新年早々、Te Anau地方は大荒れの天候です。
窓の外も真っ白で何も見えないぐらい激しい雨が降っています。
1日は釣りに行くのはやめにしてキャビンの中でだらだら過ごしました。そろそろ身体にも疲れがたまってくるころ、ちょうどよかったかもしれません。
キャビンにはテレビもパソコンもないので、ラジオを聴きながら、
フリーマガジンを読んだり、
新聞のクロスワードパズルやったり・・。
「TVシリーズ、なんちゃら(NZでは有名なのでしょう)の主人公の医師のニックネームは?」
「わかるわけないやん!!日本の、関西人にもわかるクイズにしてくれー!」
新聞、ラジオによると天候が完全に回復するのは4日以降、とのこと。えー!5日には帰らなあかんのに・・・。
そこで作戦会議。
*翌日2日は、もう少し東に足を延ばして、増水がそれほどでもない川があるかどうかをチェックする。
*それらの場所が釣りにならないほど増水しているようだったら、それ以降は、増水と濁りが遅れると思われる湖と湖の間を流れる川で釣りをする。
ということになりました。
夕食は雨足が弱まった時をねらってキッチンへ走って、初日に残して冷凍してあったラムのミンチでパスタです。
さて、翌日。相変わらずの雨のなか、東へ向けて出発。
今まで行ったことのないアクセスポイントのチェックを兼ねて、O川、M川を見て回ります。やっぱりかなりの濁りと増水。あちらこちら川が農場にあふれてしまっています。
これでは釣りは無理。
けれど、美しいポイントをたくさん見つけることができました。
今回の滞在中には無理だとしても、いつかきっとここで!と思う場所を地図に書き込んでいきました。一応竿も降ってみましたが、やはりこれだけ増水してしまうと、魚は重くなった流れに耐えられるように、じっとしていると聞きます。全く反応はありません。
雨がちょっぴり恨めしい。
濁りが引いたらどんなに美しいんでしょう。
一日あちこち見た結果。やはり湖に挟まれた川(一応の候補は2河川)がまだ釣りになりそうだ、ということになりました。
ふだんの生活でも外食はあまりしない方ですが、もう食材もなくなったし、雨も降っているし、ということで、夕食は街のレストランに行ってみました。
あちらの人の前菜=わたしにとってはメインディッシュ ということを忘れていました。
前菜にチキンをとったらパンもついて山盛り!
カルボナーラも頼んだので、食べきれませんでした。
「プロの作る料理はおいしいけど、やっぱり作って食べないと”食べたー!”って気がしないね」
などと、思い切り”食べたー”くせに罰当たりなことを話しながら、明日は釣った魚で、料理がしたいな・・と思ううちのでありました。
さて、どうなることやら。
つづく