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NZ 釣り旅行 その7 再び訪れるその日まで

Te Anauにお別れを言う日が来ました。
荷物をまとめて、かさばるキャンプ道具はポストショップから郵送。

空港のあるQueensTownに向けて出発です。
いったん荷物をまとめたら、釣りはもうしない、というのが通常なのですが、今回見つけたいいポイントが、Queens Townへ向かう途中に点在してることもあって、普段着のままちょこっとだけ竿を出しました。

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まだまだ水は濁っています。
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羊の親子が遊びに来ました。

反応はなし・・・。そうでしょうねえ。

さてさて、QueensTown空港に着いてからずいぶん時間がありましたので、外のベンチでのんびりしておりましたら、なにやら背中に毛むくじゃらの物体が・・・。
ぎょっとして振り向くと、日本でよく見るトイプードルを巨大化させたような犬が、ベンチに乗っています。
「プードルとなんとかのミックスなんだ。だからシュヌードル。」
犬の向こうに座ったご老人が、まるで”会話の続き”であるかのように話しかけてくるものだから、こちらも「へえ。。そーなんですか」と返してしまったら、おじいさん喋りまくり。話し相手がほしかったんでしょうね。
ブリスベンから帰ってくる息子さんを迎えに来たのだそう。もう80歳は優に超えていそうなおじいさん、かつてはジュエリーを商っていたそうで、日本とも取引があったんだ、と話していました。「トーキョー、オーサカ、サッポロ知っているよ。コノチハ!(こんにちは、と言いたい)」と。
おとなしくてかわいいワンちゃんに水をやったりして、こちらもよい時間つぶしができました。

大荷物をかかえて空港から出てきた息子さん。父親と一緒にヘンな東洋人がいるものだから、一瞬怪訝な顔をされていました。家族みたいな顔してみんなでお出迎えしたらびっくりしますよね。
「いやー、この人たちはここで飛行機を待っているんだよ、ちょっとおしゃべりしていたのさ」説明するおじいさん。親子+ワンちゃんで仲よく帰って行きました。写真を撮らせてもらえばよかったなあ。

あちらの方たち、総じてフレンドリーでありますが、おもしろいおじいちゃんでした。

それにしても、日本にいてもそうですが、わたくし、どうも知らない人に話しかけられやすいような気がします。身体が小っちゃくてなんだか安心感を与えるでしょうか。(勝てそう。。とか)若いころは「近寄りがたい」とよく言われたものなんだけどなあ。顔がユルくなったってことでしょうか?歳食っただけか・・?!。

などということがありつつ、国内線でAuckland国際空港へ。
ホテルで夕食、となりました。 
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カレーと 
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ラム

ホテルは、オークランドにでは定宿にしているところです。今まで団体客は見たことがなく、静かなホテルだったのですが・・・今回はアジアからの団体さんが来ていて、かなりやかましく・・・ちょと閉口しました。

翌朝のシャトルバス、満員。空港も大混雑で、余裕をもって出かけたつもりが、またまた空港内を走る羽目になりました。

それでも、事故もなく病気もなく、無事に帰って来ることができましたし、大きな魚も釣れて、大満足の旅でした。
また、次の旅が始まるまで、さようならNZ。

 
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投稿者: : 2013/03/03 投稿先 旅行

 

NZ 釣り旅行 その6 40minutes

楽しい日々はあっという間に過ぎ去り、もう釣り最終日。明日はオークランドへ向かわなければなりません。

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お弁当作るのも最後だねえ。

低気圧は去ったようで、気温はぐんぐん上がっていますが、川が元の状態になるには、まだまだ何日もかかりそうです。ということで、今日は、やっぱり前日のM川と同じように、2つの湖の間を流れるW川に出かけました。

