだやっている間に、お休みはすぐ終わっちゃうんだろうな。
1月、2月の予定です。 3月にはMクアトロにて、大野こうじさん(G)と、野江直樹さん(G) 夢のTwin Guitarとのライブもあります。(楽しみ過ぎるう!)体調管理に努めて頑張りたいと思います。

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La fiesta

2016年1月5日(火) 20時~ 

JAZZ LIVE CANDY

京都市東山区花見小路新門前上ル
汀(みぎわ)館 B1
TEL 075-531-2148
http://www.h3.dion.ne.jp/~candy-h/index.html

土佐まさかず(Drs.)
西脇 敦子 (Pf)
奥島 康幸(Gt)
宮下 典男(B)
平口 充(As)
うちののぶこ(Vo)
Music Fee ¥1,700-

松の内から歌い初めです。初詣がてらいかがでしょうか。
お待ちしております。

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2016年1月21日(木) 20時~

GREENWICH HOUSE
(阪急河原町・高島屋出口から徒歩約2分)
http://www.greenwich-house.com/index.html
うちののぶこ(Vo)
西脇敦子(P)
土佐まさかず(Dr.)
富樫拓馬(B)

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La fiesta

2016年1月24日(日) 20時~

Music Cafe SOEN

(京都府京都市右京区常盤御池町14−11)

土佐まさかず(Ds)
西脇 敦子 (P)
奥島 康幸(G)
宮下典男(B)
平口 充(As)
うちののぶこ(Vo)

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Jazz&Pops

2016年1月28日(木)20時00分~

Live&Bar Uncle Jam
(JR甲子園口駅徒歩3分)
http://www.uncle-jam.jp/index.html
https://www.facebook.com/Unclejam
テーブルチャージ500円+投げ銭(別途、2ドリンクオーダーをお願いします)

うちののぶこ(Vo)
市川 強(G)

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Latin&Bossa Nova


2016年2月4日(木)20時00分~

Live&Bar Uncle Jam

(JR甲子園口駅徒歩3分)
http://www.uncle-jam.jp/index.html

Carlos Ortega ライブ
music fee 2,000-

Carlos Ortega (Vo,G)
<ゲスト>
Oliver Rose(ギター)
うちののぶこ(歌)

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Jazz

2016年2月26日(金) 19時~

高槻JKカフェ
http://www6.ocn.ne.jp/~officejk/cafe/

うちののぶこ(Vo)
西脇敦子(P)
土佐まさかず(Dr.)
富樫拓馬(B)

投げ銭

珍しく金曜のJKCafeです。週末、遊びに来てさきてください。

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投稿者: : 2015/12/29 投稿先 ライブのお知らせ

 

ボンゴデビュー!!&クリスマスアルバム

日曜日はK’zのクリスマスパーティでした。会場は谷町2丁目(最寄駅は谷町4丁目になります)の”who am i”。ピアニストの田中謙二さんのお店です。とっても雰囲気の良い落ち着いたお店でした。
http://whoami.osaka.jp/

まあ、落ち着いたお店で開催しても、K’zのクリパはいつも飲めや歌えや・・・でお店の雰囲気は一変してしまうわけですが・・・。今年のお題は『danceable!』

私は、”I need to be in Love” (あんまりダンサボーじゃないですね)と、”O morro não tem vez”(こちらはsapoさんパンデイロも加わってばっちりダンサボーでしたね)を歌わせていただきました。

チャチャチャあり、Dancing Queenあり、チークにぴったりの曲あり・・で皆さんと踊りまくりました。(チークはA子さんと、遊びに来てくれたCarlosの熱いダンスに見入っておりましたよ。くっついていたのは頬でなくおでこでしたけどね。どうしてでしょうね)

UちゃんのHappy Xmas (War Is Over)大合唱には涙が出てしまいました。この歌詞が現実味を帯びて胸に迫ってくる・・・というのは少し悲しいことですね。

で、トリは「ふあっと」でございます。お店に何故かコンガ(めっちゃ高い楽器らしい)があったので、 Carlosに叩いてもらって(パーティに招待・・などと言いつつ結局働かせる)賑やかにお送りいたしました。
Sabor a mi と テキーラ!

