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カテゴリー別アーカイブ: あれやこれや

1週間遅れ・・・

これ、雛人形だったら嫁に行けなくなるんちゃうん?と意味不明なことをつぶやきつつ・・・

2月のカレンダー(制作:嘉山伸子まそほママから年末に頂いたもの)
https://luckynobee.wordpress.com/2015/12/20/%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96%E7%B4%8D%E3%82%81/

1月分は壁に掛けました。

 
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投稿者: : 2016/02/07 投稿先 あれやこれや

 

ウン十年ぶりにギターを・・・

昨日のCarlos師匠のレッスンから、レッスン後半はギターを教えてもらうことになりました。当たり前のことですが、今から小野リサさんみたいになれるとは思っていません。Carlosも、ステージで云々・・ということではなく、ハーモニーとリズムも自分で奏でながら歌うことによって、新しい扉が開くはずだから・・というようなアドバイスで始めてみることにしたのです。もう10年以上前にCarlosに弟子入りしたときから、時々言われていたことなんですが、当時はもう歌だけで精いっぱい、楽器は無理、と言い続けてきたのです。

母が少しクラシックギターを習ったことがあるらしく、子供の頃時々弾いてもらっていました。ギター用の譜面も何冊かあって、母が弾くことができる曲は限られていましたが。(難易度が★5段階で書いてあり、★2つぐらいまでなら・・と言っていたと思います。)わたしのお気に入りは「糸紡ぎ」という曲(だったと思う。ずっと音源探しているのですが、見つかりません。母は忘れちゃったと言うし・・。ピアノ曲の「紡ぎうた」とは違うし、「糸紡ぎ娘のうた」ともちがう、明るくてリズミックな曲でした。いつか再び出会えるといいな、と思っている曲のひとつです)と、鉄道員(ピエトロ・ジェルミ監督の映画の音楽。作曲はカルロ・ルスティケッリ)。NHKの名曲アルバムで聴いたイエペスさんの弾く「アルハンブラの思い出」や、「禁じられた遊び」に憧れつつ、鉄道員のほうはとても簡単そうだったので見よう見真似で弾いてみたりしていました。

小学校5年ぐらいの時にNHKの教育テレビで「ギターを弾こう」という番組があったので、テキストを買ってもらって、「峠の我が家」だけは弾けるようになったと記憶しています。講師は誰だったのかな。ちょっと覚えていません。そのあと、小学校の課外クラブで「フォークソングクラブ」に入り、簡単なコードを教えてもらって、「パフ」とか「花嫁」とか弾き語っていました。クラブの中で発表会のようなものがあって、人前で初めて弾き語ったのはかぐや姫の「神田川」でした。その間ずっと母の古いクラシックギター(ボディの縁の木がはがれてしまっていて音がひずんでいたけれど)を弾いていたのですが、どうしてもフォークギターがほしくて、親に泣いて泣いて何か月もしつこくねだって中学2年生の時にモーリスのフォークギターを買ってもらいました。。西宮北口に今でもある新響楽器で買ってもらった日のことは今でもよく覚えています。(たしか当時3万円ジャストだったと記憶しています。当時の我が家の財政状況など考えると、かなり無理なことをさせたような気がします。)もう、うれしくてうれしくて・・・中学卒業するまで、ほとんど毎日弾いていたと思います。そのわりにちっとも上手くならなかったんですけれど。(とりあえず弾ける曲ばっかりで満足していたのがいけなかったですねえ。。。)今でいうところの「中二病」を地で行くような、夢見るポエム少女でしたし、そのころは「物書きになりたい」なんて思っていたので、自作の詩に曲をつける、なんていうこともしていたんですが、これも自分が弾けるコードの範囲で作るものだからどれもこれも同じようなものだったと思います。(ああ、思い出すだに恥ずかしい)

