前回(の池田さんとのライブ)に引き続き、今回も偉大なジャズピアニト、マッコイ・タイナー(McCoy Tyner)の「You Taught My Heart To Sing」を歌わせていただきました。 モノゴゴロ着いた時にはもう歌が大好きで、テレビの子供向けの番組「おかあさんといっしょ」から流れてくる童謡をいつも歌っていました。それからずっと、兎に角耳に入る歌は何でも歌う子でした。
子供の頃はアイドル歌手になりたいな、と思ったこともあるし、(そのころはまだ「アイドル歌手」という用語はなかったんじゃないかなあ。天地真理ちゃんとか麻丘めぐみさんあたりが私にとっては最初の「アイドル」かな、と思うのです。それまではNHKで歌っておられた真理ヨシコさんとか小鳩くるみさんが憧れの人でした。) 中学生になってフォークギターを弾くようになってからは「シンガーソングライター」にも憧れたものでした。でも今思うととにかく「歌う」行為そのものが好きなので、「What Kind Of 歌い手?」ということはあんまり問題ではなかったのですね。そんなただただ「唄バカ」のわたしの扉を大きく開いてくれたのは小学校の高学年2年間の担任の髙柳先生でした。