にわか仕込みのボンゴで頑張りました。楽しかったあ・・・!今年もみんなで元気に歌えたし、療養中のIちゃんも弟さんと一緒に来てくれてハイタッチしたし、仲井和紀さんの極上の弾き語りも聴かせていただいて、もう幸せいっぱいでございました。

皆さん、ありがとうございました。
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メキシコモノということでちょっと南米風のお洋服にしました。「ふぁっと」の写真がなくて残念!
今回、ボンゴの練習のためにずいぶんオトネタを探しました。中でも気に入ったのがこの2本

 

The Mavericksというバンド、知らなかったのですが、とってもいい感じ。「ラテン・カントリーバンド」とありましたが、そんなジャンルが確立されているんでしょうか?この船の上での演奏が沢山upされています。Jamaica Farewell(さらばジャマイカ)もよかったし、Something StupidもBlue Bayouもご機嫌。ちょっとこのバンドが気になっています。

 

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話変わって、先日Uncle Jamのライブで、Christmas Songを歌ったのですが、この曲にバースがあるということを私は初めて知りました。市川さんがギターで弾いてくださったのですが、そのMCで市川さんが、「この曲も入っていて、僕が、クリスマスソングとかじゃなくて、あらゆる音楽のアルバムの中で一番好きなアルバム」と紹介されていたのが、これ

http://www.amazon.co.jp/dp/B00005R0TI

クリスマス・ポートレイト(カーペンターズ)

Ucncle Jam のマスターも「めっちゃいいですよー」と大絶賛だったし、これは聴かねば・・・・と注文しておりましたら、本日、クリスマスイブに届きました。オーケストラとクアイアをバックに歌うカレンさんのボーカル・・・。天上の音楽でした。アレンジも素晴らしい!!

 
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投稿者: : 2015/12/24 投稿先 ライブ報告

 

ライブ納め

2015.12.23追記
アルバムupしました。

Uncle Jamでの市川強さんとのDUOライブに来てくださった皆様、寒い中、また年末のお忙しい中、本当にありがとうございました。

おそらくUncle Jamのライブでは、今までで一番大勢のお客様に来ていただいたのでは、と思います。
皆さんにお詰め合わせ頂かないといけない、なんていうことは初めてです。

8月にずいぶん久しぶりに再会した小学校5,6年の担任のT先生が来てくださいました。
https://luckynobee.wordpress.com/2015/08/15/%E6%99%82%E3%82%92%E8%B6%85%E3%81%88%E3%81%A6/

市川さんと初めてライブをさせていただいた、ギャラリーカフェ「まそほ」のママ(現在は石橋で「ほていや」という食堂を営んでいらっしゃいます。)も来てくださいました。
https://luckynobee.wordpress.com/2007/09/22/%E3%81%BE%E3%81%9D%E3%81%BB/
https://luckynobee.wordpress.com/2008/01/19/gallary-cafe%E3%81%BE%E3%81%9D%E3%81%BB/

何度かお世話になった神原地域のお世話をしてらっしゃる方、
https://luckynobee.wordpress.com/2009/11/23/%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%82%BFin%E7%A5%9E%E5%8E%9F%E3%80%80%E7%B5%82%E4%BA%86%E3%80%80%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%8C%E3%81%A8%E3%81%86%E3%81%94/

いつも応援してくれる唄仲間、Carlosのライブのお客様としてお会いしたF先生(お医者様です)、ポップスバンドでご一緒しているギタリストの親子、初めてお越しのお客様、そして、なんと現在の職場の方。

人が死ぬときに、人生が走馬灯のように駆け巡る、って言うじゃないですか、それぞれの方と縁があった時代が目の前に立ち上がってきたような・・・「わたし、明日死ぬんじゃ・・・」なんて思ってしまった。それは決して嫌な感じではなく・・・。
あ・・・余談ですが、みなさんわたしを 『なんと呼ぶか』 がバラバラでしたねえ・・。(遠い目)

ということで少し緊張してしまい、それがお客様にも伝わって、あまりリラックスしていただけなかったのではなかろうか・・・と反省しております。

けれど、T先生はわたしにとっては、「命の恩人」と言いたいぐらいの恩師で、音楽に関しても受けた影響が計り知れない(担任の先生で、音楽の専科の先生は別にいたのですが。)ものがある方だったので、その先生に今の自分の歌を聴いて頂けたのは無上の喜びでした。(やっぱりちょっと緊張したけど・・・)T先生の音楽のあれこれはまた追々綴っていきたいと思います。

