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カテゴリー別アーカイブ: 唄との出会い

全ての道はブラジルへ?

「暗いはしけ Barco Negro」という歌が大好きだ、というお話を致しました。

唄との出会い「暗いはしけ」byアマリア・ロドリゲスhttps://luckynobee.wordpress.com/2008/01/29/%e5%94%84%e3%81%a8%e3%81%ae%e5%87%ba%e4%bc%9a%e3%81%84%e3%80%8c%e6%9a%97%e3%81%84%e3%81%af%e3%81%97%e3%81%91%e3%80%8dby%e3%82%a2%e3%83%9e%e3%83%aa%e3%82%a2%e3%83%bb%e3%83%ad%e3%83%89%e3%83%aa%e3%82%b2/

げ!なんと6年も前だ・・・。

その後、音楽通のお知り合いから、Dulce Pontesという、ポルトガルのシンガーを教えていただきました。ファドをベースにポップスや現代音楽の要素なども取り入れている現代のディーバとも言える存在。彼女のCDを聴いたとき、「あれ?これ”暗いはしけ”だけど、歌詞が違う・・・」と気が付いて。題名も「Mãe Preta」と違ってる・・。
調べてみたら、なんと、この曲は、Mãe Preta が原曲でブラジルの曲だったんです。ファド、といえばポルトガルの伝統的な音楽、というイメージですが、ファドが音楽のジャンルとして確立されたのは19世紀、すでに大航海時代は遠い過去、ファド自体がポルトガルによってブラジルへ連れて行かれたアフリカ系の人たちの音楽が逆輸入されたもの、という説もあるのだそうです。

Mãe Preta
https://www.youtube.com/watch?v=5NX32PqN9QY

奴隷の乳母は、自分の子供がお腹を空かせて泣いていても、雇い主の白人の子供にお乳を与える・・・・という悲しい唄です。

Barco Negro
フランス映画「過去を持つ愛情」の超有名シーン。
https://www.youtube.com/watch?v=HgkowHa2jZ4

話変わって・・・。
BSで放映されている(されていた?)『小さな村の物語 イタリア』という番組が大好きで、よく見ていました。イタリアは是非行ってみたい国の一つ。毎回紹介される、小さな村の人々の日常生活が、「知らないのに郷愁をさそう」良質の番組です。そのテーマ曲が、番組の雰囲気ともぴったりで大好きでした。

ORNELLA VANONI – L’APPUNTAMENTO
https://www.youtube.com/watch?v=abYTvIqXzOY

で・・・なんと!!!この曲もブラジルの曲だったことを、つい最近知りました。御大Roberto Carlosの曲だったんですねえ・・。知らんかった。
オリジナルは 『Sentado a beira do caminho』
ゆったり16ビートバージョンは如何?
https://www.youtube.com/watch?v=F_Wm6P9UWH4

ということで、どっちへ行ってもブラジルに行きつく・・・という気がしています。
昔の日本人のお伊勢さん、ローマかサンティアゴかエルサレムか。ブラジルが聖地・・という感じ。
ああ、行きたいなあ・・・・・。

 
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投稿者: : 2014/05/05 投稿先 唄との出会い

 

Uncle Jam そしてCompany(会社・・・ではない)

市川強さんとのライブにお越しくださった皆様、暑い中、本当にありがとうございました。
2月以来の市川さんとの共演、しかも音響、雰囲気ともにとても気持ちよく演奏させていただけるUncle Jamさんで、ということで本当に楽しみにしていました。
ライブの様子は、お店のHPで紹介してくださっています。

http://www.uncle-jam.jp/Live/report2012.html#2012年7月のライヴレポート

一夜明けて今日は、FANTANAさんとのリハーサルと、K’zの発表会のフィナーレのメドレーのリハーサル、リハーサル尽くしの一日でした。移動が暑かったあ。
FANTANAさんとの本番は8月2日、K’zのSing,Swing,Singは5日。
ああ、練習せねば・・・。