10年前に、この川はあちこち回ったのですが、釣果がイマイチでした。
今回も、他の川の大増水という事情がなかったら、行っていなかったと思います。

ああ、10年前もここに車で入ったね・・・などと話しながら川に到着。
ここは、平地で、Te Anauからも近いので、近所の方が気軽に釣りに訪れる場所。
あまり期待は大きくなかったのですが・・・。

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ただ突っ立っているだけのように見えると思いますが、実は魚がかかっています。
ルアーが着水すると同時に食いついてきた虹鱒くん、何度かジャンプを繰り返した後は、流れの大きな場所に居ついたままピクリとも動きません。
リールを少し巻いては、また糸がでていきます。
糸は2号、NZで釣りをするにはかなり細仕掛けなので、慎重に進めないと糸が切れてしまいます。

それにしても、あまり動かないものだから、水中で糸が何かに引っかかっているのかと心配でした。ビデオで取り込むところを写そうとしてくれていたのですが、写せども写せどもじーっとしている映像ばかり、これでは画になりません。

 

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30分ぐらい経過してやっと魚も疲れてきたのか、動きが・・・。
それでもなかなか上がってきません。

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40分かかってやっとランディング。腕は痛いし、透明なラインが伸びきって白っぽくなっていました。

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がんばったねー。逃がしてあげるね。

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55センチの虹鱒。このりっぱなヒレを見てください。
あまりにパワーがあるのでもっと大きいかと思いました。
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リリースしまーす。

いやー、40分も格闘していたのでしばらく放心していましたが、
天気も上々、その後も釣りを堪能しました。
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観光地に近いので、時々レジャーボートが通り過ぎます。乗っている人たちとは手を振ってあいさつ。

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どんどん下流へ移動して、下の湖まで。湖のほとりでお弁当を食べました。

結局その後キープサイズを釣り上げることはできず。
釣り最終日の夕食に魚がなかったのは残念でした。
でも、買ってあった食材、今回はかなり無駄なく消化できてよかったです。
(塩、こしょう、持ってかえることができそうなものは極力持って帰るのですが、ケチャップとか、野菜とかは無理なので。)
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ということで、あまりものでパスタ。
パスタを食べながら、次回は釣れた魚でこんな料理をしよう、とかあんな料理をしよう、という話で盛り上がり・・・。

帰国してからしばらく、旅先でもできそうな魚レシピの収集に凝っておりました。
これは帰国してから作ってみたサーモンのオーブン焼き。
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バットまで買ってしまった・・・。

これを今度は鱒で・・・。

 
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投稿者: : 2013/02/16 投稿先 旅行

 

NZ釣り旅行 その5

昨年と同じエリアへの釣り旅行なので、新しい川、新しい場所を回ろうと思っていたのですが、悪天候でこれだけ釣りが制限されてしまっては、選択の余地はありません。
昨年キャンプをしたM湖畔に向かって朝早く出発しました。

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かなり早起きしました。

気温0度。さっむう!真夏ですぞ。
山の上をみると真っ白、綿帽子のように新雪をかぶっています。

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真夏なのに・・・。

いつも(って、10年前と去年しか知らないけど、年末年始は”いつも”、とDOCのお兄さんが言っていた)テントやキャンピングカーでいっぱいのはずの湖畔のキャンプエリア、ガラガラです。もう少し奥へ行って木陰のエリアには数台のキャンピングカー。
やっぱりこの天気ではねえ。

とにかく雨は上がっていますし、釣りを始めます。
この場所は、山から流れ出た川が、いったん北にある大きな湖に入って、また流れだし、南にある小さな湖に入って、また流れだし、最後はW川という大きな川に合流する、湖に挟まれたエリア。増水や濁りが、いったん大きな湖に吸収されるにちがいない、というのが読みでした。が、しかし・・・。

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確かに濁りはほとんどありませんが、増水はかなりのもの。
去年同じ場所でちょうど写真を撮っていましたので、比べてみましょう。
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この写真では、ちょっとわかりにくいですが、下の写真では、草の生えている地面から、水面まで、1メートル近い崖のようになっているのです。上の写真は、地面すれすれまで水が迫っています。

増水しているので、流れも速く、重くなっています。
こういう場合、魚はどこへ行くでしょう?