とにかく、一年元気に歌えたことに感謝。その最後のライブにゆかりのあるなしにかかわらず、たくさんの方に聴いていただいたことに感謝。そんな空間を、音響や、美しく保たれた客席、ライト、飲み物のグラス1つ、コースター1つにまでこだわって迎えてくださったUncle Jamのマスターとてまりママに感謝。
来年も頑張ります。
皆さん、来年もいい年にしましょうね。

*****ちょっと今作業の時間が取れないので後日******

*まそほママが、手作りカレンダーを下さいました。もう、ママワールド全開で、ほんとうにこんなすごいものを頂いていいのだろうか・・という大作です。是非皆様にも見ていただきたいので、写真UPしていきますね。
それまでの間は、過去のママの個展でお楽しみください。

「のざらし」
https://luckynobee.wordpress.com/2014/11/24/%E3%81%84%E3%81%A4%E3%81%8B%E6%97%85%E7%AB%8B%E3%81%A4%E3%83%BB%E3%83%BB/
「脳内郷」
https://luckynobee.wordpress.com/2012/10/27/%E8%84%B3%E5%86%85%E9%83%B7/
「まやかしバザール」
https://luckynobee.wordpress.com/2011/11/26/%E3%81%BE%E3%82%84%E3%81%8B%E3%81%97%E3%83%90%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%83%AB/

 
1件のコメント

投稿者: : 2015/12/20 投稿先 ライブ報告

 

簡単そうに見えることでも・・

たいがいのことはやってみたら難しいし、いくらでも「先」があるものですね。多趣味で、そこそこなんでもできる人だと特に、何か一つのことに「憑りつかれた」経験がないと気が付かない場合もあるのかな・・と思う今日この頃。「ちょっとできる」というのと、長い長い修業を重ねてきた人、ましてやプロとの間には、もう天と地、宇宙の果てと地面ほどの差がある、ということ自体に気が付かないで、「もうちょっと続けたら一廉のものになることができた」などと臆面もなくおっしゃる方がいると、聴いているほうが恥ずかしくなりますし、自分にもそういううぬぼれが生じていないか、点検するよい機会にもなります。

自分に興味がない世界であっても、それがノーベル賞と取るようなことでなくても、何かに打ち込んでいる人、その世界に対して常に敬意を払っていたいものです。

なんでそんな話から始まるか、というと、そんなこと言っておいて、とっても失礼なことというか、無謀なことをやらかそうとしているからで。

師匠谷けい子主催のVocal Scool K’zのクリスマスパーティは、毎年余興、というかテーマを決めてみんなで音楽で楽しんでおります。本年のテーマは「danceable」。
で、うた仲間のうちCarlos繋がりのお仲間+強力な助っ人、Carlos一家の一人息子(filho único)であるSapoさんで構成されるウクレレバンド、「フアット」に参加させてもらうことになりました。ウクレレはほとんど弾けない私、ギターで(いや、ギターも弾けないんだけど)でメロディ、歌でハモリ、いろいろと案が出たのですが、結局昨日のリハーサルの結果パーカッション担当になりました。昨日はパンデイロを足で挟んで太鼓のようにして叩いていたのですが、どうも音がしっくりこない・・・。で、昨夜遅くにミニボンゴを注文してしまいました。

うん。ボンゴの音ならぴったりちゃうのん・・と注文してからYoutubeにて叩き方の基本を・・・。いやあ、もちろん充分予想はしておりましたが、難しいですねえ・・・。ちゃんと響く音出すだけでも相当練習しないとダメそう。

まあ、パーティの余興、ということでお許しいただきたいと思います。とにかく4拍子の頭をちゃんと出す(ウクレレが、裏箔で弾くところがあって、ベースか何かあると合いやすいんだよね・・・という話から始まったことなので。)ことに専念したいと思います。

でも、触ったことがない楽器、届くのが待ち遠しいです。

2時間後の追記
来たあ!安かったけど、ちゃんと革張りでチューニングもできます。なかなかいい音。
楽しすぎ。

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投稿者: : 2015/12/13 投稿先 あれやこれや

 

ちょっと早いMerry Christmas

JKCafeに来て下さった皆様、ありがとうございました。お店の中には3メートルはあろうかというクリスマスツリーが飾られていました。飾りが単色の電飾のみ、というのが、却って上品で荘厳さを醸し出していい雰囲気でした。