IMG
どなたでも来ていただけます。入場無料。遊びに来てください。
2012年8月5日(日) 12:30開場 13:00開演
心斎橋 Soap opera classics

地下鉄御堂筋線心斎橋7番出口徒歩3分
地下鉄四ツ橋線四ツ橋3番出口徒歩5分

トムズハウス4F
06-6121-6688

ところで、昨夜は、Ricky Lee Jonesの “Company”を、6月のMクアトロでの寺地達弘さんとのライブに続いて唄わせていただきました。ライブで唄うのは2回目です。

この唄との出会いは高校生のとき。レコードをテープに入れてもらって、何度も何度も聴きました。
好きな唄の歌詞を書きとめていたお話はしましたが、
https://luckynobee.wordpress.com/2011/04/18/%e3%83%96%e3%83%a9%e3%83%b4%e3%82%a9%ef%bc%81%e5%8e%9f%e7%94%b0%e7%9c%9f%e4%ba%8c%e3%81%95%e3%82%93/
英語の歌詞を聞き取るなんて至難の業。
当時は、貸しレコードやさんというのが流行っていて(CDレンタル・・・ではないLPレコードだ!)、たしかレコードを借りたら、ライナーノーツをコピーさせてもらえたんですよね(これって違法かしら?)で、何枚コピーしたか店員さんが数えてお金を支払う、という仕組みでした。今では考えられないことかもしれませんが、コピー機だって、どこにでもある、というものではなかったのです。(コンビニ、ないし。一般家庭にコピー機なんてありえなかった。そういえば、そういう家庭用のコピー機を中森明菜が宣伝していたっけ。でも普通の家庭への普及はまだまだ)テープに入れてもらったRicky Lee Jonesのデビューアルバム『浪漫』(これは邦題、というか日本で勝手につけたアルバムタイトル。タイトルはRicky Lee Jones)の歌詞が欲しくて、レコードを借りてコピーしてノートに貼り付けていました。といってもレコードプレーヤーを持っていなかったので、レコード借りたらその場でコピーだけして返却。
Rickie 
これは随分あとに購入したCD 。今ではLPも持っています。
CompanyNote
大学ノートでしたが、もう表紙も取れてぼろぼろ。
高校生の時にはすでにJAZZにハマっていましたので、1冊ほとんどがJAZZの曲です。数少ないPOPSが、このRicky Lee Jones。あとは、Lionel Richieなんかも。
今だったら、ネットでちょいちょい、っと検索するだけですものね。
コピーが出来なくて書き写すとしたって、やっぱりすぐ手の届くところにあると言えるのではないかしら。

Companyですが、歌詞を見て、ますます好きになりました。
テープにあわせて口ずさむたびに涙が・・・。
ずっとずっと唄いたいと思っていました。インターネットを使うようになり、楽譜が手に入ると知ったときには狂喜乱舞しましたね。それまでは、ネットで海外に注文、なんていうことは怖くてできなかったのですが、楽譜欲しさに足を踏み入れたようなものです。

しかし・・・。手に入れた楽譜は何故か譜割りが半分。(4分音符が2部音符で表記)、拍子が変わるところがなんかヘン。結局は手に入れた楽譜を参考に自分で作りました。
4拍子の中に2拍子、3拍子が入り、わりと決まったサイズで演奏することの多いジャズミュージシャンには嫌がられる曲です。

楽譜作って、レッスンには持っていったりしてみたものの、やっぱり唄うたびに涙が・・・。涙なしに唄えるようになったのは本当に最近です。(だから人前でも唄ってみよう、という気になりました。)
まあ、人生いろいろ(♪)、てなもんで、多少経験値が上がり、少しこういう歌も、感情移入しすぎることなく唄えるようになったのかなあ・・・なんて。

Dianne Reeves もカバーしております。Dianne姐さま、もうこれでもかっていうぐらいにテクニック見せまくりの絶唱、バックの演奏も一級品、聴く価値ありです。
でも、やっぱりRicky Leeの唄のほうが好きだな・・・。

5日のK’z発表会でもこの曲を唄わせていただきます。トリオではどうなるか。。。楽しみです。

 
 

夏が来る!

