北海道に行ってきました。
たんちょう釧路空港でレンタカーを借りて、釧路市内に泊まって、2日間白糠町に通いました。
一日目はO川、2日目はC川。大抵川に釣りに行って、車を停める場所を見つけて、川に入っても、堰堤などに遮られて、一旦車に戻って移動しなければならないことが多いです。日本の渓流は、高低差も大きいし、山も深いので仕方がないことかもしれません。ロッククライミングや、沢登の相当な猛者でなければ、川通しで進める距離は知れています。
けれども今回行った2つの川、根釧平野を流れているので平地が続いて、堰堤やコンクリート護岸もほとんどないため、朝釣りをスタートしたら、一度も川から離れることなく上流に移動しながら釣り続けることが出来ました。
ここはニュージーランド?と錯覚するほどよく似た景色。
それもそのはず、この2つの川、鮭やカラフトますが遡上する川。実際に遡上するカラフト鱒が橋の上からも確認できましたし、釣りをしていても見ることが出来ました。
遡上する鮭を狙うサーモンダービー(これは人数制限があって許可が必要)も行われているようです。
わたしたちは、もう少し上流で、アメマス狙い。もうそこまでくると、カラフト鱒は、ルアーを追うことは無いと聞きます。身体もぼろぼろになっていて、間違って釣れたりしたら胸が痛みそうでした。
キャッチアンドリリースです。
ほとんど一日中川にいましたので、観光も買い物も一切無しでしたが、宿泊したのが釧路港のすぐそばでしたので、夜はフィッシャーマンズワーフの居酒屋へ。
夜の漁船がかっこいい。
海の男??
東南アジアの屋台を思わせるディープな世界。どの屋台へも注文できます。いい味出してるおばちゃん、(写っていません)
「焼酎は何がありますか?」
「うーんとね、麦と芋とノーマル!」
「え???ノーマルって?」
「うーん、普通ってことだね。(注・「だ」を強く発音すること)それからこれは”グラン・ブルー”」
「それはなに?」
「これは、グラン・ブルー」
かなり酔っておられました。案の定注文したシシャモは忘れるわ、水みたいな焼酎もってくるわで笑わせていただきました。
至福のとき・・・最高の旅でございました。
空港で見つけたヘンなもの。
スパゲッティー・ナポリって・・・。
さて、今回長年連れ添ったAbu GarciaのカーディナルC3をお蔵入り(殿堂入り?)させることといたしました。19年前、バス釣りをやめて、トラウト釣りをしようと購入して以来、リールはずっとこれ一本やり。途中からベールのバネが飛びやすくなってしまって、バネのパーツをたくさん買って、自分で直しながら使っていました。
福井の岩魚も、岐阜のアマゴも、北海道のサクラ鱒も、ニュージーランドのニジマスも、サーモンも、ブラウントラウトも、みんなこのリールで釣ってきましたが、さすがに動きが悪くなってきましたので、ここいらで引退させることにしたのです。(なんて言って、またすぐ復活させたりして・・・)