「美しい空のように」かしら?
ラテンの師匠Carlos Ortegaの新しいCDです。3曲目、Carlosのオリジナル曲「Viajero」の日本語訳を担当させていただきました。スペイン語は全然わからないのに、何故にわたくしにオファーが回ってきたのか、よくわからないのですが、Carlosが一旦英語に訳したものを読みつつ、また作者本人から聞き取りしつつ・・・の作業でございました。
Carlosのように、世界中あちこちに数年単位で暮らして、そして日本で結婚して子供が生まれ・・・・「故郷に帰りたい」という気持ちと、桜の美しいこの国への愛情と、どちらも同時にある、それはまるでどちらでもない別の場所を漂流しているような気になることもある・・・・。
経験のない身にはなかなか実感としてはわからない感情ですが、強い人にしか耐えられないある種の孤独・・かな、なんて考えました。最近難民の話題があちこちで聞かれるので、否応なしに住む場所を追われた人たちの郷愁はいかばかりか・・・なんてことも少し考えたり。
ありがたくも訳者としてのみならず、「Special Thanks To」にクレジットしていただきました。