釣り大好きのうちのですが、釣りなら何でもいい、と言うわけではございません。
出来たら、美しい山や木に囲まれた澄んだ川で釣りがしたいのです。
ご近所の河口や埋立地には毎夜釣り人が多く訪れます。パートナーがとても大きな鱸を釣り上げたこともあるのですが、わたし自身はあまり興味を持っておらず、まあ、夏などに散歩がてらちょっとルアーを投げてみる、という程度でした。
土曜日の夜も、お腹いっぱい食べたので、ちょっと散歩でも・・・という感じでした。
持っていったのは、釣り(当時はブラックバス)をはじめたときに買ったABUのベイトリール。はじめは上手く投げられなくてバックラッシュの嵐だったなあ(バックラッシュって、わかります?糸が出て行かないのにリールだけが回って、手元で糸がこんがらかっちゃう、あれです)・・・、などと思い出に浸りつつ、キャストしておりましたら、ググッと手ごたえ。
「ああ。。。ボラかあ・・・面倒くさいなあ」
いや・・・あの・・・ボラだって立派に生きている魚ですし、からすみっていう珍味はボラの卵巣ですし、ボラだったらがっかりする、というのもシツレイな話なんですけど。でもやっぱり・・・なんです。
ところが、なんだか動きが違う。
引き上げてみたら、なんと鱸でありました。
25センチぐらい、ということは「セイゴ」と言うべきですね。
(鱸は出世魚、セイゴ→フッコ→鱸といわるのは60センチぐらいを越えてから)
携帯も持たず、ほとんどパジャマのような格好での散歩でしたから、写真も撮れなくて残念。
初めての鱸釣りありました。