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月別アーカイブ: 4月 2018

今後の予定

あっという間にGW。つつじがきれいに咲いています。
ライブのお知らせです。皆様のお越しをお待ちしております。

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La fiesta

2018年5月3日(祝・木)13時~

高槻Jazz Street  URGE 高槻会場

http://www.0726.info/

土佐まさかず(Ds)
西脇 敦子 (P)
奥島 康幸(G)
宮下 典男(B)
平口充(As)
うちののぶこ(Vo)

お天気が心配ですねー。晴れますように。

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Jazz

2018年5月14日(月) 19時~

高槻JKカフェ

うちののぶこ(Vo)
西脇敦子(P)
渡部春雄(B)
土佐まさかず(Dr.)
music fee:お志

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Samba&Bossa Nova

2018年5月29日(火) 19時30分~

Mクアトロ

(尼崎市南武庫之荘1-14-20ジミーズマーケット2F)
tel 06-6433-3126
http://www.geocities.jp/m_cuatoro/Mcuatro.htm

うちののぶこ(Vo)
大野こうじ(Gt,Fl)
錦織賢治(7G、cavaquinho)
music fee 2,200-

2018.5.29

このメンバーでのライブも3回目。今回もブラジル音楽をたっぷりお届けします。是非是非お越しくださいね。

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Samba&Bossa Nova

2018年6月16日(土)20:30~

Cheers Australian Wine Bar

西宮市上甲子園5丁目1-1

うちののぶこ(Vo)
錦織賢治(G)
music fee:¥1500-
http://www.cheers-winebar.com/
https://www.facebook.com/Cheers-WINE-BAR-151437314922733/

前回3月3日の雛祭りライブに引き続いて、ギターのNikkieさんとBossa Nova & Samba、ブラジルものをたっぷりお送りいたします。阪急今津線の「阪神国道」か阪神本線の「久寿川」が最寄駅です。ワインとお食事、とっても美味しいですよ。是非!

2018.6.16

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投稿者: : 2018/04/28 投稿先 ライブのお知らせ

 

しあんくれーるの思い出

長くなると思いますし、音楽とあまり関係ないので、タイトルで興味惹かれなかった方はどうぞ読み飛ばしてくださいね。

先月1週間ほど入院していたのですが、同級生がお見舞いに・・・と1975年のスイング・ジャーナルを持って来てくれたのです。

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1975年特別号。ジャズピアニスト特集です。で、ぱらぱらとめくって眺めていたところ、広告欄に懐かしい店が・・・。

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もう建物も残っていないそうですが、1956年からあったジャズ喫茶の草分け的なお店だったそうです。一度だけ行ったきりなのですが、わたしにとっては、ほろ苦い青春の思い出の店なのです。

あれは中学三年生の頃、無駄に多感だったわたくし、夏休み前になると書店からもらって来ていた「新潮文庫の100冊」という小冊子で見た高野悦子さんの「二十歳の原点」のタイトルに惹かれ、読んで衝撃を受けました。

どう衝撃を受けたか・・・ということは思い出そうとすると、あまりの青臭さに赤面してしまうばかり。とても今ここに記す勇気はありません。
本当に本当に失礼な言いかたなのですが、年齢を重ねて今読み返すと「自殺なんてしないで逃げ出すなり、なんとかやり過ごすことはできなかったものなのか。そうしたらきっと楽しいことが沢山待っていただろうに」と思ってしまうのですが、何度も言いますが「無駄に」多感だったその頃の自分にとっては、 「独りであること、未熟であること、これが私の二十歳の原点である。」で始まる、自死してしまった現役の大学生が日々の悩みを赤裸々に綴った日記に、もう、なんというか絶望やら憧れやら恐怖やら、受け止めきれない感情を呼び起こされたものでした。

で、その高野さんの日記の中に「しぁんくれーる」で音楽を聴きながらコーヒーを飲むシーンが何度も出てきまして、ちょうどジャズを聴き始めたころとも重なっていたので、「いつか行ってみたい」と思っていました。

今では仕事が終わってから京都へ移動、日帰りライブで終電帰宅・・もしょっちゅうの生活ですが、そのころ「京都」というのは、「遠足で行く場所」。めったなことでは、しかも一人で行く、なんて考えられなかったのです。本では正確な場所もわかりませんでしたし。

高校生になって「ピア」たっだか「エルマガ」だったかを見ていたときに上の写真の広告を見つけた時に初めて住所がわかり「これは行かねば!」となったわけです。

秋だったと思います。学園祭のシーズンで確かたまたま通りかかった京都府立医大の学園祭のほんの入り口に恐々入ってみたり、御所の周りを散策したりしながら、お店を探しました。

見つけた「しぁんくれーる」、1階はクラシック喫茶、2階がジャズ喫茶でした。ドキドキしながら2階の席に座ってコーヒーを飲みました。「高野さん、やっと来ました」という思いと、一人で喫茶店、しかもジャズ喫茶というシチューエーションに、すっかり大人になったような気分になんだか誇らしげな幼いわたくしでございました。

