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カテゴリー別アーカイブ: ライブ報告

SambaでSamba !!

2024.2.23
曲リスト「お品書き」とアルバムを追加しました。

西宮北口のブラジル料理店Samba Brasilでのライブにお越しくださった皆様、ありがとうございました。おかげさまで満席のライブとなり楽しく演奏させていただきました。

今回は前回のライブで飛び入りしてくださったフルートの梅田麻美子さんとパンデイロ(だけでなくあらゆるパーカッション叩くし、アクセサリー作家でもあるし、ボーカリストでもあるというびっくりの多彩さ)のちえちゃんも正式に参加していただいて4人でサンバを中心にお送りしました。人数が多くなるとある程度「決め」などをすり合わせておく必要があり、事前にしっかりリハもしていただきました。
絶妙のシンコペーションで歌詞に絡むパーカッション、後ろで旋律を奏でるフルート、そして全体を下支えするギターの刻み、これまた「ここ!」というところで入ってくるバイシャリア。至福の時間でございました。

「この曲は悲しい曲なんです」と紹介して情感たっぷりに歌い始めても、シェフが厨房のなかで踊りだして吹き出してしまう場面も・・・・。あれは身体が自然に動いてしまうんでしょうねえ・・・・。根っからのバイアノのシェフ、レジナルドさんです。

これも歌いたい、あれも歌いたい、と欲張って新曲が多くなり、準備段階で「いや、これ、どーすんの?準備できるの?」と自分のアホさに呆れましたが、いろんな楽器がなり、沢山のお客様が美味しいブラジル料理を楽しみながらニコニコ聴いてくださり、一緒に歌ってくださり、ああ、いつまでも終わらないで・・・・という気持ちでございました。

何時ものことですが、終わったらもう「すっからかん」という気分でした。
何故か演奏後のおしゃべりでは折り紙大会が始まって、皆さんナプキンで鶴を折っていました。(なんでそんな話になったのでしたっけ?)

わたしは着け爪を装着していましたので参加しませんでしたが、一時どれだけ小さな紙で鶴を折れるかに凝っていたことがありまして、箸袋なんかあると1センチ角ぐらいを作って楊枝で折ったりしたものです。寄る年波ですっかり目の焦点が合わなくなりましたので今は無理だと思います。顕微鏡使えば折れるか???

さあ、また次に向けて頑張ります。
今回も皆さんが沢山写真を撮ってくださいました。
お品書きとアルバムは後日アップいたします。

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おまけ
この写真なんですけど・・・・。

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光の加減か、店内のお肉を焼く煙にいぶされてテカッているのかわからないんですが、
なんだか質感がこれっぽくないですか?

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「よいこ」ならぬ「わるいちゅうねん」か?
いやいや、Nikkieさんは「よいせいねん」ですよ。

今回のお品書き
 
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投稿者: : 2024/02/18 投稿先 ライブ報告

 

被り物の謎

西九条、Live&Cafe Mercy Orgamonでのライブに来てくださった皆様、寒い中を本当にありがとうございました。西九条、あまりご縁がない土地でございました。阪神なんば線ができてからは一本で行ける、ということは知っていましたが、なんばへ、となると梅田経由の方が速いのであまり乗る機会がありません。
で、西九条駅についてみますと、なにやら多くの若者が、熊やらウサギやらの被り物の頭部分だけ被って歩いておられます。「へ???今日はなにかコスプレ大会でもあったのかな・・・」と訝しんでおりました。

西九条駅は、ユニバーサルスタジオへ行く乗り換え駅だったのですね。知らんかった。人混みがそもそも苦手なうちのは、「ネズミーランド」とか「ユニバ」とか全く縁がなく、おそらくこのまま一生を終えるような気がします。

これが被り物だ!

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これは楽しい!被ってみたいぞ!