下の湖に流れ込むあたり、こちらはもともとちょっとしたデルタになっています。
ですから、水の流れがぐっと落ちるはず。ということで、下の湖の流れ込みまで行くことにしました。

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こんな感じ。
あちこち水浸しで、足元が危なくて、山のすそ野に沿って回り込まなければなりませんでした。

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早速釣り開始。

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やったー!虹鱒 catchi !! 49センチです。
やはり、流れの穏やかになっている浅瀬に鱒が寄ってきていました。
読みが当たってご満悦のうちのです。

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さらに大きい虹鱒。これで51センチ。これはオスですね。
もうすでに夕食分はkeepしているので、この子はリリース。

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尾びれのあたりを持って、少しエラに水を通して、元気になるのを待ちます。
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さよなら。

巨大なイール(ウナギ)も見ました。1メートルぐらいあったのではないかしら。
NZの川には大きなウナギがいる、とは聞いていましたが、見たのは初めて。
こちらの人はカバ焼き食べないのかなあ・・・。

2日ぶりの釣りをたっぷり堪能して、車を停めたキャンプサイトに戻ってきました。
混んでいる時なら、まず誰かが自分の区画の一部にしてしまっていて使うことができない、かまどとピクニックテーブル、今日は使いたい放題です。

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でも、コーヒーのお湯を沸かすだけなので、たき火はしないで、ネイチャーストーブの後継候補として購入して持参したマジックフレームを試してみました。

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こんな感じ。底が網状になった金属の箱で、松ぼっくりや小枝を燃やすだけのシンプルなストーブ、とってもエコですね。マジックフレームはネイチャーストーブよりかなり重いのですが、そのかわり安定感があります。鍋をひっくり返すことは少なそう。

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楽しいランチタイム。

献立会議をしつつ、ホリデーパークに戻ったら、早速魚をさばきます。
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今日は、わたしも、三枚おろしに挑戦。
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鮭と違って、鱒は皮が軟らかいので大変でした。

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ホイルのバットでオーブン焼き

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仕上げにオリーブオイル。
とーっても美味でしたが、本当はもう少し焦げる手前ぐらいまで焼きたかったのです。1台しかないオーブンが空くのを待っている家族がいて、ちょっと遠慮してしまいました。

停滞ムードを吹き飛ばす、エキサイティングな一日でした。
つづく。

 
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投稿者: : 2013/01/29 投稿先 旅行

 

NZ釣り旅行 その4 停滞

新年早々、Te Anau地方は大荒れの天候です。
窓の外も真っ白で何も見えないぐらい激しい雨が降っています。
1日は釣りに行くのはやめにしてキャビンの中でだらだら過ごしました。そろそろ身体にも疲れがたまってくるころ、ちょうどよかったかもしれません。

キャビンにはテレビもパソコンもないので、ラジオを聴きながら、
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フリーマガジンを読んだり、

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新聞のクロスワードパズルやったり・・。
「TVシリーズ、なんちゃら(NZでは有名なのでしょう)の主人公の医師のニックネームは?」
「わかるわけないやん!!日本の、関西人にもわかるクイズにしてくれー!」

新聞、ラジオによると天候が完全に回復するのは4日以降、とのこと。えー!5日には帰らなあかんのに・・・。
そこで作戦会議。
*翌日2日は、もう少し東に足を延ばして、増水がそれほどでもない川があるかどうかをチェックする。
*それらの場所が釣りにならないほど増水しているようだったら、それ以降は、増水と濁りが遅れると思われる湖と湖の間を流れる川で釣りをする。
ということになりました。

