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月別アーカイブ: 8月 2022

憧れは今も・・・

Uncle Jamでの池田定男さんとのデュオライブにお越しくださった皆様、ありがとうございました。その日は3年ぶりに開催される淀川花火大会の日。十三からお越しの我が師匠は、「駅が凄い人で、入ることさえなかなかできなかった」と。多い年には60万人もの人出になるという大きなイベント。3年ぶりということもあって、みなさんそれぞれいろいろな思いを馳せながら花火を楽しまれたことと思います。

淀川に負けじ!というのでもありませんが、ライブもにぎやかに、楽しくお送りすることができました。
UncleJamさんは、音響のよさももちろんですが、行くたびに様々な工夫が凝らされていて、今回は照明器具が増えていました。曲によってマスターが色合いを変えてくださる照明が美しく舞台に映えた、と皆さんおっしゃって下さいました。

とくに狙って選曲したわけではないのですが、今回、会場にも足を運んでくれた長年の師匠が十八番にしていた曲を、ライブの最後のほうで2曲続けて歌いました。全く意識にはなくて、曲紹介しよう!と(MCで言うことはその場で考えることも多く)いう段になって、「ひやー!これ師匠の十八番やん!緊張するう・・」と背中に汗がジトっと・・・・・・。

でも、その昔まだ歌を習い始めの頃、ライブハウスで師匠が歌ったその歌は、MCのセリフも、衣装も、すべて記憶に鮮やかに残っています。その空間は、1本の一人芝居を見るようで、「ああ・・・なんて素敵なんだろう、こういう世界を作れるようになるにはどうしたらいいんだろう・・・」と、ただただ憧れて観て、聴いておりました。

あれからウン十年。師匠のように、曲の世界を表現するにはまだまだ修行が足りないと痛感いたしました。歌いながら「ああ、ここ失敗した」とか「うーん、次の音運びはどうしようか」みたいなこと(ぼやっと意識の下の方ではありますが)考えているようではホント、まだまだですね。

それでもその「ウン十年前の憧れがずっと消えない」というところで、まだまだ自分は音楽の神様とともにある、と信じて精進しようと思います。

お品書き
 
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投稿者: : 2022/08/28 投稿先 ライブ報告

 

今後の予定2022.8-

行動制限なし、がよいのか悪いのか、関係ないのか・・・もうよくわからなくなってきました。とにかく自分が感染しないようにできる対策をすることしかありません。今後の予定です。お待ちしております。


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La Fiesta

2022年8月24日(水) 19時30分~

Jazz Cafe ZAC BARAN

(京都市左京区 熊野神社前交差点 東入100m メタボ岡崎B1F)
TEL 075-751-9748
http://www.secondhouse.co.jp/zacbaran/index.html
https://www.facebook.com/baran.zac.3

土佐まさかず(Ds)
西脇 敦子 (P)
奥島 康幸(G)
宮下 典男(B)
平口充(As)
うちののぶこ(Vo)
music fee:1,500-


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Jazz&Pops

2022年8月27日(土) 19時00分~

Live&Bar Uncle Jam

(JR甲子園口駅徒歩3分)
http://www.uncle-jam.jp/index.html

池田 定男(G)
うちののぶこ(Vo)
music fee 2,500-

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関西を代表するギタリスト、池田定男さんと、様々なジャンルの「歌」をお送りします。是非お越しください。ツイキャス配信もございます。

https://twitcasting.tv/f:176151749114549/shopcart/160542

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La Fiesta

2022年9月7日(水) 19時00分

高槻JKカフェ

土佐まさかず(Ds)
西脇 敦子 (P)
奥島 康幸(G)
宮下 典男(B)
平口充(As)
うちののぶこ(Vo)
misic fee お志

今回も夜ライブです。

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投稿者: : 2022/08/07 投稿先 ライブのお知らせ

 