ということで謎が解けたところでマーシーオーガモンにやってきました。お客さんとしてお邪魔したことは何度かありましたが出演させていただくのは初めて。お店の名物(というかカレーのお店やし)のカレーのいい匂いによだれが出そうになりつつ、楽しく歌わせていただきました。

ピアノの藤嵜佳里さんとは初めての共演、ベースの田代さんには、それこそ私が歌の師匠に弟子入りして、発表会の度に緊張で足が震えていたころからお世話になっております。なんだか似ているお二人の包み込むような温かい音に支えられ、引っ張られ、なんだか羽が生えたように自由に歌えたような気がしました。

うーん、ジャズスタンダードもやっぱりいいなあ・・・・。
ライブには、もう20年以上前に一緒にゴスペルクアイアで歌っていたお友達のナホちゃんとのりこさん(どちらもシンガーです)も来てくれて、若い頃の話で盛り上がりました。

長い時間が経ったね・・・・。

さあ、次に向けてまた頑張ります。

お品書きとアルバムは改めてアップいたします。

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記念撮影!!

お品書き
 
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投稿者: : 2024/01/24 投稿先 ライブ報告

 

Festa do Brasil !

一週間たってしまいましたが、1月13日、伏見桃山レミューズガフェの「Festa do Brasil」にご来場の皆様、共演者の皆様、お店のマスター、ママ、スタッフの皆様、ありがとうございました。

ブラジル音楽を愛する7ユニットが、さまざまな編成、選曲、テイストでブラジル音楽をお楽しみいただきました。わたしはLaFiestaのボーカルとして参加いたしました。

コッテコテ(褒めてるんです)のサンバから、洗練されたボサノバ、LaFiestaはそうですねー、ロック歌謡ボサノバ枠でしたでしょうか。本当にユニットごとのカラーが違っていて、調整なしで1曲も被らなかったというのもビックリでした。

初めてお会いするミュージシャン、オンラインでしかお会いしたことがなかったオンライン講座のクラスメイト(?)、ブラジル音楽を愛する沢山の方とお会いすることができました。
最期は、新田千穂美カルテットと一緒に「Tristeza」の大合唱。踊りまくるあけみサンバの二人に交じってうちのもステップを踏んでみましたが、あっという間に腰にきて「あたたたたたた・・・」と脱落。

トシ考えんかい!!!
いろんな方から写真頂きました。

でも本当に楽しい会でした。企画してくれたピアノの敦ちゃんにも感謝です。

 
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投稿者: : 2024/01/20 投稿先 ライブ報告

 

来し方行く末のことども思ひ続け給ふに

12月20日のJKCafe、そして本日27日のSOENでのライブに来てくださった皆様、ありがとうございました。2023年のライブ納めでございました。兎にも角にも、一年元気に(いや、コロナ感染でライブに穴を開けたことは痛恨の極みでしたが)歌い続けられたことに感謝です。

今日は15年ぐらい前にジャズでご一緒していたベーシストが来てくださいました。まあ、そのころの自分の歌がどんなだったか思い出すとただただ恥ずかしく「穴があったら入りたい」気分です。技術的な未熟さももちろん恥ずかしいのですが、その自覚のなさ、「なんとなくイケてるやん」という勘違い、本当に顔から火が出そう・・・。

5年経って今を振り返ってもきっとそうなんだろうな、でもそれは「そうであるべき」なんだろうな、とも思います。超えてみないと見えないものがあるのだ、とポジティブに考えたいものです。

恥を晒し続けることでしか前進できない、それが「芸」
ということで来年も恥知らずで参りますわよ。

 
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投稿者: : 2023/12/27 投稿先 ライブ報告

 

たずねびと

12月14日、Uncle Jamでの池田定男さんとのデュオライブに来てくださった皆様、ありがとうございました。初めましてのお客様も含め、大勢来てくださって感激でございました。

今回も、池田さんがうちののわがままな選曲に応え3本(ジャズギター、フォークギター、ガットギター)のギターを持ってきて下さり、ジャズ、ブラジル音楽、フュージョン、ビートルズにフォークソングと「あれやこれや」ならぬ「あれもこれも」と盛りだくさんの曲を楽しく歌わせていただきました。

今回も「いつも店の前を通っていて看板が気になっていた」というマダムが初めてご来店されて、とても楽しんでくださって本当に嬉しかったです。にぎやかな商店街の中のお店の強みですねえ。それにいつも素敵なポスターを作って店の前に掲示してくださっているマスターのおかげでもあります。ライブハウスにあまり出かけたことがない、生の音楽を聴く機会があまりない、というかたがたまたま通りかかったポスターを気にしてライブにお運びくださり、それをきっかけに「生の音楽」のよさを体感していただけたとしたら、そんな素晴らしいことはありません。

Uncle Jamは音響も素晴らしいですが、今回はとくにマスターにセットリストをお渡しして、「この曲の最後はちょっとリバーブを深くしてください」とか「この曲のギターはこんなエフェクトをかけてください」などこれまたわがままなリクエストをしたのですが、ばっちり応えてオペレーションしていただきました。(飲み物などのサーブでもお忙しい中のご対応、本当に感謝!!!)

