N様から、6月17日の写真を沢山いただきましたので(N様、いつもありがとうございます!)、別アルバムにしました。よっぽどのものでない限り、変な顔しているものも削除しないで暴露するほうですが(だいたい変な顔削除したらUPする写真あらへん。元が元なんだからさ)、共演者と偶然同じ表情しているときがあります。おなじヘン顔だとなかなか笑えますが、これは、曲を一緒に感じている、という誇るべき証拠写真、と思い、どんなヘンな顔であろうと勲章・・と思っておりますので、ご容赦ください。
月別アーカイブ: 6月 2016
雨です
祗園のCandyに来てくださったみなさま、雨の降るなか、本当にありがとうございました。道行く観光客もちょっぴり少ない京都でした。
終わってから白ワイン頂きました。
夕べは河原町に泊まりました。定宿にしているビジネスホテル(どこでもそうかな)はいつも外国人観光客で一杯。アジア系の家族連れ、ヨーロッパからかなあ…と思われる言葉のご夫婦、ラテンアメリカ?アフリカ?勿論見た目ではわからないんですが、エレベーターで乗り合わせて、何処へ行こうか…と話をされている(多分ね。話している言語の感じでなんとなくお国や地域を推定しています)のも微笑ましく。皆さん雨に負けずに京都を楽しんでね。
さあ、しっかり朝食を頂いて、今日も頑張ります。
当たり前のことだけれど・・・
朝、ちょっとだけ出勤して仕事済ませて、高槻市役所庁舎内の生涯学習センターへ、「木谷クロマチックハーモニカ教室 ハーモニカ道場2016」に出かけました。6年前に突然〇〇の手習いでハーモニカを始めた母が出る発表会です。
若いころ少しだけギターを習ったという母、長年何か楽器をやってみたいとは思っていたようです。習い始めたものの、なかなか上達しないし、通うのも大変だし、歳いっているといえども何かと用事もあるようで、練習時間もなかなか取れない・・・なんども「辞めようかしら・・」と言うのを「続けていたらきっと上手くなるよ」と励ましつつもう6年かあ・・・。
初めての発表会の時なんて、もう伴奏そっちのけで、そもそも「テンポ」というものがあるのか・・・???聴いているこちらが疲れ果て、(失礼・・でも本当に「ああ、そこそこ!ああ、遅れた!はい、吸って、はいて・・・」みたいに力が入ってしまって)そのときは生伴奏だったのでそれでもピアノの方が合わせてくださっていましたが、カラオケでの出場の時には、完全に伴奏から離れてしまって、伴奏が先に終わってもまだ吹いてます、状態。
https://luckynobee.wordpress.com/2010/10/03/oppidom/
音を間違えても、音色がおかしくなっても、まずはリズムだよ・・・といっても演奏している最中も、後で自分の演奏を聴いてもどうやら「ずれている」ことがわからない様子。うーん、さてどうしたものか・・・。木谷先生もずいぶんご苦労されたのではないかしら。
でも回を重ねるうちにだんだんリズムに乗れるようになってきたようです。
さてさて、今回はどうかな。
出番は、10時から始まる発表会の最初の方だと聞いていました。駅についたのが10時5分。まだ大丈夫かな・・・でもせっかく来たのに、終わっていたら残念だし・・・とタクシー飛ばして会場へ。受付についたら中から「愛の賛歌」が聞こえています。「あれ?愛の賛歌やるって言ってたような・・・」ダッシュで会場へ飛び込みました。
曲はちょうど「頬と頬寄せ、燃える口づけ・・・」のところ。
前にお手本のCDと、練習中の母のハモニカを聴いていたのですが、ここ、tempo rubato(いや、カラオケなのでサイズは決まっているのですが、伴奏がノーリズムになって、「語り」のように演奏する)になっていて、「ここが上手くできない」と前日になっても電話で母が言っていた部分。「そりゃ、元のテンポが感じられないうちにルバートなんて100年早いんじゃないのー」なんて、意地悪言ったりしていたのです。
いやあ。。。歌ってましたねえ・・・・。ルバートからin tempoに入るところもばっちり。(そのあと若干危ういところがありましたが。)
ぼろぼろっと涙出ちゃいました。本当によく頑張ったねえ。
「使用後」「使用前」みたいに6年間の音源と並べて皆さんにお聴かせしたいぐらいです。
始める年齢にかかわらず、また、いくつになっても、少しずつでも努力を続けていれば、進歩できる、ということを見せていただきました。「継続は力なり」小学校の時の恩師がいつも言っていた言葉。当たり前だけれど忘れがちな言葉が改めて胸に沁みました。
もちろん続け方にもよるわけで、根気よく教えてくださっている木谷悦子先生の力に拠るところも大きいわけです。
好きな曲を、思い切り気持ちよく演奏できるようになるまで、頑張れ!