夕食は雨足が弱まった時をねらってキッチンへ走って、初日に残して冷凍してあったラムのミンチでパスタです。

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さて、翌日。相変わらずの雨のなか、東へ向けて出発。
今まで行ったことのないアクセスポイントのチェックを兼ねて、O川、M川を見て回ります。やっぱりかなりの濁りと増水。あちらこちら川が農場にあふれてしまっています。
これでは釣りは無理。
けれど、美しいポイントをたくさん見つけることができました。
今回の滞在中には無理だとしても、いつかきっとここで!と思う場所を地図に書き込んでいきました。一応竿も降ってみましたが、やはりこれだけ増水してしまうと、魚は重くなった流れに耐えられるように、じっとしていると聞きます。全く反応はありません。
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雨がちょっぴり恨めしい。
濁りが引いたらどんなに美しいんでしょう。

一日あちこち見た結果。やはり湖に挟まれた川(一応の候補は2河川)がまだ釣りになりそうだ、ということになりました。

ふだんの生活でも外食はあまりしない方ですが、もう食材もなくなったし、雨も降っているし、ということで、夕食は街のレストランに行ってみました。

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外食でも鱒かい!って?これは鮭です。

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あちらの人の前菜=わたしにとってはメインディッシュ ということを忘れていました。
前菜にチキンをとったらパンもついて山盛り!
カルボナーラも頼んだので、食べきれませんでした。

「プロの作る料理はおいしいけど、やっぱり作って食べないと”食べたー!”って気がしないね」
などと、思い切り”食べたー”くせに罰当たりなことを話しながら、明日は釣った魚で、料理がしたいな・・と思ううちのでありました。

さて、どうなることやら。
つづく

 
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投稿者: : 2013/01/26 投稿先 旅行

 

NZ釣り旅行 その3

ニュージーランドで釣りをするにはライセンスが必要だ、というお話は、昨年書きました。
https://luckynobee.wordpress.com/2012/01/07/nz%e9%87%a3%e3%82%8a%e6%97%85%e8%a1%8c%e3%80%80%e3%81%9d%e3%81%ae%ef%bc%93/

いつも、宿泊地に着いたら、何はなくともスポーツショップなどに行ってライセンスを購入していましたが、今回は、Fish &Gameがさらに進化して(?)ネットで事前に入手できるようになりました。
11月中にネットで買ったライセンスは、紙ではなくクレジットカードのようなプラカードです。
これが今シーズンのライセンス。
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裏面には、ちゃんと名前も印刷されていました。

おかげで、着いた瞬間から釣りができます。(しないけど)
ホールシーズンライセンスなので、3月9日まで釣りができます。(できないけど)

朝から、空はどんよりして、時々思い出したように雨が降ります。
それでも釣りに出かける。釣り○○。
前の晩にインターネット&地元のラジオ情報では、西から天気は荒れ模様になるとか。
これは東に行くべし!です。
といっても元もとTe Anau、湖をから西は、徒歩のトラックしかない国立公園なので、西に行こうといっても無理なのですが・・・。
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だんだん分厚くなっているのではないかい?

今日はA川に行くことにしました。10年前は全く候補にも挙がらず、昨年初めて行ってみて素晴らしい川であることが判明した川です。今日は東へ移動したあと、ひたすら南下。

何度も同じ川へ行って思うのは、本当に川は「生きている」ということです。水の量も、色も、流れの強さも、そして釣果(!)も、行くたびに違うんですねー。「去年よく釣れたから・・」と行って2匹目のどじょうを(いや、2匹目の鱒か)狙ってもたいては裏切られます。

なので、同じ川に行くときでも、できるだけ前と違う入川ポイントから入るようにしています。

今回釣果が上がったのは、なんともう20Kmも南下したら海、という下流域でした。
喉かな田園の広がる平地です。

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こんな川、やっぱり渇水してる。

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えいや!とルアーを飛ばす。
一日釣りをしたら、これを何回ぐらいやっているのかなあ・・?

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やや!!釣れた! 落ち着いて、落ち着いて

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やったあ!

