美術博物館のイベントに行ってきました。
岡登志子×高瀬アキ 即興公演
ピアノとダンスです。高瀬アキさんは、昔ジャズピアノの教則本を持っていたと記憶しているのですが、(まったく弾けません。念のため)見当たらない。記憶違いかもしれません。
エントランスに椅子席と座布団席。座布団席のかぶりつきに胡坐で鑑賞させていただきました。
はじめから終わりまで
口あーんぐり
圧倒されました。即興のピアノもすごければ、ダンスもすごい・・・。「パフォーマンス」と言って演るからいいものの、道端でやったらただのおかしな人。でも身体能力の高さと、迫力で、それはすばらしいパフォーマンスになっていました。ピアノは、(この美術博物館、音楽ホールでないのにすばらしいベーゼンドルファー持っているんですよね。なんだかもったいない)蓋の部分をとってしまって、弦を直接はじく、叩く(内部奏法と言うのだそうです)、奇声はあげる、上からピンポン玉が降ってくる、
狂気とアートは紙一重・・・というのを改めて感じた次第です。
入館料のみのパフォーマンスということで、大勢のお客さん、小さい子供さんもたくさんいたのですが、みな「固唾を呑んで」という感じで、妙に静かな空間になっていました。
自分のやっていることと、どこで繋がるのかはわからないのですが・・・どこかでいつか繋がることがあるかしら・・?と思いつつ、
なぜか、パフォーマンスを見ている最中から無性にワインが飲みたくなり、そのままスーパーへ行ったのでした。
ご近所で買い物もアートも楽しめる、この土地に住まうことにしてよかったと思います。
さあて、では即興ソングなど・・・いやいやそんな高度なことに取り組むことができるのはいつになることやら・・。
何にせよまだまだ「教則本」の必要なわたくしでありました。
岡登志子さんにも高瀬アキさんにも、あやかりたい蚊帳つりたい(ふ、古!)
合掌
<(_ _)>