昨日は、Full な一日でした。
朝から、たまりにたまった家事を少しだけ片付けて、午後はカルロスのレッスンに行く前に、靴と鞄のクリーニングをしてくれる、という店に行ってみました。
大概、何でもぼろぼろになるまで(ぼろぼろになっても)使うほうで、パートナーによく「それ・・・・まだ使うの?」と聞かれるのですが、けっして「ぼろぼろ」なものを好んでいるわけではありません。けれど使い込んだものって、愛着があるのですよねー。使い込むものというのは「使いやすい」ものであるわけだし。同じものがあれば買い換えたい、と思ってもなかなか見つからないわけです。
で、数年前に「agnes b」で購入したショートブーツ。ウインドウに展示してあったものが気になって、何度も見に行って、履かせてもらったらサイズが合わなかったので取り寄せしてもらって、値段は忘れてしまったけど、わたしとしては精一杯「清水の舞台(ちょっとオーバーか)」な靴でした。履き心地が最高で、散々履くものだかから本当にみすぼらしくなってしまったので、もうそろそろ処分しなくちゃいけないかなーと考えていたところ、新聞の折り込みチラシで、「クリーニング&染め直し」というのを見つけたので、出してみることにしたのです。
出来上がりが楽しみです。ぼろぼろの写真とっておけばよかったなあ・・・(before/afterって言うんですか、あれね)などとつらつら考えつつ、カルロスのおうちへ向かいました。
で、カルロスのレッスンです。6月に二人でライブをすることになったので、選曲を・・・・。”あれ、演りたいね””この曲もよいね”と選び出したら、唄いたい曲がいくらでもでてきてしまいました。結局2時間近いレッスンに・・・・。Luiz先生といい、カルロスといい、わたしはかなり迷惑な生徒ではないかしらん・・・?と思いつつ夢膨らむレッスンでした。
そういう密度の濃いレッスンだったので、帰宅したときには結構疲れてしまっていて、なんだか熱っぽくなってきました。
「あれえ・・・これはいかんなあ・・」
だけどそんなことも言っていられない。急いで支度して、いざ茨木へ!道路が比較的空いていたので一時間弱でつくことが出来ました。
昨日のお客様、とっても熱心に聞いてくださるかたが多くて、なんだか感激でした。マスターをはじめお店のスタッフの方も、いつも盛り上げてくださるので、本当に気持ちよく唄えます。ただステージも、お店もとても広いので、そのハコゆえの面白さ、難しさがあります。多分室温や、お客様の数や、いろんなことが影響しあうのでしょう。昨日は「Samba do Aviao(ジェット機のサンバ)」の演奏中、みんなの音が突然回る感じになり、ドラムの音が消え・・・・わたしも、他の演奏者もきょろきょろ、とたんに気持ちよく保っていたリズムが「あれ?あれ?あれ?・・・・」みんなで総崩れ・・・になる前に持ち直しましたが、面白いことがあるものです。PAを触ったわけではないのに・・・。ドラムの土佐さん曰く、「急に音が聞こえなくなった」とのこと、他の人は「土佐さんが脳梗塞かなんかで倒れたと思った」というし・・・。なんといっても演奏していたのが、ジェット機のサンバですから・・・。
「突然の気流の変化に備え、お座席におつきの際は、シートベルトを常にお締めおきください」
飛行機に乗ると必ず流れるこのアナウンスが脳裏をかすめました。
ちょっとしたハプニング。
FMでチック・コリアのスペインを聞きながら、車を飛ばして帰ってきたのですが、そのころには熱っぽかったことなどすっかり忘れて元気でした。思えば子供のころからあまり身体が丈夫とはいえなくて、散々親を心配させてきましたが、なかなか図太くなったなあ・・・なんて考えながら、家についたらもう日曜日になっていました。
でも、油断はいけません。体調を整えるため(ほんとかよ?)今朝はちょっとだけ寝坊しちゃいました。