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40センチほどのブラウンです。
今夜の夕食のためにキープ。

 

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連続ヒット! 喜びのあまり顔が溶けてます。

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今度はリリース。

一日楽しく釣りができました。

夕方にはホリデーパークに戻って料理です。帰り道のドライブ中に、どう料理しようか、と考えるのもまた楽し。

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ステーキ状にぶつ切りしてみました。
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そんなに大きくない魚なのに、こんなにあった。一切れは、よく売っているサーモンステーキに比べると小さいですが、それにしても二人分にしては・・・。でもきっと食べちゃうね。

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ソテーするつもりだったんだけど、火の通りを心配するうちに、なんだか結局揚げ物のようになってしまいました。
今日はサルサソースです。
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チリとニンニク、レモンのきいたサルサソース。
さっぱりしてい、ビールとも相性ばっちり。

おいしくいただいたのはよかったのですが、夜から本格的に雨が降り始めました。
現地の新聞の予報も・・・。
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嵐接近中!!!?
「雪」の予報も。真夏に雪って・・・。

明日は、釣りは無理かもねー、と話しながら就寝。
外はますます荒れ模様。

夜中になって・・・。
何やら外が騒がしい。ボン、ボン、と大きな音も聞こえます。
あ、そうだ、大晦日だったわ、と目をこすりながら雨カッパを着て外へ出てみると、
ほとんど土砂降りと言っていい雨が降っているのに、湖で打ち上げ花火を上げていました。ホリデーパークは湖のすぐそばなので、めったに見ることができない大きさの花火。しかも何十発も、つぎつぎと雨の中に大輪の花火。

皆さん、雨のなか外へ出て、見ていました。
花火が終わったら抱き合って、新年のあいさつをする家族も・・・。

眠いわ、寒いわ、雨は冷たいわ、花火はめっちゃきれいやわ、うれしいんだか悲しいんだか・・・。夢のなかの出来事のようでした。

 
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投稿者: : 2013/01/18 投稿先 旅行

 

NZ釣り旅行 その2

朝起きたらどんよりしたお天気ながら、雨は降っておらず。
これはいい釣りができるかも・・。と期待が高まります。(降りそうで降らない、でも生暖かい、そんなお天気が川釣りには最適なのです。)

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朝の日課、お弁当作り

今回の釣り旅行の最初は、M川へ行くことにしました。
何度も行っている川ですが、長い川なので、行ったことのないポイントがまだまだたくさんあります。いったん1時間ほど東に車を走らせて、谷間にある細長い牧草地を奥へ奥へ進むと、川沿いに小さな家(というより小屋)がいくつも固まって建っている場所に出ました。NZでは、休日用の小屋を持つ、ということがそんなに特別なお金持ちでなくても珍しいことではないのだそうです。”butch(バッチ)”というのだそうな。
ステーション(個人経営の大農場)の中なので、土地は無償なのかな、とか固定資産税はどうなるんだろう?とか、いろいろ疑問です。
年末、もう何組かは滞在しているようで、川ではお父さんが小さい女の子に釣竿を持たせて教えている様子。

のんびりした時間が流れています。
少し戻って、人のいない場所で釣り開始。
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M川は今年も美しい。
事前に情報を得てはいましたが、冬の間に雪が異常に少なかったこの地方、川は渇水気味です。(数日後には洪水の危険があるほどに増水して、とんでもないことになるのですが・・)

夕食用のいいサイズの魚をGETしてから、少しまた川を下って、河原でランチを食べているときに雨が降ってきました。午後から同じ川の入川ポイントを2か所回りましたが、残念ながら魚は釣れず。早めにホリデーパークに戻ってきました。

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ブラウントラウトの3枚おろし。刺身でも食べられそう。

から揚げを作りたかったんです。で、スーパーに小麦粉を買いに出かけました。
ところが・・ってわかっていたことですが、あちらの食品って、「少量サイズ」がまずないんですよね。小麦粉っていったら、昔の洗濯石鹸みたいに大きな袋なんですよ。
購入した食品で、可能なものは日本に持って帰るのですが、小麦粉、重いし。
それで、比較的小さな袋で売っていたコーンフラワーを買うことに。

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コーンフラワーをまぶして揚げています。

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お手軽タルタルソースも。玉ねぎ、ピクルス、半熟卵、マヨネーズ。

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出来上がり。カラッと揚がって大成功。
あ!口からよだれが・・・。

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満腹になって浮かれている。
あ、鳥だ!

