大きな大きな変化の波に翻弄されております。ライブの報告も綴れずにいました。まだまだ落ち着かないのですが、少しずつ自分を取り戻していきたいと思っています。
大波にさらわれる直前の3月12日から、母と二人で岐阜に行きました。すっかり足が弱くなり、「最後の墓参り」などと弱気を言う母を叱咤激励しつつの旅でした。早起きが全くダメな母のため(私は昔から目覚まし時計要らずの早起き。親子でもずいぶん違います)11日の晩は大阪駅上のホテルに泊まって、12日の朝8時の「特急ひだ」で岐阜へ。つい先日実家に来てくれた叔父、叔母と墓参り。
従妹は20年ぶりぐらいに会いました。でも昔よく一緒に遊んでいたので、まるでしょっちゅう顔を合わせているかのように話せる。嬉しいことです。その日の晩は叔父・叔母・従妹、私たちの5人で会食、思い出話に花が咲きました。今回の宿は「長良川温泉十八楼」長良川のほとりに立つ老舗です。ベランダには長良川が見渡せる展望風呂。夕日が沈む景色は絶景でした。




一日明けて、翌日は岐阜市内を散策。タクシーで母の通った(おお!!何年前???)幼稚園を探しに行きました。大体の場所を告げると運転手さんが「いまでもありますよ」とのこと。一人で市電に乗って(今では考えられないですね)幼稚園に通っていて、そのころはずいぶん遠くまで通っていると思っていたら、その後高校に進学して、幼稚園が目の前にあった、ということらしいです。
そして・・・「あったー!!!」とても親切な運転手さん、車から降りて写真を撮ってくださいました。

午後は宿周辺を散策、岐阜うちわの工房で素敵な団扇を買いました。扇子より団扇のほうが使い勝手が良いため、夏はいつも鞄に入れています。ずっと使ってきたものがもうボロボロだったのでほしいと思っていました。

その後は岐阜公園へ。母は味噌田楽が、とくに里芋の味噌田楽が大好物。子供のころから「(自分の)お墓に供えてね」とよく言っていました。岐阜公園の中には昔から味噌田楽の店が数軒あったのですが、公園の中も随分整備されておしゃれなカフェやお土産物屋さんが建ち並んでおり、「もう味噌田楽の店ないかもしれないね」と話しながら・・・これがなかなか距離があり、かなり頑張って到着。あ、あったー!!!




前に母とこの岐阜公園を訪れたのはもうずいぶん前、父が6月に倒れて12月に亡くなるまでICUに入っており、その間ほとんど意識がなかったのですが、母は毎日毎日自転車で病院に通っていて、少し息抜きも必要、と昼の面会時間を終えてから西宮を出発し、翌日の夕方の面会時間に間に合うように帰る、という強行軍の旅でした。あれからずいぶん時間が経ちました。
今回の旅では素敵な岐阜提灯をアレンジしたランプを見つけ、父と兄の遺影の前に飾りました。

その日の晩は十八楼さんの豪華お料理に舌鼓。ほんとうに、一つ一つどれをとっても美しくかつ美味でした。








最終日は母の幼馴染の郁ちゃん(母に倣ってちゃんづけしてますが大先輩です)にお会いして、岐阜駅前でランチして帰路につきました。
最後、なんて言わずにまた行こうね、お母さん。