アンコールではライブではめったに歌わない「さだまさし」さんの曲をお送りしました。「印象派」という大好きなアルバムの中の曲「たずねびと」。青春時代に通った喫茶店を懐かしみ、昔の記憶がよみがえる、マイナーな曲ではないのに切なさいっぱいのバラードです。

MCでもお話ししましたが、昔々、祖母が西鹿児島駅(現在の鹿児島中央駅)前で喫茶店を営んでおりました。私は中学1年生の夏休み、しばらくその喫茶店(住居を兼ねていた)に滞在していました。中学に入ったとたんに健康診断で「腎臓病の疑いあり」とされ、検査入院、経過観察ということで得意科目の体育は見学、入ったばかりの剣道部(後で復活します)も退部、でちょっとふさいでいた時期でした。あれは転地療養?というか気分転換、という親の配慮だったのでしょうか?
とにかく2週間ほど祖母と2人で暮らし、近くに住む叔母や従妹と遊びに出かけたりしました。2階の住居部分はとても狭くて布団を敷いたらもう満杯、ぐらいの広さでしたから、私は従姉と遊びに行かない日は喫茶店のカウンターの隅に座って宿題をしていました。
祖母の店ではコーヒーをサイフォンで立てており、(あれ、最近見ませんね。コーヒー通の方は布やペーパーでのドリップが一番おいしい、とおっしゃいますし。でもあのサイフォンがぼこぼこと音を立ててコーヒーが管から上がってくるあの感じ、本当に絵になると思うんです)コーヒーの香りが大好きになりました。

店には朝はモーニング「おはようセット」、昼はランチ「こんにちはセット」夕方を過ぎると「こんばんはセット」を食べにくるサラリーマンや、午後になると大学生の常連さんが訪れ、恋人同士の会話などを盗み聞ぎながら、ちょっぴり大人の世界を覗き見た、そんな毎日でした。

この「たずねびと」を聴いたときは祖母の店のあれこれ、ドアの重さ、薄暗い店内、ドア横に会ったジュークボックス(若い人は知らんやろうなあ・・・・)、カウンターから見る奥の厨房、忘れかけていた記憶が鮮やかに目の前に現れるようでした。

色褪せて
うずくまる
待つ人のない
たずねびと

気丈だった祖母ももうこの世にはいません。祖母を手伝って(実質切りまわしていたのだと思います)いた叔母はそのころ同人誌などに書く作家で、店の落書き帳(ああ、これも「That’s 昭和」懐かしい・・・)に叔母が記す2、3行の詩や散文もそれはそれは格調高く身に沁みるもので、すっかり感化されたのでした。その後叔母は「華のときは悲しみのとき―知覧特攻おばさん鳥浜トメ物語」や「下関花嫁」などで知られる作家になりました。その叔母も他界してしまい、もう喫茶「エイト」を覚えている人がどれぐらいいるかしら・・・と寂しい気持ちになることもあります。

これは「うちの」の個人の物語ですが、歌にはこうやって全く同じでなくても、もっと言えば歌詞と全然関係なくても何か人の記憶を呼び覚ます力がある、そう思っています。
まあ、記憶は案外都合よく書き換えられてもしまいますが・・・・。

沢山の歌に出会って、それを歌っていること、
それだけで無上の喜びです。
それを聴いてくださる方がいるなんて、幸運以外の何物でもありません。
また次に向けて頑張ります。

ライブ配信(有料)は12月28日までご視聴可能です。今からでも観てやろう!と思われる方は是非。

本日のおしながき
 
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投稿者: : 2023/12/16 投稿先 ライブ報告

 

Happy Christmas

10日は、師匠谷けいこのボーカルスタジオのクリスマスパーティでした。
コロナで何年も開催できず、久しぶりに皆で集まったクリパでした。出会ってから長い時間が経ってもずっと歌い続けている仲間たちに会うのは本当に嬉しいものです。
けれど、世の中を見渡せば前回のクリパの時と何かが変わってしまったよう。どう考えても「良くなった」とは言えません。

