前回(の池田さんとのライブ)に引き続き、今回も偉大なジャズピアニト、マッコイ・タイナー(McCoy Tyner)の「You Taught My Heart To Sing」を歌わせていただきました。 モノゴゴロ着いた時にはもう歌が大好きで、テレビの子供向けの番組「おかあさんといっしょ」から流れてくる童謡をいつも歌っていました。それからずっと、兎に角耳に入る歌は何でも歌う子でした。
子供の頃はアイドル歌手になりたいな、と思ったこともあるし、(そのころはまだ「アイドル歌手」という用語はなかったんじゃないかなあ。天地真理ちゃんとか麻丘めぐみさんあたりが私にとっては最初の「アイドル」かな、と思うのです。それまではNHKで歌っておられた真理ヨシコさんとか小鳩くるみさんが憧れの人でした。) 中学生になってフォークギターを弾くようになってからは「シンガーソングライター」にも憧れたものでした。でも今思うととにかく「歌う」行為そのものが好きなので、「What Kind Of 歌い手?」ということはあんまり問題ではなかったのですね。そんなただただ「唄バカ」のわたしの扉を大きく開いてくれたのは小学校の高学年2年間の担任の髙柳先生でした。
本当に元気いっぱいになって楽しく歌わせていただきました。 今回、ギターの貴公子大野こうじさんのフルート多め。何度かご披露しているGuingaの難曲「Baião de Lacan 」もフルートで。ギター2台での「Baião de Lacan 」も大の大のお気に入りですが、フルート・・・・いや、大野さん、凄すぎます。 憧れのシンガーMônica Salmasoのバージョンで全編フルートが入っているのですが、これがずっと声とハモっておりまして、こちらがいい加減な音程だと汚くなるのでとても緊張しました。
事前のリハで、イントロ、アウトロ(後奏のこと、これは日本語英語ですね)も含めしっかりアイデアを出していただいて新しい曲にもいくつか挑戦させていただき、お客様には「Pra Que Chorar」と「Romaria」を一緒に歌っていただき、シェフはいつものように踊りまくり、サッカーボールまで出てきて大盛り上がり!本当に楽しいライブとなりました。