今日は、コンサートの受付などのスタッフをするはずだったのが、急遽譜めくりを仰せつかりました。フルートとピアノの演奏のピアノの譜めくりです。
譜めくりは初めて、というわけではありませんが、ちゃんとしたコンサートの本番、というのは未経験。しかも知らない曲ばかり。
譜面を見てますますびっくり。めちゃくちゃ難しい譜面でした。特に難しかったのがテルシャックという作曲家の作品。拍子がころころ変わるし、ちゃんと追いかけているつもりでも不安になります。
3段譜だったのが救いでした。不安になってもフルートの譜面で確認ができますから。(ピアノソロだったら・・・怖い・・・)
それでも、2枚一度にめくってしまったらどうしよう、めくろうとしてよろめいてピアノの鍵盤触ってしまったらどうしよう、奏者と激突したらどうしよう、おなか痛くなってトイレ行きたくなったらどうしよう、悪い妄想がぐるぐる渦巻いて、吐きそうになりました。

ピアニストの方は、さぞや弾きにくい、というか「思ったところにどんぴしゃ」ではなかったであろうと申し訳なく思いますが、それでも2枚めくったり、全く違うところでめくったり、ピアノ触ったり、トイレ行きたくなったりもしなかったので、ああ、すみません。これで勘弁してください。という感じ。終わったときにはほっとしすぎてちょっとうるっとなってしまいました。

けれど、プロの演奏家のすぐ横で迫真の演奏、息遣いを感じることができたことは、とてもいい経験だったと感謝しています。

さてさて、昨夜はFANTANAさんとの練習でした。
FANTANAさん、何故か活動するのは、もっぱら夏から秋にかけてのみ、というめずらしい「冬眠するバンド」です。
今年は5月に2つもステージのお話があったので、始動が早かったのですが、盆踊りの練習、というと「ああ、夏が来たなあ・・・」と感じるようになりました。
もうかれこれ。。。何年だろ?7年?8年?忘れちゃったけど。

で、今年は、ホーン(Ts)が入ります!
で、ホーンに活躍してもらえる曲を・・・ということで、10年ぶり(あれ?ということは盆踊りも10年になるんやろか?)にTower OF Powerの “Only So Much Oil In The Ground” を演奏することになりました。

この曲を初めて聴いた時の衝撃は忘れられません。
ブラスの魅力については、イマイチまだピンとこないうちのなのですが、これは・・・。
うーん、なんというノリ、なんというハイレベルな演奏・・。
笑われそうなぐらいド素人な感想ですが、「いや、この人たち、どんだけ練習するんやろ?」と思ったものです。ひとりひとりがめっちゃ上手いのはもちろんのこと、このグルーブ感をあれだけの大人数で出すというのは・・・。もちろんその「グルーブ感」はボーカルにも求められるわけで・・・ええっと・・・はい、練習いたします。

ところで、10年前この曲を歌ったころを振り返るに(若かったわあ・・・てなことではなく。いや、若かったなあ)、あのころは、”限りある資源”と言った場合に化石燃料(つまりOil)のことしか想像していなかった、というか、それはもちろん今でも、いえ、”限り”はますます近づいているわけなのだけれど、歌詞にあるところの”Alternate sources of power”って、原子力なんかなあ、と漠然と考えていたような気がして、お気楽だったのだなあ・・・と、ちょっと考えさせられてしまいました。
マイコップ使ったり、割り箸使わなかったりするだけでエネルギー問題解決に貢献しているような錯覚があったような、なかったような。(いや、錯覚していたのはわたくしなのであって、それらを提唱していた方たちが、それで充分と考えていたとは思っていませんが。)

西宮市六湛寺公園での盆踊りは、8月1日(水)2日(木)、FANTANA&うちののぶこの出演は2日です。

 
 

Ordinary Fool

JK茨木で、La Fiestaの演奏を聴いてくださった皆様、ありがとうございました。
雨の日の運転は、少々疲れました。久しぶりに金曜日のJK茨木だったので、お気に入りのマッサージサロンShuアモンさんへ。歌う前のひとっ風呂ならぬ、ひとマッサージでリフレッシュ。

