ドラリオン
行って来ました。もう5年ぐらい前に旅先のテレビで偶然見て、すっかりとりこになってしまい、ビデオを買って見ていた出し物が、ついに来日、これは行かねばなりますまい。
サーカスがとても好きで(生で見たことはたった一度しかないのですが)、子供のころは「ぶらんこのり」にとても憧れていました。おてんばで、うんてい(どんな字なんでしょ?はしごが横向きに空中に浮かんでいるあれです)の上を走ったり、滑り台から、滑るのではなく飛び降りたり、生傷の絶えない子供だったことや、家に「ぶらんこのり」という絵本があって、丸木俊さんという画家の水彩画の挿絵がとても素敵で、不思議なストーリーもお気に入りで何度も何度も読んだことや・・・そんなことが関係しているのでしょうか。
そんで、「ドラリオン」、高いチケットを買う価値は充分あります。玉乗り、ブランコ、人間ピラミッド、輪くぐり、古典的なネタが、すばらしいパフォーマンスと演出で観ている物を興奮させます。
そして、「音楽」 。「ドラリオン」には歌手が男女2名が出演していて、その歌声がまたすばらしい。派手な衣装で出てきて、上手くパフォーマーと絡みながら唄います。これは、ビデオで観て知っていたので楽しみだったのですが、わたし、てっきりバックの音楽は録音だと思っていました。生で観てびっくり。ライブ演奏なんですよー。
パンフレットに「アーティスティックな創造と同じ法則に従って、音楽はショーに作用します。・・・・シルク・ド・ソレイユのショーを何度見ても新鮮な感動と興奮が感じられるのは、緊張感たっぷりの超人的なパフォーマンスはもちろんだが、常に音楽をライブで演奏していることが大きい」 と書いてあって、激しく同意。
「総合芸術」といってよい、すばらしい舞台でした。
帰りにATCで韓国料理を・・・「プルコギ」というものをはじめて食しました。
夏休みの子供みたい、贅沢な一日でございました。
帰りにもらったうちわを記念撮影。