雨は降ったりやんだりを繰り返しています。
さて、明日は釣りができるかな?
つづく

 
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投稿者: : 2013/01/12 投稿先 旅行

 

NZ釣り旅行 その1

またまた空港で大パニック

去年までJALとの共同運航便だったNZ航空の直行便が、ANAとの共同運航便になっていたのには驚きました。
夕方に日本を発って、到着は翌朝。去年と同じく、オークランド空港でクイーンズタウン行き国内線に乗り換えです。荷物を受け取ったら一刻も早く検疫を通って、トランジット用のチェックインカウンターへ・・・と頭の中でシミュレーションしておりました。

オークランド空港、国際線と国内線では、建物が別になっていて、歩くと大体10分から15分ぐらい、と結構な距離があります。シャトルバスも15分おきに出ています。大きな荷物を持って移動しなくていいように、国際線の建物内にも、国内線のチェックインカウンターがあって、先に荷物を預けることができます。

ところが、baggage claimのターンテーブルが、待てど暮らせど動きません。同じ便で到着したお客さんも皆、じりじりして待っています。何らかのトラブルがあったのか、人手不足か?

やっと荷物を手にしたときにはすでに国内線の離陸予定時刻の45分前ぐらい。検疫も、そのことを考慮してか、ごく簡単な質問だけでパス。ダッシュで国内線チェックインカウンターへ。この時離陸30分前を切っていました。

なんと、時間切れで荷物をここで預かることはできない、とのこと。国内線の建物まで荷物をもって急ぎ行くように、と言われてしまいました。

さあ、大変。
シャトルバス乗り場には同じような人たちであふれています。団体旅行の添乗員さんが、次のバスに自分のお客さんを全員乗せようと、半狂乱になって叫んでいます。
何とか来たバスに乗ることができたのですが、(押し寿司の具状態)乗れなかった人もたくさんいて、結局その日の国内線は軒並み予定時間を大幅に遅れて出発することになるのですが、その時はそんなこと知らないわけですし、国内線の建物に着いてからも、皆が走り回っておりました。

兎にも角にも、無事にクィーンズタウン行の便に乗ることができ、去年と同じホリデーパークに到着したときには、ほっとして身体の力がいっぺんに抜けてしまいました。

シャワーを浴びてさっぱりしてから買い物へ。

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今年の「我が家」は去年のお隣。少しリフォームしたらしく、外観がおしゃれになっていました。

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最初の夕食は・・・ラムのミンチ、生のチリ、トマト、玉ねぎでラグーを作りました。

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こんな風にして食べた。

さあ、明日から釣るぞー。でも、夜になってお天気が怪しくなってきました。
小雨もぱらぱら。なんだか心配。

つづく

 
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投稿者: : 2013/01/10 投稿先 旅行

 

2013年も

よろしくお願いいたします。
年末年始を利用して、またまたニュージーランドに行ってきました。
今回で10回目。昨年に引き続き、Te Anau湖周辺で釣りを楽しみました。

2日間は、大嵐に見舞われて停滞を余儀なくされ、気温は一気に氷点下、山は新雪で真っ白に。嵐の後は一転高気圧が張り出して、気温は一気に25,6度。ニュージーランドの荒々しい気候を体感しました。