院長さんに「太った?」と聞かれて、「やや、ちょっとだけ太ったけど・・、そんな見てわかるほどかしらん?」、とドキッと・・・。追い討ちをかけるように「いや、全然違うし・・・」
「えええ????」 横の鏡を見ると顔が豚マンのようになっています。
これは、むくみとのこと。腎臓が少々疲れているのでしょう、と言われました。
うーん、ショック。本当に豚マンみたい。まんまるお月さん。

でも、唄い終わったときにトイレの鏡でチェックしたら顔は元に戻っていました。
あれは何やったんやろ・・・??

季節の変わり目は、体調を崩しやすいから気をつけなくちゃ。

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ところで、先日のMクアトロのライブで、新曲(ってわたしにとっての新曲で、古い曲なんだけど)唄いました。
”Ordinary Fool”  Paul Williamsの曲で、カーペンターズも唄っています・・・というのは最近知ったのですが。

もっとずっと若い頃は、ちょっと聴いて「この曲好き!」と思ったらそれを唄う必然性があるかないか(歌詞を充分咀嚼できているのか、とかいったことや、作者の想いのようなものを充分に理解できているか)なんてことや、その曲を歌うスキルがあるかないか、なんてことは考えずに、とにかく「今すぐ!」という感じで唄ってしまっていました。声楽に入門していきなり発表会で「わたし、シェーンベルクの歌曲をうたいます」っていったらドン引きですよねー。それに近いことやってたと思います。

最近は、好きだなーと思った曲が「降りてくる」というのでしょうか。「今、唄おう」という気持ちになるまで待つようになりました。それが案外聴いてすぐ、ということもありますが、それは飛びついているというよりも、自分のほうが年齢を重ねた分、唄の歌詞を聴いたときに「うん、あるある」と思い当たることが多くなったからかな、と思っています。

で、Ordinary Foolですが、この曲を初めて聴いたのは、高校生のときでした。(おお、四半世紀以上前ではないか!)そのころは「女性ジャズボーカル」ブーム真っ只中。阿川泰子さん、真梨邑ケイさん、アンリ菅野さん、笠井紀美子さんなど、売れに売れていました。いまから思うと「え?これはジャズと言えるのか?」というものも多いのですが・・。で、ジャズ少女であったうちの、もちろん彼女達にも憧れて、当時はレコードプレーヤー(CDなんてない時代だよー)持っていませんで、親にねだってねだって買ってもらったラジカセで、FM番組を聴いておりました。

NHKFMで、女性ジャズボーカリストを紹介するという2週間続きの企画があって、半分は大阪からの放送、その大阪のスタジオライブに登場したのが、今の師匠、谷けい子でありました。まだ高校生、情報はテレビとラジオだけ、のうちのにとっては、ライブハウスで活躍する人を知る機会はありません。「え、このひと誰?」ってなもんで、「ま、一応録音しとくか」という感じでした。(うわあ・・・・師匠、ごめんなさーい!!)

ところがです。その演奏のかっこいいことといったら!。歌に凄くパワーがあって、アレンジも凝っていて(古谷充さんのバンドであったと思う・・とは師匠の言)すっかりしびれてしまいました。曲も、所謂スタンダードではないようで、知らない曲ばかり。5曲ぐらい演奏されたうちの一曲がOrdinary Foolでした。

ずっと覚えていて、いつか唄いたい、と思っていましたが、てっきりオリジナルとか、超レアな曲だと思っていて・・・。映画音楽にも使われ、メル・トーメも録音していることを知ったのは、ここ数年のことです。

そのラジオ番組からしばらくして、ある日「ぴあ」(ああ、この雑誌ももうないんですよね)をめくっていて、甲陽音楽学院の広告が目に入り、「なになに、ボーカル科講師、谷けい子、あー!!あの人だ!!」ということで師匠の門を叩くことにあいなったのでありました。といってもそのころはまだ高校生。働いて一人暮らしを始めてから入門するまでにはしばらく時間が掛かりましたが。(しかもお月謝が安月給の20%ちかくを占めてしまうという無茶な状況での入門で、給料日前は冷凍しておいた白いご飯と具のない味噌汁のみという食事も・・・・うう、涙ぐましや。でも悲壮感はゼロでした。)