ただ(ただ・・と否定する必要もないのですが)、大きなスピーカーから流れていたアルバムがマリーンさんの「サマーナイト」だったんですよねー。マリーンさんは大好きではあったのですが、「サマーナイト」はラジオで何度も聴いていましたし(売れに売れていましたから)、ジャズ喫茶というからにはもっと「ジャズジャズしい」音楽が流れているものと思っていたものですから、少々拍子抜けしたのは確かです。気分としては「Left Alone」なんかがぴったりだったかなあ・・・。(勝手な客)

あ、でもわたくし、ソロでお店でお酒飲んだり食べたりするの平気な方なのですが(平気、というかわりと好き)この時がデビューだったのかもしれません。

そして時は流れ・・・・・。そうですね、10年以上は経っていたでしょうか、京都に行く機会がありまして、「もう一度しあんくれーるに!」と心に決めていたのですが、もう住所がわからなくなっていて、記憶を頼りに探し回りました。けれど覚えているはずの場所に行ってもありません。諦めきれなくて交番で尋ねてみたのですが、やっぱりわからず。

今回、この広告を見てやっとわかりました。わたし、うろ覚えで、御所の西側の通りをずっと探していたのですが、東側だったのですね。府立医大病院の近くだったのだからそこを探すべきでした。

こんな感覚、インターネットがある今の若い方には考えられないことでしょう。スマホでちょとググれば店の場所も、他の情報も簡単に手に入りますものね。

雑誌をプレゼントしてくれた友人はもちろんこんな思い出を知っていたわけではありません。けれど、遠い青春時代を懐かしく思い起こすことができる程度に時間を重ねてきたこと、それが如何に幸運なことか、ということを教えてくれた素敵なプレゼントでした。

 
 

ハナミズキ

ZAC BARANでのLa Fiestaライブに来てくださった皆様、冷たい雨の降る中を、ありがとうございました。

京都は海外からのお客様が多いところですが、ZAC BARANさんは特にお客様が国際色豊か。平安神宮は海外からの方にはかなり人気の高いスポットと聞きますし、ゲストハウスも点在しているからでしょうか。昨夜も海外からのお客様と思しき方がちらほら。店内では英語が飛び交っておりました。

ZAC BARANさんですが、

京都・左京区の老舗ジャズカフェ
40年前の照明や壁がそのまま残る、懐かしいムードのザックバラン。
昔からのオールドマンから現代の若者までザックで語り明かしてください。』

とお店のWEBサイトに紹介があるとおり、『昭和後半』な人間にとっては、なんとも言えない郷愁を誘うお店です。昔観た村上春樹原作、大森一樹監督の「風の歌を聴け」という映画(これは舞台が神戸という設定だったと思いますが、ロケが西宮で行われていまして、夙川のほとりにあったレストラン「クリスボン」とか市民グラウンドのサッカー場とか武庫川河川敷とか、地元民にとってはたまらなく懐かしい映像満載の映画なのですよ。)に出てきそうな、うーん、何というか、まさに「昭和後半」

京都は学生の街、40年前ならば髪をのばした「ガロ(わかる?)」のような学生や、熱く政治を語る若者なんかでにぎわったかのなあ・・・なんて想像しながら歌っておりました。この店の雰囲気、海外からの方の目にはどんなふうに写っているのかしら。

桜の季節も終わったというのに、ライブが終わって外に出たら寒くてびっくりしました。見上げると熊野神社前、ハナミズキの大木が美しい薄紅色の花を咲かせていました。

元気に歌が歌えたことに感謝して、また頑張りましょう。

 
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投稿者: : 2018/04/18 投稿先 ライブ報告

 

新しい気持ちで

祇園CandyでのLa Fiestaライブにお越しくださった皆様、ありがとうございました。3月にちょっとした手術をしまして、昨夜は「復帰ライブ」でございました。命に係わる状況ではなかったのですが、それでもつい悪い想像をしてしまったり、あれこれと考えることの多い日々でしたが、周囲の人の温かい言葉に勇気づけられ、サポートもしていただき、ライブ予定をキャンセルすることなく、復帰することができました。
昨日は、いつも来て下さるお客様以外に、アイルランドから初めて観光のために来日、京都のあとは高山、鎌倉、東京と回る予定、というダブルカップル4名、そして30年来のCandyの常連というこれまた世界のあちこちでお仕事されてきたお姉さまも来てくださいました。アイルランドは英語圏。Candyでボーカルが入るときはほぼ英語(JAZZ)。そのつもりで来られたのだとしたら悪いなあ・・ポ語の歌つまらなくないかなあ・・・と少し心配になったのですが、2セット目まで楽しんでいただけて、嬉しかったです。お姉さまも「ボサノバもいいわね。”Não Deixe O Samba Morrer”が特によかったわ」と言ってくださいました。

元気に歌うことができる、ということがどれほど幸せなことか、改めて感じたライブでした。

また新たな気落ちで、これからも頑張ります。

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友人から花束を頂きました。感激!

 

 
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投稿者: : 2018/04/10 投稿先 ライブ報告, Uncategorized