怒涛の一週間 津和野への旅

7月29日のArteCoda、8月3日のCandyでのライブに来てくださった皆様、ありがとうございました。京阪関目駅スグのArteCodaでは、ドラマー兼ベーシストという多彩な才能をお持ちのお客様がセッションに参加してくださり、楽しいライブとなりました。また、Candyでは酷暑の中来てくださったお客様が盛り上げてくださる中、本当に気持ちよく演奏させていただきました。

さて、小学校を卒業する時のクラスの文集の最後に「私の将来」というコーナーがあり、それぞれの夢を寄せ書きしたものがあります。わたしはいろんなものをきちんと管理できる方ではなく、引っ越しも何度もしているので保管していなかったのですが、何年か前に同窓会があったときに、きちんと保管してくれていた同級生がそれをPDFにしてくれたのです。私が何を書いているか、すっかり忘れていました。
「DJと私立図書館」と書いています。DJというのは、そのころ放送委員会で学校放送を担当しており(アナウンスはしていなかったのですが、いっちょ前にラジオドラマのようなものを作ったりしていました)中学もしばらく放送部に入っていて「ラジオのDJ」に少し憧れていたのでした。そして「私立図書館」です。
これは絵本の図書館を作りたい、と思っていたのです。原画を買い集めて美術館・・・・でないところが子供らしい夢ですね。特に「全部集めたい」と思っていたのが安野光雅さんの絵本でした。

記憶にある一番古い安野さんの絵本は「ふしぎなさーかす」という絵本。絵も大好きでしたが、優しさとユーモアにあふれた文章も大好きでした。

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中学校の修学旅行が萩・津和野(宮島も広島も・・という強行軍でした。本当は毎年御岳登山が修学旅行先で、私の学年もそのはずだったのですが、なんとその直前に御岳山が噴火して、急遽一般の団体旅行に変更された、と聞きました。)と聞いたときは安野さんの出身地である津和野に行けることが嬉しくて、そのころはまだ「安野光雅美術館」ができるずっと前だったのですが、それでもとても楽しみでした。
津和野のカソリック教会、堀に泳ぐ鯉、展示してある貴婦人(蒸気機関車)、今でもよく覚えています。けれど、津和野の滞在時間は本当に短くて、あれどれぐらいかな、2時間もなかったんじゃないかしら・・・・。小さな町ですし、仕方がないのかもしれませんが、もう少しゆっくり見たかったな、とずっと思っていました。

安野光雅さんは昔、NHKの週刊ブックレビューという番組に出演されており、母もファン。ということで、6月が誕生日の母のお祝いも兼ねて、2つのライブの間の日程で、津和野へ一緒に行ってまいりました。

安野光雅美術館、とっても素晴らしくて、小さな美術館でしたが、3時間ぐらい、じっくり安野さんの世界を堪能しました。今回訪れた時の展示は「旅の本」のデンマークとイタリアが中心でしたが、本として出版されていない、「しぜんのくに」という保育雑誌の表紙に描かれたという「おたより」という作品群に特に惹かれました。はなこさん、という女の子とおじいさんを中心に四季折々の暮らしや行事が描かれているのですが、書かれている文章のユーモアのセンス、温かさ、見ているだけで心がぽかぽかするような、優しい世界。是非出版してほしいなあ・・。

コロナの影響もあってか観光地はガラガラで、日本遺産センターという観光案内所のスタッフの方が熱く語る津和野の歴史も、森鴎外記念館も、カソリック教会も、ほとんど貸し切り状態でゆっくり堪能できました。

宿泊したお宿「のれん宿 明月」さんも、細やかな心遣いと飛び切り美味しい料理で、本当にくつろがせていただきました。1日目は色浴衣を貸していただいたのですが、母も私も和服や浴衣を着る機会などほとんどなく,YouTubeを頼りになんとか「お文庫結び」に帯を結い、記念写真も撮っていただきました。

ちょっと慌ただしい日程ではありましたが、日常を離れ、母娘でいい思い出になったな、と思います。

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ちょっと寂しい・・・・

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見よう見真似の「お文庫結び」本当はリボンがもっと上で寝ている(水平に)感じらしいです。

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鮎・・・絶品でございました。地酒の「華泉」も美味しかった!

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津和野はええとこですよ!!