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唄の世界に入り込むということ

09 8月
 
 夜更かしは苦手であるにもかかわらず、夕べはオリンピックの開会式を見ていました。スポーツ観戦が特に好き・・・というわけではないし、自国の選手を応援する、という種類の愛国心はかけらも持ち合わせていないので、オリンピックに心躍る・・・というわけではありません。
 
 入場行進を見るのが、好きなのです。知らない国の名前をきくと、その国の紹介を一生懸命聞いてしまう。「選手が3名」なんて聞くと、「おー、頑張れよう!」と思いますし、民族衣装で出てきてくれたら、もう食い入るように見ていますね。アフリカの国の鮮やかな色彩の衣装が、とても美しかったです。
204ヶ国(国と地域と言っていた。○○領どこそこなんていうのがあるからですね)、飽きもせずに全部見ました。物好き・・・でしょうかね?
 
 
 
 なんだかんだと日程が合わず、今日は久しぶりのCarlosのレッスン。一緒にライブして以来でした。かれこれ2ヶ月空いてしまった。
  今日の課題曲は「Se Todos Fossem Iguais a Você」 もしすべてがあなたのようだったら と「Rio」。
Vinicius de Moraesの詩は本当にロマンチック。それでいて深遠かつ壮大。ストレートに「I love you」というような歌詞はめったに出てきません。
このひと、生涯に9回結婚したのだそうです。恋多き・・といっても忙しすぎませんかね・・・・。いや、ちょっと想像を絶します。
 
 「Se Todos Fossem Iguais A Você」はCarlosもお気に入りのようで、とても力が入っていました。サンバを唄うときのようにリズム重視ではなく、「唄い出しから唄の世界に入り込まないと伝わらないよ」と言われました。母国語でない人間が、こういう唄を唄うのはとても難しいですね。
シュラスコ食べただけではだめだなあ・・・。
 
 
 
 
 
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投稿者: : 2008/08/09 投稿先 あれやこれや

 

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