高校生になってジャズを聴くようになってからギターからは遠ざかってしまいましたが、時々思い出したように触ってはおりました。

と言うことで、昨日、師匠が「Garota de Ipanema」のかなり簡略化したダイアグラムを手書きで作ってくれていて・・・。Carlosは、わたしが少しギターをかじったことがあることを知らなかったようなので、いきなり弾ける!と驚いていましたが・・。まあ、ダイアグラム見て指押さえられるからといって「弾ける」とは言いませんからねえ・・・。
それでもつっかえつっかえ、なんとか1曲鳴らすことはできました。やっぱり楽しいなあ・・・。それに、小中学校の時は和音の繋がり、といったことは全く頓着していなかったのですが、今は多少そのあたりも感じながら弾くことができると、やっぱり楽しさが違うなあ…と思った次第です。

歌いながら・・・なんてできるようになるとは思えない(やっぱり歌詞に気持ち入れながら楽器・・・は指が勝手に動くぐらい弾けるようにならないと無理だと思います。)

ピアノや、ギターや、パーカッションや、あれこれ手を広げて中途半端・・・・と思われそうですが、それぞれを極める・・のではなく、裾野を広げる、ボトムの濃度を上げることによって、少しでも唄のクオリティが上がることを信じて。だけどその時々は「極める」ぐらいの真剣さをもって取り組みたいと思います。
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持つべきものはよい師匠とよいライバル

話題かわって。
映画を見ていて、その音楽に涙する・・・ということはありますが、映像なしで(映像あるけどこの美しい女性は奏者とは無関係のイメージ画像。いや、でもめっちゃ美しいなあ・・・。こちらはこちらでお楽しみください。でも愛でるだけ愛でたら是非目を閉じて音楽のみ聴いてみてほしい。)インストゥルメンタルを聴いて・・というのはなかなかないことなんですが。これは泣きました。歌詞ないけどピアノが思い切り歌ってる。
Brad Mehldau(ブラッド・メルドー)、気になります。

 
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投稿者: : 2016/01/17 投稿先 あれやこれや

 

1月のカレンダー

先日、まそほの嘉山ママに頂いたカレンダーです。

https://luckynobee.wordpress.com/2015/12/20/%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96%E7%B4%8D%E3%82%81/

カレンダーとして使うときは、こんな風に。
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その月が終わったら額入りの絵画に
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1月はこんなデザイン。
12組が箱に入っていました。
怖くて、面白くて、ちょっと悲哀もたたえた嘉山ママの描くキャラクターが大好き。
どんなシュールな絵が出てくるか、1年間楽しみです。

 
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投稿者: : 2016/01/03 投稿先 あれやこれや

 

2016年もよろしくお願い致します。

 

年賀状2016
今年の年賀状は、防音室に飾っているお猿の置物(お猿のジョージだと思います。子供の頃絵本をシリーズで持っていて、「似ている」と言われていました。その頃は気分を害したものですが、今は、確かに・・・と思っています)を、庭の雑草に置いた切り株(これは別の鳥の置物の台)に座らせて見ました。

お猿のジョージのように、伸び伸び好奇心いっぱいに行きたい、と思います。

取りあえず、年末は掃除に明け暮れ、3ケ日は、ありがたいことにお正月もずっと営業のヨガスタジオにて忘年会続きで緩みまくった身体を絞るのと、歌の練習に明け暮れたいと思います。おお、至福だ。

 
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投稿者: : 2016/01/01 投稿先 あれやこれや

 

伝説のカレー遂に・・

ローカルここに極まれり、の話題ですのでなんのことだかわからない方ごめんなさい。

札幌から西宮に越してきたのは昭和49年のことでした。まだ西宮ガーデンズも芸文センターもなくて、阪急西宮北口駅は宝塚から今津までの線路と神戸線の線路が交差している「ダイヤモンドクロス」の時代。(結構これ危険ですよね。「管制室」みたいなものが要りそう)

駅の南口を出て西宮球場(当時は阪急ブレーブスの本拠地でした。阪急ブレーブスはその頃とても強くて、何度もリーグ優勝していましたが、パ・リーグ自体があまり人気がなかったし、優勝パレードとか、そういうのもなかったような気がします。)に向かうと、道路と道路に挟まれた三角形の中州のような場所があって、ぐるりには飲食店や、不動産屋さんなんかもあったかな。

西面(今津線に面した方)に、「サンボア」というカレー屋さんがありました。当時すでにかなりレトロな雰囲気を醸し出しており、店先には「学生の店」という看板。(これを掲げるまでにもドラマがあったようです。そのあたりはネットに詳しく書いていらっしゃる方がいました)

しばらくすると、兄から「サンボアのカレーを食べてきた」という話をよく聞くようになりました。とにかく安くてお腹がいっぱいになると・・・。小学校高学年になると、周囲の男子の口からも「サンボア」の話題がよく上りました。放課後や土曜日に行っているらしい。250円らしい、女子は誰も行っていない・・・「で、美味しいの?」と聞くと、「ウーン・・・・」と口を濁すか、酷い子になると「不味い!」と言うんです。「でも癖になる(当時はこういう言いまわしはしていなかったと思いますが、そういう意味のことを)」と・・・。誰もがそういう謎のカレー。いつか行って食べてみたい・・と思いながら一度も行かないまま、時は流れ、いまではすっかり様変わりした駅前、「サンボア」を思わせる風景はもうありません。

そのカレーを再現しているお店が西宮北口にある、ということは聞いていました。

昨日、夏に同窓会で再会した小学校の関西在住のメンバーの何人かと顔を合わせる機会があり、そのお店「インディゴ」に行こう、ということになりました。1次会でいい加減アルコール入っていたので、「いやあ・・いまからカレーはキツイっす。」状態ではありましたが、遂にあの幻のカレーが食べられるのか・・・と思うと、これは行くしかないですね。

じゃーん!
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これが、「幻のサンボアカレー”インベロ” 復刻版だ!」

うーん、なんと個性的な。ピラフというには汁気過多のライス。千切りというには少々荒いキャベツ。極薄のカツは豚なのか?ルーはサラサラ(シャブシャブ)・・・スパイシーだけどほんの少し酸っぱさもある。

「ルーに玉ねぎとか野菜入っていないじゃん」という私に、和食の板前である同級生の「当時、学生がお腹いっぱい食べられるように、値段押さえて、でも肉もつけて・・の工夫の末のこのスタイルだったのでは」という解説はかなり説得力ありました。

で・・・味ですが。
「美味しかったか?」と聞かれたら「うーん・・・・。美味しいかと言われると・・・でも癖になりそう」
当時、繰り返し聞いたのと同じ答え。あれやこれや取り混ぜて「納得の味」でございました。

ところで、お店には小学校の同級生6名で行ったのですが、店に着いたら中学の同級生が一人で飲んでいて(この人とも卒業以来でした)、そのあと、たまたま近くの店で飲んでいた、やっぱり同じ中学の同窓生達もやってきて。ひとしきり感動の再会・・・初めは「え・・・?どなた?」と思っていても、話し出すと当時の面影が立ち上がってくるようで、結局は「なあんだ、あんまり変わってない」と思えてくるのが不思議です。

店が同級生(ほぼ全員が瓦木中学校卒業生)で占拠されてしまったのでした。
いやあ・・・あまり「地元」という意識を持ったことがなかったのですが、サンボアカレーのマジックでしょうか。
「学生の店」の看板のかかった、あの店、あの町が思い出されました。

それにしても『インベロ』って、何語なんでしょう?どういう意味なんでしょう?誰か知ってたら教えてください。

楽しいひと時を過ごしました。

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同級生と
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思い出話に馬鹿笑いしております。後ろの「罰ゲーム」が気になりますね。
ちなみに、写っているお店は甲東園の「かがり火」さん、こちらをやっている人も同級生です。
U嶋さん、写真使わせてもらってありがとう!

 

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簡単そうに見えることでも・・

たいがいのことはやってみたら難しいし、いくらでも「先」があるものですね。多趣味で、そこそこなんでもできる人だと特に、何か一つのことに「憑りつかれた」経験がないと気が付かない場合もあるのかな・・と思う今日この頃。「ちょっとできる」というのと、長い長い修業を重ねてきた人、ましてやプロとの間には、もう天と地、宇宙の果てと地面ほどの差がある、ということ自体に気が付かないで、「もうちょっと続けたら一廉のものになることができた」などと臆面もなくおっしゃる方がいると、聴いているほうが恥ずかしくなりますし、自分にもそういううぬぼれが生じていないか、点検するよい機会にもなります。

自分に興味がない世界であっても、それがノーベル賞と取るようなことでなくても、何かに打ち込んでいる人、その世界に対して常に敬意を払っていたいものです。

なんでそんな話から始まるか、というと、そんなこと言っておいて、とっても失礼なことというか、無謀なことをやらかそうとしているからで。

師匠谷けい子主催のVocal Scool K’zのクリスマスパーティは、毎年余興、というかテーマを決めてみんなで音楽で楽しんでおります。本年のテーマは「danceable」。
で、うた仲間のうちCarlos繋がりのお仲間+強力な助っ人、Carlos一家の一人息子(filho único)であるSapoさんで構成されるウクレレバンド、「フアット」に参加させてもらうことになりました。ウクレレはほとんど弾けない私、ギターで(いや、ギターも弾けないんだけど)でメロディ、歌でハモリ、いろいろと案が出たのですが、結局昨日のリハーサルの結果パーカッション担当になりました。昨日はパンデイロを足で挟んで太鼓のようにして叩いていたのですが、どうも音がしっくりこない・・・。で、昨夜遅くにミニボンゴを注文してしまいました。

うん。ボンゴの音ならぴったりちゃうのん・・と注文してからYoutubeにて叩き方の基本を・・・。いやあ、もちろん充分予想はしておりましたが、難しいですねえ・・・。ちゃんと響く音出すだけでも相当練習しないとダメそう。

まあ、パーティの余興、ということでお許しいただきたいと思います。とにかく4拍子の頭をちゃんと出す(ウクレレが、裏箔で弾くところがあって、ベースか何かあると合いやすいんだよね・・・という話から始まったことなので。)ことに専念したいと思います。

でも、触ったことがない楽器、届くのが待ち遠しいです。

2時間後の追記
来たあ!安かったけど、ちゃんと革張りでチューニングもできます。なかなかいい音。
楽しすぎ。

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投稿者: : 2015/12/13 投稿先 あれやこれや

 

人は変わることができる。でも変わらないものも…。

先日、夏に行った小学校の同窓会に味をしめ、高校の同窓会に参加しました。阪神淡路大震災の年以来ですから実に20年ぶりの参加です。

高校の時のわたしは、罪悪感と劣等感の塊かつ本の虫。まあ、周囲とそれなりに楽しく会話はできていましたが、精神的には殆ど引きこもり。(いえ、ちゃんと登校はするのですが、保健室行ってるか図書室に行ってるか…休み時間はもちろん授業中もこっそり小説読んでいる、みたいな…。出席日数は満たしているのに、出席時間が危ないと呼び出されたり。

身体的にも不安定で、修学旅行では現地に着くなり気を失って運ばれたり…。
担任の先生をはじめ、養護教員さんや、図書室の司書さんに多大なる迷惑およびご心配をおかけしたものです。

今回開催されたのは、高校2年生のときの同窓会。

そんな斜に構えた少女だった自分でも、あまり気負わずにいられるよいクラスだな、と当時もうっすらと思ってはいましたが、ほとんど「逃げていた」に近い同窓会というものに今回出席して、改めて、「ああ、とってもよいクラスだったんだ」と感じました。

クラスのアイドルだった野球部マネージャーの2人は相変わらず皆の世話役で、先頃亡くなった阿藤海さん似の盛り上げ役は、相変わらずテンション高く皆を笑わせ、弄られキャラさんが、今は女子校生を教える立場なのが、妙に納得いったり。誰も他人を貶めることなく、自慢話もない、近況を聞くのも語るのも程よい節度と加減。その場にいる全員が全員に無理なく気遣いしている。

具体的に何かしてもらった…というのではなくても、混乱を極めた思春期のしんどい時期を、この人達と日々一緒だったから、なんとかサバイブしたんだなあ…、と沁々と自分の幸運に感謝していました。

皆さんは、そんなこと言われても、「へ?何のこと?」と思われるでしょうけど、ウン10年経った今、心からそう思いました。

そんなこんなで胸一杯なのに、山本さん(仮名)やヒョロさん(当時からのあだ名だったそう。わたしは初めて知りました。やっぱり当時は皆さんとかなり距離おいていたのかも)の話に泣き笑いとまらなくて、「Yさん(旧姓)笑いすぎ!!」とつっこまれまくりのnobeeさんでございました。

なかでも笑いが止まらなかったのは、男子たちが、教室後方の空きロッカーで秘密裡に運営していたという「エロ本図書館」の話でした。詳細は、皆様の現在の社会的及び家庭における責任等を勘案して、公表は控えておきますね。

いやあ、ネット時代となった今となっては考えられない涙ぐましい物語で…。青春やねえ…、って感じでした。

 
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投稿者: : 2015/12/06 投稿先 あれやこれや

 

懐かしい絵本

同じタイトルでいくつかブログ書いているなあ。カテゴリ作ろうかしら。
https://luckynobee.wordpress.com/2012/10/22/%E6%87%90%E3%81%8B%E3%81%97%E3%81%84%E7%B5%B5%E6%9C%AC/
https://luckynobee.wordpress.com/2010/11/27/%E4%BB%8A%E5%BE%8C%E3%81%AE%E4%BA%88%E5%AE%9A-14/
昨日のさうりるに続き、本日は伏見のレミューズカフェにてLa Fiestaのライブ。その前にCarlos師匠のレッスン。最近『家で食べるのは朝ごはんのみ』の生活が続いていますが、合間にちょっと一息。

徒歩1分の美術館のイベントへ、ほんの20分ほど・・・

いや、こう言っては失礼なのかもしれませんが、20分でいいかな、というぐらい小ぢんまりした地味なイベントで・・・。
来場者数の増に血道をあげている自治体関連イベントが多い中、これで各方面から文句は出ないのかしら?という疑問はあるものの、施設の規模や、近隣の状況(駐車場は少ないし、飲食店なんかもほとんどないし)考えると、とても上品でよいイベントだとも言えるわけで。昨日はちょっとしたライブがあったようですが、ほとんど家まで聞こえてきませんでした。

だいたい毎年この時期にやっていると思うのだけれど、今年は「古本市」が加わっていて・・・。
子どもの頃家にあった懐かしい本を見つけてしまい、買わずにいられようか・。

おやすみなさいフランシス
ラッセル・ホーバン(文)
ガース・ウィリアムズ(絵)

シリーズモノだったと思います。確か、この本では一人っ子だったフランシス(アライグマだったんだ。普通の熊だと思っていました)には妹が生まれて、ちょっと妹に嫉妬したり意地悪したりしていたような気が・・・。

この絵本に特に思い入れがあるのは、フランシスのパパの絵が、今は亡き私の父にそっくりだ、と当時家族で大笑いしていたからなのでした。


似ているのはこの絵だけなのです。他のページは「優しいパパ」感満載で・・・残念ながら父には似ておりません。
ちょっと(いやかなり?)気難しやさんだった私の父は、平常運転でこの顔でしたね。久しぶりに見て、やっぱり似てると思いました。練習部屋に飾っている父の写真は、珍しくニコニコ顔をとらえた(遺影にした)写真ですが、こちらの絵の方が見慣れた顔だったりして・・・。(いえ、でもわたしにとっては、厳しくても怒りんぼでも、やっぱり優しいよい父でしたよ)

子どものころから、本を沢山与えられたことは、自分にとっては何ものにも代えがたい財産だと思っていて、その点でも父母には深く感謝しています。

それから、この本も買っちゃった。
レシピなんて、いくらでもネットで調べられるのだけれど、やっぱり料理本って、楽しいんだな。つい買ってしまいます。

書いてあるコツの中に、ちょっと目から鱗の部分がありました。
早く作ってみたくてウズウズしていますが、当面お預けかな。

 
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投稿者: : 2015/10/18 投稿先 あれやこれや