それにしても、毎回思いますが、クロマチックハーモニカの音、いいですねえ。1部のみ聴かせていただきましたが、みなさん心から音楽を楽しんでおられる姿に本当に毎回ですが、心打たれました。
巡礼
Uncle Jamでのライブにお越しくださった皆様、ありがとうございました。リオ五輪も近いので、ブラジルもの少し多めでお送りしました。ボサノバはカフェとかブティックとか本当に街中いたるところでBGMで流れているので、耳馴染の曲も皆さん多いことと思いまして、久しぶりにブラジルのカントリーミュージック、ムジカ・セルタネージャMúsica sertanejaとか、ムジカ・カイピーラMúsica Caipiraと呼ばれている曲を1曲お送りしました。
Romaria-Renato Teixeira
「ロマリア」じゃなくて「ホマリア」と読みます。単語の最初のRはハヒフヘホを喉の奥で発音するような音になります。なので、このアーティストは「ヘナート・テイシェイラ」、リオ・デ・ジャネイロは「ヒウ・ジ・ジャネイロ」という具合。お金の単位の「レアル」は「ヘアル」
閑話休題。Romaria とは「巡礼」のことです。生活が苦しい田舎の農夫が馬に乗って巡礼の旅をします。
父親も農夫だった
母はいつも孤独だった
兄弟たちはあれこれ挑戦してみたりしたけれど、結局なにもうまくいかなかった
周囲の者に勧められて、祈りをささげにやってきました
マリア様、どうか私のこの真っ暗な鉱山を走る人生の列車に、光を灯してください
わたしはピラポラ村の田舎者
お祈りの仕方すら知らない
だから、この眼差しを、この眼差しを、あなたに捧げます
オリジナルはRenato Teixeiraですが、Elis Reginaが歌って、誰もが知る曲になったとか。
この曲を聴いたり歌ったりすると2冊の全く違う小説のことをいつも想います。
一冊は石川達三の「蒼氓」。神戸からブラジルへ移住すべく全国から移民収容所(移住の審査や手続きをした施設)に集まってきた人々の一週間あまりを中心に描いた小説です。その小説に出てくるブラジルへ向かう人たちも、多くは貧しい農家の次男、三男、継ぐ農地もなく、新天地に夢を託す人たちでした。といっても、移住後もほとんどの人はコーヒー農園などに雇われ、とても苦労されたと聞きます。
もう一冊はパウロ・コエーリョの「アルケミスト」こちらは、作家がブラジル人ですが、舞台はスペイン。現代版星の王子様を思わせる不思議なファンタジー小説です。
星の数ほどある歌、たくさんの素敵な歌に出会えますように。
音楽の神様の巫女になって、素敵な歌を皆さんの元に届けることができますように。
次回のUncle Jam での市川さんとのライブは9月2日(金)です。
quando quando quando?
Tell me when will you be mine Tell me quando quando quando?
まあ、なんてロマンチックな歌詞なんででしょう。
太陽と海と風 薫り立つ ボサノヴァ&ラテン弾き語りライヴ
カルロス・オルテガ&フェリーペ中村
で、ゲストとして3曲歌わせていただきました。聴いてくださった皆様、ありがとうございました。
ライブの中でフェリーぺさんが、「めったに歌わない英語の歌」と言いながら、お誕生日の近い女性のお客様に、Happy Beithday to Youと絡めて歌われたのがこの曲、”quando quando quando?”でした。まあ、なんでしょうね、こんな事言われたらもうとろけてしまいますよねー。
フェリーぺさんのオリジナルインストにCarlosがスペイン語の歌詞をつけた”Passado e Futuro(過去と未来)”も最高だったし、サンバにアレンジされた”Sabor a mi” も新鮮でした。
フェリーぺさんの”quando quando quando?”は、人生経験を積んだ方ならではの、真剣な気持ちを少しおどけて敢えて隙?逃げ場?を作るような歌唱がもう同じように「少女」ではない女子には多分たまらんわけですが・・・
まだまだ夢見る少女(自称も含む)向けに、臆面もなく(いや、おもいきり甘く)Michael Bubleでどうそ。