今日は夕方から明日のリハがあるのですが、その前にちょっと休日気分を。美術館に行ってきました。
遠い遠い記憶。思い違いかもしれません。子供の頃家に表紙のとれた挿絵つきの本(絵本ではなかった。わりと話が難しかったような・・・)があって、それがチャペックの作品だったと思うんですよねー。
リストを見ても、展示を見ても、結局思い出せませんでしたが、たしかお巡りさんがでてきた話だったような・・・。あれは父の本だったのかしら・・。
チャペック以外にも現代の作家の絵本原画もたくさん展示されていました。中でも特によかったのは、Eva Volfová(エヴァ・ヴォルフォヴァー)という人の「コーヒーの泡から生まれた子ネコ」
https://www.bux.cz/knihy/116662-kocicka-z-kavove-peny.html
http://london.czechcentres.cz/programme/travel-events/foam-coffee-kitty-workshop/
刺繍を写真に撮った絵本です。
なんとも味のあるデザインと、下手くそな(いえ、もちろん意図的に・・でしょうが。家庭科の課題だったら落第ですよ、これは。)刺繍が素晴らしかったです。
それから、関美穂子さんという京都の作家さんが、チャペックの「お医者さんの長い長い話」の絵を手がけられたものが、チェコで出版されて高い評価を受けていらっしゃるようで、これもまたとてもよかったです。
ちょっと滝平二郎さんの切り絵や、アイヌ民族の切り絵を思わせる・・、。あ、パルナス風でもあるなあ。
https://www.amazon.co.jp/お医者さんのながいながい話-チャペック童話絵本シリーズ-カレル-チャペック/dp/4894324806
いいリフレッシュになりました。
でも・・・夏休みの土曜日にしてはお客さん少なすぎ・・・。
暑いしなあ・・・。子供から大人まで楽しめるいい展示だと思います。9月4日までですよ。
http://ashiya-museum.jp/exhibition/exhibition_new/9285.html