昨日は、FANTANAさんとの練習日。12日と18日に200人ほどのパーティ(同じホテルだけど別の催し)で演奏することになっていて、そのためのリハーサルです。午後1時に集まって、途中5分ほどの休憩を2,3回入れたものの、5時まで唄いっぱなしでした。
パーティでの演奏というのは大抵15分とか20分とか、短い場合が多いのですが、12日は「1時間は演奏してほしい」というありがたいご依頼。
声がヘタらないように気をつけなくては・・・。曲数が多い上に、POPS中心のFANTANAさんのレパートリーは結構危険な音域まで行くものが多く、モニターの聞こえ具合によっては、気をつけていないと無理な発声をしてしまう危険があります。
いつも「自分の声がたとえ聞こえなくても、ちゃんと普段どおりに出せばお客さんには届く」とおまじないのように自分に言い聞かせて本番に臨みます。
あ、バンド演奏の場合は立ち位置も重要ですね。いつだったか、横に広がったバンドで、端のドラムのすぐそばが、ヴォーカル、モニターなしなんてとんでもない状況だったことがあったっけ。さすがにこれはあんまりです。聞こえるのはドラムのみ。音程取れてるのかどうかもさっぱりわからず。それでも、唄わないわけにはいきません。
許される範囲でベストになるように工夫して(なぜ立ち居地を変更できなかったのかよく覚えていない)、こだわるべきところはこだわって、主張するべきところは主張しようと思いますが、(特に音楽に特化したイベントや、お店でそういうところがいい加減というのはよくないですよね。)場合によっては、かなり「なんでもあり」なうちのです。
シンディ・ローパーが、被災地の小学校で、マイクもステージもバックの演奏もない手拍子だけで唄う”Girls Just Wanna Have Fun”は、涙が出るほどカッコよかったもの。
追記:もちろん、それがシンディ・ローパーーさんの力量ってことですね。わたくしにはまだまだはるか彼方のことです。