18日土曜日は、京都は伏見のレミューズカフェさんで、8ユニットによるブラジル音楽ライブでした。
私は、錦織賢治さんの7弦ギター、とみやんのパーカッションとのトリオ「Grupo Três Corações」と、お馴染みLaFiestaの2つのユニットで参加させていただきました。
ユニットそれぞれに個性豊かで聴きごたえたっぷり。お客様も含めてブラジル音楽関係者がほとんどで妙に緊張してしまい、1ユニット目の前半はボロボロ…。
「何、ビビってるねん?」と自分に呆れていました。
一つ目のステージが終わってから、入り口付近にお一人で来られていたご高齢の女性に話しかけられました。「あんな、教えてほしいねん、あれ、ちょっと遅れてないか?」ステージではあけみサンバさんが演奏中。「あ、そんなふうに聴こえますよねー。あの感じがサンバ独特なもので、遅れているわけではないんですよ」と説明にならない説明。
お姉さんは英語が得意、ご自身はダンスが得意、ということで、戦後進駐軍の施設でダンサーとして踊っておられた、と話されながら踊り出し、いやあ軽やか、軽やか。
「うちな、昭和○年生まれやねん」またまたビックリ。亡き父と同い年でした。お顔は艶々(なんも塗らんねん)、背筋はピン!
ほどなくして「帰るわ!あんた、よかったでえ」
店前に停めていた自転車にまたがって颯爽と帰っていかれました。お名前もお聞きしなかったけど、またお会いできるといいなあ・・。
演奏後は出演者の方とも親しくお話させていただいて本当に実り多い一日でした。
お越しくださったお客様、マスター、ママさん、スタッフの皆さん、ご出演の皆さん、本当にありがとうございました。