自分や他の人が歌うクリスマスソングの夢や希望が、現実の世界では見えにくくなっています。
私は David Foster作曲の 『Grown-Up Christmas List』 を歌ったのですが、歌詞で歌われる希望が見えない今の世界になんだか泣けてきました。

No more lives torn apart
That wars would never start
And time would heal all hearts
Every man would have a friend
That right would always win
And love would never end

そして、コーラスで参加した John Lennonの『Happy Christmas』
war is over
if you want it
war is over now

こうやって歌えば、願えば戦争が終わるなら、どんなにかいいでしょうね。

だから・・・というのでもないのですが、今回の「お題」だった「懐メロ(自分にとっての)」で選んだのは
イーグルスの 『Hotel California』。
ベトナム戦争のさなか、行き場のない若者の心情が見事に表現されている、と思っています。
今の状況と似ているのかどうか、それはちょっとわからないのですが、 『Grown-Up Christmas List』 だけ歌って清らかな気持ちになる・・・という自分への皮肉?反発?・・・・なのかもしれません。

そんな、複雑な思いを抱えつつコーラスで参加した『That’s What Friends Are For』でした。
歌ったとたんに昔の記憶がわあーーーーーっと押し寄せてきて・・・。
多分10年以上前(調べてみたら2008年でした)に発表会のエンディングでこの曲をコーラスしたとき、この歌をほとんど知らなくて沢山Youtube見た中で、この4人のバージョンが一番気に入っていました。
https://youtu.be/rJbw8wlEssI?si=i01SSGr5yn8PLqqa
その時は左端の人だけ知らなくて、でも4人の中でも突出して「歌いだすと空気が変わる!凄い!」と感動し、それからLuther Vandrossの曲をたくさん聴き、この人の歌で再発見した「Killing Me Softly」を後の発表会で採り上げた・・・。
https://youtu.be/hR3N7dozv3U?si=2oxPnws0b0-DhoIF
とまあ、ごくごく個人的な思い出なのですが、それがよく言う「走馬灯のように」鮮やかに場面場面まで甦ったことに圧倒されました。
音楽の持つ、スイッチというか記憶や感情の扉を開ける力はやっぱり凄いな・・・・。

音楽について、歌について、
あれこれと考えさせられたパーティでした。

since 1969 の歌詞に合わせ、フラワーチルドレンファッションにしました。
 
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投稿者: : 2023/12/14 投稿先 ライブ報告, 音楽

 

疾走中です

走っております。毎日何かと闘っているようなそんな感じです。
ということで遅くなってしまいましたが、12月1日(ああ、もう1週間以上経っている!!)の浜大津パーンの笛でのLa Fiestaライブに来てくださった皆様、ありがとうございました。
初めてうかがった「パーンの笛」、ママの温かい笑顔、落ち着いた雰囲気、心からくつろぐことのできる素敵なお店でした。

「コロナ以降ノンアルコールカクテルを充実させた」とおっしゃるノンアル、アルアル(アルコール入りという意味ね)、選べるカクテルがずらり。ネーミングがまたよくて、いろんな曲名や映画タイトルが盛り込まれています。わたしはもちろん「イパネマの娘」を頂きました。

なんと驚いたことに、ママさんは2006年(ブログを遡って日付を確認して卒倒しそうになった・・・・)の「浜大津ハロウィン かぼちゃコンサート」にLaFiestaが出演させていただいたとき、イベントの運営に携わっておられ、演奏を聴いてくださっていたのだそうです。長い時間をかけ、ご縁が繋がったようで本当に嬉しいですね。

https://luckynobee.com/2006/10/29/%e6%b5%9c%e5%a4%a7%e6%b4%a5%e3%83%8f%e3%83%ad%e3%82%a6%e3%82%a3%e3%83%b3/

うちのは、初めて乗車した京阪電鉄の京津線(けいしんせん)に大興奮でありました。
山科から乗り換えてレトロな2両編成に揺られていましたら、なんだか速度がものすごくゆっくりに・・・・「え?なんで?何かあった?」と窓の外を見やると・・なんと!いつの間にか電車が路面電車になっているではありませんか。

