今日は久しぶりにゆったりした休日でしたので、ラムを買ってきてカレーを作りました。ちょうど庭のミントもいやというほど生い茂っていたし。
我が家のカレーはイギリスの料理人ジェイミーオリバーのレシピのアレンジです。
クミンシード、カルダモン、フェンネルシード、コリアンダーシード、シナモン、粒胡椒、岩塩などをグラインダーで挽いて、たまねぎ、にんにく、しょうが、唐辛子、生コリアンダーなどをミキサーでペースト状にしたものと混ぜて、バターで炒めます。これがルーになるわけ。ここで、うちではガラムマサラとかウコンとか・・・あれば(常備しているわけではないので)入れます。
きつね色になって煮詰まってきたら(ジェイミーはここでオーブンに鍋ごと入れて90分ほど火を入れていますが、我が家はそこは省略)トマト缶とスープストックを入れて煮込みこと約1時間。その間にラムを(鶏肉でも何でもいいのだけれど)焼いて、カレーの中へ・・・味見をしつつ、蜂蜜を入れたり、チョコレートやバナナを入れることも・・・。チャツネがあればいいのですが、あれは日持ちしなくて、一回で使い切らなくてはならないのであまり買いません。(冷凍ってできるのかなあ)とにかく何か甘みになるものを加えます。でも・・砂糖はだめだと思うなあ、たぶん。
出来上がってサフランライスに盛り付けたらプレーヨーグルトを添えて、生コリアンダーと生ミントをどっさりかけて、ライムを搾る。
冷えたビールと一緒にいただきます。
決して、決して”グルメ”ではないのです。出来上がった味はひょっとしたら「ボンカレー」と変わらないのかもしれないし。実際アウトドアで遊び疲れたあとに、飯盒で炊いたご飯と食べる「ボンカレー」は「この世でこんな美味しいものはないよ!」と断言できるほど美味しいわけだし・・・。ただ、ゆったりした気分で、作る工程を楽しむことができたからこそ、美味しく感じるのでしょうね・・・。
しちめんどくさい料理が、妙に癒しになった本日でありました。