すっかりいい気持ちで、クリスマスソングなども歌わせていただきました。

今日のメンバーとは今年最後。本年初の「よいお歳を!」のご挨拶。JKCafeのお客さまも、よいお歳をお迎え下さいませ。

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投稿者: : 2015/12/09 投稿先 ライブ報告

 

人は変わることができる。でも変わらないものも…。

先日、夏に行った小学校の同窓会に味をしめ、高校の同窓会に参加しました。阪神淡路大震災の年以来ですから実に20年ぶりの参加です。

高校の時のわたしは、罪悪感と劣等感の塊かつ本の虫。まあ、周囲とそれなりに楽しく会話はできていましたが、精神的には殆ど引きこもり。(いえ、ちゃんと登校はするのですが、保健室行ってるか図書室に行ってるか…休み時間はもちろん授業中もこっそり小説読んでいる、みたいな…。出席日数は満たしているのに、出席時間が危ないと呼び出されたり。

身体的にも不安定で、修学旅行では現地に着くなり気を失って運ばれたり…。
担任の先生をはじめ、養護教員さんや、図書室の司書さんに多大なる迷惑およびご心配をおかけしたものです。

今回開催されたのは、高校2年生のときの同窓会。

そんな斜に構えた少女だった自分でも、あまり気負わずにいられるよいクラスだな、と当時もうっすらと思ってはいましたが、ほとんど「逃げていた」に近い同窓会というものに今回出席して、改めて、「ああ、とってもよいクラスだったんだ」と感じました。

クラスのアイドルだった野球部マネージャーの2人は相変わらず皆の世話役で、先頃亡くなった阿藤海さん似の盛り上げ役は、相変わらずテンション高く皆を笑わせ、弄られキャラさんが、今は女子校生を教える立場なのが、妙に納得いったり。誰も他人を貶めることなく、自慢話もない、近況を聞くのも語るのも程よい節度と加減。その場にいる全員が全員に無理なく気遣いしている。

具体的に何かしてもらった…というのではなくても、混乱を極めた思春期のしんどい時期を、この人達と日々一緒だったから、なんとかサバイブしたんだなあ…、と沁々と自分の幸運に感謝していました。

皆さんは、そんなこと言われても、「へ?何のこと?」と思われるでしょうけど、ウン10年経った今、心からそう思いました。

そんなこんなで胸一杯なのに、山本さん(仮名)やヒョロさん(当時からのあだ名だったそう。わたしは初めて知りました。やっぱり当時は皆さんとかなり距離おいていたのかも)の話に泣き笑いとまらなくて、「Yさん(旧姓)笑いすぎ!!」とつっこまれまくりのnobeeさんでございました。

なかでも笑いが止まらなかったのは、男子たちが、教室後方の空きロッカーで秘密裡に運営していたという「エロ本図書館」の話でした。詳細は、皆様の現在の社会的及び家庭における責任等を勘案して、公表は控えておきますね。

いやあ、ネット時代となった今となっては考えられない涙ぐましい物語で…。青春やねえ…、って感じでした。

 
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投稿者: : 2015/12/06 投稿先 あれやこれや

 

天上のライブ

Uncle JamでのCarlos Ortega ライブで、ゲストとして歌わせて頂きました。

今日のお客さま、いつものCarlos一家(勝手にそう呼んでいます)以外に、ラテン大好きの方、ケーナを吹いていらっしゃる方、なんと、アルゼンチンに長く住まわれて、去年帰国されたという御夫婦など、もうライブが始まる前から店内はラテンな熱気が渦巻いており…。演奏者のテンション上がらないはずがございません。

お客さんのテンションが低いからといって、いい加減に演奏しよう、なんて思っているはずもなく、いつでも全身全霊で演奏するわけですが、(本当にしつこくこのブログで言っていることですが)ライブは演者だけでつくるものじゃないんですよね。お客さまとの、なんと言ったらいいか、「パッション」なんて言うと安っぽいですが、お互いの高めあい、というか、ライブって、その場に居合わせる全員で造るものなんですよね。

今日、あの場にいた方全員がおそらく同意して下さると確信しています。

自分もその場に居合わせた、そんな場で歌わせて頂いた、もうそれだけで至福でした。

音楽の神様に感謝。

自分のライブでも、皆さんに今夜のような幸せを味わって頂けたら…。死んでもいいっす。いえ本当に。

お客さまの熱い期待に瞬時に呼応できる師匠Carlosの凄さにも、圧倒されたライブでもありました。

 
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投稿者: : 2015/12/04 投稿先 ライブ報告