にはまだ早いんですが、今回「枯葉のサンバ(Folhas Secas)」を歌って、
一体何度
歌いながらこの丘を登ったことだろう
いつも太陽が私を照らしていた
こうやって人生を終わっていくのだろう
時が、もう私が(老いて)歌うことができなくなったことを知らせるとき
私はギターとともに若い頃を懐かしく思い出すのだろう
という歌詞が切なく身に染みてしまいました。
Mクアトロでのライブに来てくださった皆様、ありがとうございました。錦織賢治さんのカヴァコと7弦ギター、大野こうじさんのフルートとギター、とみやんのパーカッション。回を重ねるごとに楽しさが倍増するメンバーでお送りしました。
枯葉のサンバではありませんが、自分自身、いろんなことを同時に算段する能力が低下しているなあ・・と実感します。4月以降昼間の仕事が新しくなったので、そちらに脳の計算機能(もともとが知れてるんですよねー)がみんなそちらに持って行かれたような状態で、メモリもCPUもスペックは昭和でございますので、まあ、本当に青息吐息。物理的な練習時間の確保の問題もありますが、それよりも自宅で「音楽に集中」と思ってもなんだかうっすらモヤがかかったように感じたり。
そんなことにとても歯がゆさを感じる日常だったのですが、先日のGilberto Gilのコンサートでは83歳のスーパースターから元気をもらいましたし、やっぱり素晴らしいミュージシャンと、音楽を愛するお客様に囲まれて、楽器の音が鳴って、歌い始めたらそんなモヤモヤや悲しい気持ちがみんな吹っ飛んでしまいます。幸せが一気に噴き出す感じ・・・。Gilberto GilのコンサートタイトルでもありましたAquele Abraçoを歌っているときは高揚感が凄すぎて声が裏返ってしまいました。(おいおい、それはアカンやろ)
ということで本当に楽しく歌わせていただきました。
また皆さんと楽しむことができますように。
次回同じメンバーでのライブは年が明けて1月10日(金)です。
後ほどお品書きとアルバムをアップいたします。![]()














