La Fiesta は3組の出演バンドのトップバッター、皆さん身体を揺すって笑顔で聴いて下さって、とても気持ちよく歌わせて頂きました。ゲストとしてヴァイオリン奏者のイヴェールさんがコラボしてくださいました。美しいオブリガートにうっとり。どちらかというと「コテコテブラジル系」のLa Fiestaが少しおしゃれになったような気がしました。
さて、8月から「Casa do choro」というリオ・デジャネイロにある音楽学校のオンライン講義を受講し始めました。日本語通訳付きのボーカルコース。クラスメイト(?)は私を含め8名。オンラインとはいえ、講義中に一人づつ歌う「公開レッスン」。初めはとても緊張しましたし、うまく歌えなかったら・・自分だけ下手くそでは・・?とか余計な(ええかっこしいだからなあ・・・)ことばかり考えて疲れておりましたが、他の方の歌を聴かせてもらうのがとても勉強になるし、楽しい、ということに気づき、今では毎週楽しみにしています。ただ、課題曲に取り組む時間がなかなか取れず、少し歯がゆいですが。
ということで、早速最初の課題曲を今回歌わせていただきました。Nelson Cavaquinhoの “Choro do Adeus(別れのショーロ)”哀愁に満ちた素敵な曲です。歌詞に「ギター、カヴァキーニョ、バンドリン、フルート」とショーロに使われる楽器の名前が沢山出て来るんです。大野さんはギターとフルート演奏するし、Nikkieさん(錦織さん)はギターとカヴァコ「うーーーーん、全部弾いて頂戴!!!」と言いたいところでございました。大野さんが2人、Niikieさんも2人いたらなあ・・・。今回は7弦ギターとフルートでお送りしましたが、また別の組み合わせでもやってみたいと思っております。
”You must believe in Spring” Michel Legrandの大好きな一曲です。これは当初1月に予定していたこのライブのために選曲したものでした。冬の氷の下でもバラの蕾はじっと春の日差しを待っている、木々たちは、葉を落とした寂しい季節もやがて終わることを知っている・・・・春を信じましょう、という美しいナンバー。
毎回、錦織賢治さんの7弦ギターとカヴァキーニョ、大野こうじさんのギターとフルート、そしてうちのの歌、この5種類の楽器(声を含め)を曲によって組み合わせてお送りしております。短いリハの間に「これは何で行きましょうか・・・」と相談したり、前に演奏した曲を違った組み合わせでやってみたり、と、もうその段階からテンションが上がりまくるのですが、それに加え、今回はNikkieさんがちょっとだけ歌も歌ってくれたんですよ。楽しすぎるでしょ!(いえ、だからって私がギター弾いたら何もかもぶち壊し。変わったことすればよいわけではありません。でも新曲の「Tiro ao álvaro」、作者のAdoniran BarbosaとElis Reginaのバージョンが何といっても最高で、 https://youtu.be/caEFyFRc91c となると、どうしても渋い男性の声が欲しくて、当日になっておねだりしてしまったのでした。) 前回、前々回とカヴァコ(Niikieさん)+ギター(大野さん)でお送りした「Tico Tico No Fuba」を7弦ギター(Niikieさん)+フルート(大野さん)で演奏したのも楽しかったし、新曲の「Incompatibilidade De Gênios」での二人のギターも最高だったし、どの一瞬を切り取っても喜びに満ちた時間。
アントニオ・カルロス・ジョビンの曲に、“Chovendo na roseira”(バラに降る雨)という大好きな曲があるのですが、昨日は春雨が桜の花びらを散らして、この曲が思い浮かんでいました。ちなみに、”Estrada do Sol”(太陽の道)という曲もありまして、これがまるで連歌のように「夕べ降っていた雨のしずくがまだ光っている。いいお天気になったから手をつないで出かけよう」という歌詞なんですよ。