これも、2009年、こちらは嵐山音楽祭に出演したとき「嵐電」で経験しておりましたが、
https://luckynobee.com/2009/09/27/%e7%ac%ac%ef%bc%92%e3%83%a9%e3%82%a6%e3%83%b3%e3%83%89%e3%81%af%e3%81%84%e3%81%84%e3%81%93%e3%81%a8%e3%81%8c%e3%81%84%e3%81%a3%e3%81%b1%e3%81%84/

こんな電車がこんな近くで他にもあるなんて!全く知りませんでした。
LaFiestaのお陰でいろんなことを経験させてもらっているなあ・・・。
ご縁に感謝です。

パーンの笛は、次回来年3月16日に出演いたします。
またいろんな出会いがありますように。

 
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投稿者: : 2023/12/09 投稿先 ライブ報告

 

o meu remédio é cantar ゴーヤより苦い人生

私のお薬は歌うこと。
直訳過ぎますが、実感です。

Mクアトロでのライブに来てくださった皆様、突然の冬の寒さのなか、本当にありがとうございました。
ここのところ仕事のストレスで参っており、なかなか練習時間が取れないイライラも相まって、心身ともにあまりよい状態ではありませんでした。

でも、事前リハのスタジオでミュージシャンの皆さんの顔をみたら、パチッとスイッチが入ったような気がしました。お客様の前に立ったらますますテンションは上がり・・・・。

例によってあれこれとやらかしましたが、それでも自分でもびっくりぐりするぐらい「入り込んで」歌えたように思います。もちろんストレス解消のために歌を歌っているわけではないのです。でも、歌うことで自分を取り戻す、というか「ああ、やっぱり歌はいいなあ」と思うわけです。

一夜明けた今朝はまさに「灰」になっていました。
ブラジルのカーニバルは必ず火曜日の夜までで、水曜日は「灰の水曜日」と言われる、という話を以前聞いて、「ああ、灰になっちゃうぐらいカーニバルではじけるからだよね」と思っていたのですが、話が逆で、カーニバル(謝肉祭)、灰の水曜日、四旬節、復活祭と続くカソリックの重要な宗教行事のなかで、灰の水曜日(断食が始まる)があるから、その前にカーニバル(謝肉祭)がある。それはすべてのものが土から生まれ灰になり、また復活する、という物語の一部なのだそうです。

イエス・キリストに倣うのは恐れ多いですが、私も灰になってまた再生したいと思います。願わくばそのたびに成長していますように。

なんだか話がこ難しくなってしまいました。
兎に角楽しいライブでした。
来てくださった皆様に、
素晴らしい演奏をしてくれた男前ミュージシャン3名に、
素晴らしい場を提供して、いつも穏やかな笑顔で見守ってくれる薫マスターに
感謝いたします。

次回このメンバーでのライブは来年3月2日(土)です。
是非一緒に「灰」になりましょう。

後ほど「お品書き」とアルバムをアップいたします。今回もお客様が素敵な写真をたくさん撮ってくださいました。ありがとうございます。

お品書き
 
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投稿者: : 2023/11/19 投稿先 ライブ報告

 

あれのあれの日のライブ

Uncle JamでのCarlos Ortega &うちののぶこライブに来てくださった皆様、ありがとうございました。

日本シリーズの第7戦の日でございました。今ではすっかり野球とは縁遠くなってしまったのですが、小学生の頃は兄と一緒にナイター中継を観たり、歩いて行けるところにあった西宮球場(いまはもうなくなって跡地には西宮ガーデンズが建っています)に観に行ったり、野球盤でもずいぶん遊びました。そのころ「阪急ブレーブス(今回日本シリーズで対戦したオリックスバファローズの前身・・・ですよね?)」は毎年毎年優勝するぐらい強かったのに、パ・リーグはあまり人気がなくて、球場にあまり人が入らないので確か7回ぐらいになったら無料で入れたと思います。熱心なファンが野次を飛ばすのですが、それがまた空いている球場だとよく響くんですよね・・・。亡くなった兄は思春期を過ぎるころからは「音楽と哲学」の人でしたが、野球、というと人並みに(?)草野球に夢中になって南海ホークスの野球帽で毎日出かけていた幼い兄を思い出すのです。
ライブが終わって少ししたら「優勝」のニュースが流れてきて、地元だから商店街が大騒ぎになるのでは?と思いましたが、道頓堀のようなことにはなっていませんでした。別に偉そうに言うことじゃないですが、断然甲子園口の方が「地元」なのですけれどね。きっと皆さん、ご家庭で。あるいはお店の中で大盛り上がりしていたのだと思います。