長いときをかけてやっと唄うことができた曲。思い入れもひとしおです。
「わたしって単なるよくあるお馬鹿さん」
という歌詞も、自分のやらかしてきた数々の「お馬鹿」が頭をよぎり、切ないものがあります。

I shuldn’t cry but I do.

ほんとにねー。

 
 

まだ化粧は未経験 宣伝効果はありません。

昨日の、JKCafeでのLa Fiestaのライブを聴いてくださった皆様、ありがとうございました。
高槻では昨日は、あちこちで音楽イベントが行われていたようです。
通りかかった阪急の駅では、若者バンドが「なごり雪」を唄っていました。
「なごり雪」かあ。。。
わたしにとっては、思い出のメロディ、「懐メロ」なんですが、きっと彼らは全く違う捉え方をしているのだろうなあ・・・、と思いつつちょっと口ずさんでみたりして・・。
今頃の季節にぴったり。

さてさて、
CMソングの続きです。

今はどうなのか知らないのですが、化粧品CMを必ずチェックしていた頃、化粧品といえば資生堂とカネボウの独壇場という(あくまでもCMの話)感じだったと思います。春は口紅、秋はアイシャドウ。季節一新!と言う雰囲気はやはり「春」だったのではないかしら。

CM映像なし
79年春資生堂

柳ジョージ、大大大ファンでした。

すみません、これはCMと関係ないです。あまりの懐かしさに・・・。

 

カネボウ 対抗馬は布施明

さすが布施先生!!上手すぎ。モデルは元嫁のオリビア・ハッセー。

翌年は女性シンガー対決
カネボウは渡辺真知子。姐さん、さすが

モデルさんはレディ・80’松原千明さんですね。

対する資生堂はピーチパイ。竹内まりや。

夏はファンデーションのキャンペーンでしたね。78年夏

 

お知らせ あれやこれや

 
 

CMソング

自分の ん十年の「音楽」に関する道を振り返るに・・

テレビCMなくしては今の自分はありえない!

と断言していいと思っています。
目当てのCMソングを聴きたいがために、眠い目をこすって起きていたこともありました。
一番古いCMソングの記憶は・・・これかなー。

文明堂カステラ

この人形のダンス映像、わたしの記憶の中でも白黒テレビです。
先日同年代の人と話をしていたら、「関西ではそんなのなかった」と・・。
本当ですか?見た人いない?カステラだから長崎のメーカーですよね。
札幌ではやってだんだけどなー。

あと、これはCMソングというよりは、天気予報の番組ですが、
ヤン坊マー坊

これは、バージョンを変えて今でもやっているのではないかしら。(未確認)

あと、これ!これは関西に来てはじめてみました。ちょっと怖かった。
パルナス。 後半のパルピロは最近まで知りませんでした。

 

もう少し色気づいてきてからは、なんといっても化粧品のキャンペーンソングに夢中でした。
古いところでは
オレンジ村から春へ
CMの映像がなくて残念。

ゆれるまなざし
真行寺君枝さん美しー!16歳だって信じられない・・・。

ワインカラーのときめき

新井満さん、えらく高い声だったのね。
「美しいおんなは 縛っちゃいけないよー♪」
おとなの世界をのぞき見たようでドキドキいたしました。

マイ・ピュア・レディ
この曲、今でも大好きです。

小林麻美ちゃん(このときはどう見てもちゃんだな)、可愛かった・・・。映像見つけられませんでしたが、たしか初めのバージョンは、陸上競技場のようなところでダッシュするんだったような・・。

あー、きりがない。
今日はこの辺で。

 
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投稿者: : 2011/03/02 投稿先 唄との出会い

 

AMAZONAS

 
 アマゾネスとちