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月別アーカイブ: 11月 2021

I will Miss Your Company

Uncle Jam での市川強さんとのデュオライブに来てくださった皆様、配信をご視聴くださった皆様、ありがとうございました。ちょうど1年ぶりの市川さんとのライブでした。

市川さんのギターの音色に包まれるような幸福感に浸りながら、楽しく歌わせていただきました。
市川さんやお客様とも話していたのですが、ずっと昔、ギターの音色は大好きなれど、いわゆるジャズギター(フルアコ、セミアコ)で歌うことに恐怖心がありました。フォークギターなどと違い音に幅、というか厚みがあって音程が取りにくかったのです。音痴コンプレックスでしたので、いつも不安なまま歌っておりました。あれから長い時間が過ぎて、そんな恐怖心を持っていたことすら忘れていたのですが、今回、市川さんの「厚みのある響き」がとても心地よくて、いつのまにか不安がなくなっていたことに気がつきました。

何かを身につける、ということは少し自由になる、ということなのかなあ・・。

昨年の市川さんとのライブは、直前に兄が倒れて入院し、大混乱の中でのライブでした。2021年の初めに兄は逝ってしまい、コロナがまん延する中親戚に来ていただくこともできず、母と妹と私、それぞれの連れ合いだけでひっそりと送り、その後もあれこれの手続きで振り回され、ずっと全力疾走しているような気持ちでした。

でも1年経ってしまうと、それもこれも遠い思い出になりつつあります。短い人生の中で、不運なことの多かった兄ですが、大好きな音楽と哲学はいつも兄とともにありました。子供のころ、2人でバスに乗ってピアノのレッスンに通ったことや、夕方になると歌謡曲のラジオ番組を2人で聴いていたこと(そのころ流行っていたのは麻丘めぐみちゃんとか天地真理ちゃんでした)など、今は懐かしく思い出します。

一生好きでいられることを子供の時に見つけて、ずっと大切にしてきた兄の人生は、幸せだったと言ってもいいのだ、と思います。ままならないことがどんなにあったとしても。

私は、と言えばあれから1年、またこうして元気に歌うことができる幸せに感謝しかありません。

兄のこと、コロナ禍、アフガニスタンで音楽が禁止されたこと、民族楽器も沢山破壊されたこと・・・あれやこれや頭をめぐって、市川さんが去年譜面を作ってくださって1年越しで歌った「Grown Up Christmas List」の歌詞を噛みしめたライブでした。

No more lives torn apart that wars would never start. And time would heal our hearts, ..
これ以上、人生を引き裂くような戦争が起こりませんように
そして時がすべての人の心を癒しますように

本当に本当に・・・。

時短が解除になったライブ、歌仲間たちとアフターも楽しみました。
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さあ、また次に向けて精進いたします。

ライブの配信は12月9日まで購入可能です。ご興味持ってくださったら是非ご視聴ください。

https://twitcasting.tv/f:176151749114549/shopcart/114194

お品書きです。

プログラム1

 
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投稿者: : 2021/11/27 投稿先 ライブ報告

 

お囃子が聴こえたような気がしました

祇園Candyでのライブに来てくださった皆様、ありがとうございした。時短要請が解除になり、時計を気にせず思い切り歌わせていただきました。

前回のCandyでのライブは7月21日、祇園祭は中止になり、川床のお店もパラパラ、歩く人もまばらな寂しい景色でした。

今日はもちろんコロナ前とは比べ物にならないですが、それでも観光用のペラペラの着物(あれ、批判する方もいらっしゃいますね。もちろん本物の着物のほうがよいに決まっているのですが、観光で京都に来た若い人にしてみたら「お金はかけられないけど気分だけ味わいたい」ってあると思うし、おもちゃ着物着たことがきっかけで和服が好きになる子もいるだろうし、何よりあれはあれで可愛いと思うのですがね)を嬉しそうに着て歩く女の子や、観光人力車の鯔背なお兄さんや…。少し賑やかになった街が嬉しくて「良き、良き」と独り言を言いながら歩いておりました。

お客様にも東京から観光で来られたというカップルもいらっしゃって、本当に嬉しかったです。

帰り道は紅葉を愛でつつ、いつもは目を伏せて急いで通りすぎる夜の街の黒服のお兄さんやゴージャスなドレスのお姉さんにも「おおっ!復活やね」と言いたい(言わないけど)京都の夜でございました。

ピアノのあっちゃんと私に素敵な花束をいただきました。
桜です。
こんな門灯が!!
 
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投稿者: : 2021/11/18 投稿先 ライブ報告

 

It Might As Well Be Spring 春の如く

Mクアトロでのライブに来てくださった皆様、ありがとうございました。
久しぶりのアルコールOKライブ、楽しんでいただけたでしょうか。

明けて本日は「立冬」。暦の上では冬です。だけど昨夜のMクアトロは皆さんの温かい拍手と、共演のNikkieさん&大野さんのきらきら光るようなギターの音色や、フルートやカヴァコの響き、ママの笑顔、少し明かりが見えてきたような解放感。まさに気分は「春」でした。

「クロッカスも、バラの蕾も見たわけじゃない
 コマツグミが飛ぶのも見ていない
でもこんなにうれしくて、まるで春が来たよう」

ヘタな和訳ですみません。大好きなジャズのスタンダードナンバー「It Might As Well Be Spring」の歌詞がこんなにぴったりくる場面があったかしら?と思いながら歌っていました。

皆さん同じなのかどうかわかりませんが、好きな曲は大体漠然とした「絵」があります。というか、聴いたときに「絵」(絵画、ではなく写真とか映像かな。想像の映像だったり、記憶の中にある風景だったり)が浮かぶ曲が好きな曲になる、ということかもしれません。
今まで、この曲で浮かぶ絵は、
「寒い寒い朝に郵便受けを開けると、大切な人からの手紙が入っていた!」
というものでした。実際にそういう経験をしたのかどうかの記憶はないのですが。
この曲を昨日歌ったわけでもないのに、「ああ、これこれ!”春の如く”だ!」と曲のイメージが塗り替わってしまった・・・ってちょっと不思議ですね。

昨日来てくれた小学校以来の友人が「かつて一人旅をした北海道の風景が思い出された曲があった」とメッセージを送ってくれて、本当にうれしかったです。彼女の中に「絵」が浮かび上がったということですからこれ以上の賛辞は思いつかないぐらいです。

とはいえ、まだまだ舌が回ってなかったり、共演者への合図が的確にできなかったり、と課題満載。
精進しなくては、と気持ちも引き締まりました。

次回同じメンバーでのライブは来年(鬼が笑ってるーーー)1月8日(土)です。次回も無事に開催できますように。
昨日一緒にあの場所にいたすべての人に感謝。元気に歌えたことに感謝です。

20211106-1
沢山の楽器と素晴らしい弾き手に囲まれて幸せ一杯。
後ほどアルバムと「お品書き」をアップいたします。

嬉しすぎてはっちゃけているの図
本日のお品書き

 
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投稿者: : 2021/11/07 投稿先 ライブ報告