閑話休題
今回は、いつも応援してくださるお客様に加え、お買い物帰りにたまたまお店の前の案内を見ました、とおっしゃるお客様が来てくださって、そういうのって本当に嬉しいですよね。

今回は、大好きな「Sentado a Beira do Caminho (Roberto Carlo e Erasmo Carlo)」を、カルロスと一緒に歌わせていただいたのですが、ブルースハープもちょこっと吹かせていただき、カルロスとのハモリも最高に楽しく、幸せでした。

以前にもこちらに書いたのですが、この曲を初めて聴いたのはイタリア語、BSの「小さな村イタリア」https://www.bs4.jp/italy/
でテーマ曲として流れていました。
「L’APPUNTAMENTO」/ラ・プンタメント
ORNELLA VANONI/オルネラ・ヴァノーニ
https://youtu.be/z4nhDtkzhRg?si=aepG1oRF1Wao-uCJ

好きで好きで、何とか歌いたい、英語かポルトガル語の歌詞はないのかな、と探していたら、なんと原曲はブラジルの曲だった、といううわけです。

そしてこの曲「逢いびき」という邦題で金子ゆかりさんも歌っておられます。
https://youtu.be/W6M6B86kmFQ?si=yllFhIp3NrRuAG9r

これは歌詞の内容が全く変わってしまっていて「訳詞」でなく「作詞」ですが、いい曲は世界中で愛されるんだなあ、と嬉しくなります。

まだまだ出会っていない曲が世界中に沢山ある、もちろん死ぬまでに出会うことができる曲なんてほんの少しでしょう。だからこそ、出会うことができた美しい音楽を大切に歌いたい、と思います。

いつも最高の環境を用意してくださるUncle Jamの浅野マスター、てまりママにも感謝です。
さあ、また次に向けて精進いたします。

後日曲リストとアルバムをアップいたします。

 
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投稿者: : 2023/11/09 投稿先 ライブ報告

 

浮遊感のあるメロディ

10月11日のSOENでのLa Fiestaライブにお越しくださった皆様、ありがとうございました。沢山のお客様に来ていただいて、気持ちよく歌わせていただきました。
インストのときにちょっとぼーっとしていたら、初めてSOENで歌わせていただいたころのことが想い起されて、で帰宅後に確認してみたらなんと初出演は2005年の7月でした。じゅ、18年前ですと!?嘘でしょ?ホントなの?!!という感じ。長いお付き合いさせていただいているのだなあ、と感謝。もちろんLaFiestaのメンバーにも。

できるだけ長い時間歌い続けていたい、できれば死ぬまで、と思っていますが、年々体力の衰えを実感するし、きっと声もだんだん出なくなるし、耳も聴こえにくくなるでしょう。日々の訓練を怠らないことはもちろんですが、やはり「今」精一杯できることをする、これだよなあ・・・・。と。

いかん、しんみりする。
リオ・デ・ジャネイロのショーロ学校 Casa do Choro「EPM」のオンライン講座の2023年後期を受講中。もう5回を残すのみとなりました。課題曲の難易度がどんどん上がっていっているようで、本当についていくのに必死なのですが、今回の課題曲、半音階が醸し出す浮遊感がたまらなくてすっかりとりこになっています。
「Depois dos Arcos」
Musica:Alfonso Machado,Luiz Moura
Letra:Paulo César Pinheiro

https://youtu.be/xU3XC_5peGs?si=cTmIR-F5ovYzj63A

YoutubeにはAmelia Rabello先生のヴォーカルバージョンもアップされています。この講座でたくさんの素晴らしい曲と出会えて本当に感謝しかないのですが、ただ、1曲に夢中になってしまいすぎると、自分のライブやレッスンの準備がおろそかになりがち。時間の捻出と如何に短時間で集中できるかが課題。
万年受験生のうちのなのでありました。
でも夢中になれるぐらい好きな曲を歌っているときの幸福感は最早「麻薬」の域に達しており・・・
やめられまへん!

講座は明日。頑張ります。

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投稿者: : 2023/10/15 投稿先 ライブ報告