 

安土桃山時代の西洋音楽

カソリック芦屋教会にコンサートを聴きに行きました。信仰は持っていないうちのでも入れて頂けました。(コンサートに限らず、教会にはどなたでも・・・と書いてありました。)

高山右近と南蛮音楽
http://www.reiyorita.com/concert/151004.html

高山右近、と言えば「キリシタン大名」で、戦国時代に摂津高槻城を治めていて・・・ぐらいのことしか知りませんでした。織田信長亡き後、豊臣秀吉の伴天連追放令で、隠遁生活、最期は江戸時代になんと国外追放処分で(そんな処分が当時あったとは・・)マニラに渡ったなんて、今日神父様のレクチャーで初めて知りました。

もっと驚いたことは、ザビエルが400年前にキリスト教をもたらした・・・というのは日本の小学校を出た人なら誰もが習う歴史ですが(ですよね?)、一緒に教会音楽もちゃんと入ってきていて、17世紀に長崎で出版されたキリスト教の作法とか祈り方を解説した「サカラメンタ提要」という書物に聖歌が19曲も楽譜付きで載っていたのだそう。

右近が開いた教会では、親が信徒になったために寺子屋を放校になった子どもたちのために教育プログラムも実施。その中には聖歌にもかなり時間を割いていた・・・・。ラテン語の読みをそのままカナにしたり、読みを活かしながらも日本語の意味が通るように(すごい!)したものも・・・。

よっぽどの高貴な身分の人以外は、西洋音楽との出会いは開国した後だと思い込んでいました。
400年も前にラテン語でグレゴリオ聖歌歌ってた子供たちがいたとは・・。

という歴史のお勉強になっただけでなく、アンサンブル・プリンチピ・ヴェネツィアーニの演奏がそれはそれは素晴らしく・・。歌はテノール2、バス1、ソプラノ1、メゾ1。楽器はヴィオラ・ダ・ガンバ、サクバット(初めて見ました。トロンボーンの前身というか、ラッパの径が小さいだけで全くトロンボーンだった)2、コルネット(古楽なのに?と思ったらこれも小さいトランペットじゃなくて、角笛でした。)2、オルガン。
どの楽器も音程がちょっとしたことですぐ狂ってしまうのじゃないかな、と思われる繊細そうな楽器ばかり。オルガンは、ミーントーンといって長3度が美しく響くように調律してある、と解説がありました。その分他の音程にしわ寄せが来るんです・・・とも。解説で弾いてくださった調3度、(ド・ミ)本当に濁りがなくて溶け合うよう。

聖堂で響く聖歌と古楽器、鳥肌が立つほど美しいものでした。教会に通う方たちの合唱も加わり、教会の中は温かくて眩しい光がいっぱいにあふれているようでした。

厚かましくも、終わってからオルガンを見学させていただきました。
電気式(もちろんここは現代アレンジ)で、常に笛部分に空気が送り込まれた状態になっていて、鍵盤を押すことによって穴をあけて空気を遠して音を出しているのだそう。パンフルートにも似た温かい音色でした。

写真も撮らせてもらっちゃった。
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「いやあ、音楽って本当にいいものですね。」
水野晴郎さんの口調で言ってみたくなる、本当にいいコンサートでした。

 
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投稿者: : 2015/10/04 投稿先 あれやこれや

 

旅に出ます。

お早うございます。電車で京都方面にむかっています。あまりお天気よくないですが、雨が降らないことを祈るばかり。

12時からオクトーバーフェスト&ジャズフェスin野洲2015~秋の収穫祭~野洲駅前メイン会場にてLaFiestaで出演させていただきますが、先程メールで、プログラムに私の名前がクレジットされていない、という悲しい知らせが舞い込んできました。手違いだそうで、主催者さまからバンドにお詫びがあったとか。

京都方面の皆さ~ん、うちのも出演いたします。是非遊びに来て下さいませ。

野洲の後は、京都市内に移動、夜は花園SOENでライブ、今夜は烏丸駅近くのホテルでお泊まりです。

また、レポートいたします。

 

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