川は濁流になってしまい、結局帰国の日も濁っていたので厳しい釣行となりましたが、それでも素晴らしい釣りができました。

釣行記は追々UP致します。

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新雪を頂く山を背に・・・。

 
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投稿者: : 2013/01/07 投稿先 あれやこれや, 旅行

 

岸壁炉端の夜は更けて・・

9月はいったいどこに行ってしまったのでしょうか?もう最終週なんて信じられません。騙されているみたい。

少しお休みをいただいて、北海道へ行ってきました。
昨年と同じエリアです。
https://luckynobee.wordpress.com/2011/09/30/%e5%8c%97%e6%b5%b7%e9%81%93%e3%81%a7%e9%87%a3%e3%82%8a/

去年より1週間ほど早い時期だということもありますが、今年は北海道でも残暑が厳しかったようです。
釧路に到着したのは午後6時ごろでしたので、1日目は釣りはなし。翌日からへの期待に胸ふくらませながら、ホテル近くの炉端焼きへ。初めて行った店ですが、大人気で、ずいぶん待たなければなりませんでした。
待合室がちゃんとあるのですが、そこには「昭和」の香りいっぱいのコレクションが…。

02renga2サトちゃんと一緒に待ってまーす。

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このオルゴール、まったく同じものを子供のころもっていました。懐かしー。

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やっとビールにありついた。 さんま、ホタテ、どれも絶品のうまさ。

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イカも・・どんだけ食うねん?炭火炉端で自分で焼きます。

2日目から、いよいよ釣りです。
まずはC川へ。あれ?水がずいぶん少ない・・。
魚は見えるものの、ちっともルアーを追いかけてくれません。
水量の多い場所に固まってじっとしています。

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水量少なし。
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川を渡って・・・。歩く、歩く。
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またキャスト。

「注意!熊出没多発地帯」なんていう看板におののきながら、熊よけの鈴をちりんちりんとならしながら進みました。
釣果は・・・さっぱりです。

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キタキツネも遊びにきたよ。

3日目はO川。昨年よい型のアメマスを釣った川です。
こちらも水量が減っていました。

またまた えんえんと歩いてはキャスト
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そこそこのサイズをかけたりしましたが、結局釣果は散々。
パートナーがかろうじてまあまあのサイズを数尾キャッチ。

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でも楽しそうでしょ?

2日間の釣りを終えて、河原で撤収作業をしていると、地元の漁協の方と思しきおじいさんが車で通りかかりました。(密漁の取り締まりもあるのかしらん?)
やはり、今年は雨が全然降らなくて、魚の活性が低かったのだそう。C川もO川も、サケ・マスが遡上する川ですが、遡上する数にも影響が出ている、とのこと。「ちっとも魚が上がってこん」と言っておられました。「いっぺん台風でもきて川を混ぜっ返してくれたらいいのに」とも。台風で大きな被害がでることもある、大雨が待ち遠しいこともある。自然は本当にままなりませんねー。
雨が少なかったので、農作物も大不作だそうで、わたしたちのように遊びに来ている釣り人の釣果なんて、はっきり言って、どうでもいいことですね。

ええ。もちろんあまり釣れなかったのは残念ではありますが、とにかく、またここに来て、川で2日たっぷり遊ばせてもらっただけでも満足でした。遡上する魚も見ました。確かに去年とは大違いの少なさ。頑張れ!サケ&マス。

2日目、最終日の夜は連続でフィッシャーマンズワーフの岸壁炉端で。 結局3日間炉端焼きばかりになってしまいました。釧路は「炉端焼き発祥の地」だそうなので、炉端焼き屋さん、多いです。去年行って気に入っていたお刺身のおいしい日本料理の店は、なんと空調が壊れている、ということでアウトになりました。

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すぐ隣が岸壁で、漁船が水揚げを終えて帰ってくるのが見えます。一仕事終えた海の男たちが、船の上で宴会していました。宴会している横(船上)には、獲ってきたらしい大型の魚がつりさげてあって。。あの後さばいて食べたのかなあ・・・。かっこええ!

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自分で材料を買って焼きます。

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釣れても、釣れなくても、釣りの後のビールは最高! 

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楽しい3日間でした。

 
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投稿者: : 2012/09/22 投稿先 旅行

 

NZ釣り旅行 最終回

最終日。今日は、1週間お世話になったホリディパークともお別れです。
朝ごはんは、ずっとキャビンの中か、キャビンのデッキで食べていましたが、最後の朝食は共同キッチンのなかのテーブルで食べました。

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朝食準備中

後片付けをして10時にはチェックアウト。飛行機に乗るまではまだだいぶ時間がありますので、テアナウの街でお土産を買ったりしました。

9年前に来たときは、日本はアウトドアブーム(中高年の登山ブーム?)で、日本人ツアー客で街はいっぱいだったのですが、ちょっと寂しくなったかな、日本人は少なかったですね。
クライストチャーチの地震も影響しているでしょうし、数年前に北海道で登山ツアーの遭難事故があったことなんかも影響しているのでしょうか。「山ガール」が流行っていると聞いていたので、スカート姿の登山客に会うかしら、と思っていましたが、山ガールには会いませんでした。

とはいえ、これから現地は1月末ぐらいまでが「夏休み期間」。だいぶ賑やかになってきていて、駐車スペースも一杯でした。

お昼ごはんは、レストランに入ろうか・・・と話していたのですが、結局は「やっぱり湖がいい!」ということになって、テイクアウトのものを買って、湖のほとりに足を投げ出して食べました。やっぱりこれが最高!

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さよならTe Anau湖

余裕を持って出発し、空港の街QueenstownにあるWakatipu湖畔でも休憩

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こっちはWakatipu湖 天候もよかったので、特に湖がきれいでした。

ああ、ここでも釣りしたい。トローリングのボートがたくさん出ていました。
Queenstownから国内線でAucklandへ、Aucklandから国際線で関空へ。
初日の出とともに帰国、今回の旅は終わりました。

美しい川で竿を振ったし、大きな魚もキャッチしたし、キャンプもしたし、料理も楽しかったし、事故も病気もなかったし、最高の旅でした。
もう、次の旅を夢見ているうちのです。

****番外編***********

国際線の飛行時間は約11時間。
なかなかの苦行であります。NZ航空は、機内食が美味しい方だ、と皆さんおっしゃいますし、機内のテレビでも紹介していましたが、凄腕のシェフや、ワインのアドバイザーが、少しでも美味しいものを提供しようと頑張っておられるのですから、あまり文句を言ってはいけないのですが、やっぱり、「チョー旨い!」とは言いがたい。

で、帰りの飛行機の中で、ちょうど食事のときに、映画を観ていたのです。(座席ごとにテレビがついているので、好きな映画を観ることができます。)日本映画「極道めし」。はじめ洋画を見ていたのですが、隣でパートナーが見ている映画の映像が、あまりにおいしそうなので、気になって、途中からそちらに変えました。

刑務所に入っている人が、「今までで食べた一番美味しいめし」の話をして、聞いている人の喉が「ゴク!」と鳴る数を競って、一番になった人は、正月にでる、おせち料理のおかずを、他の人から一人1品取り上げることができる・・・という話でした。

炊きたて熱々のご飯に焼いたコーンとバターを乗せて、地鶏が産んだばかりの卵と醤油を落とした卵かけごはん、菜っ葉とネギの味噌汁・・・。
スキヤキの最後に食べる焼き饂飩・・・。

うちのの喉もごくっと鳴っています。
しばらく日本食は食べていませんからねー。

その映像を見ながら食べる機内食の味気なさはまた、格別でございました。
帰国後、しばらく和食が続いたことは言うまでもございませんね。

いえ、機内食だって美味しくいただきましたよ。

****番外編でした。*********

 
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投稿者: : 2012/01/25 投稿先 旅行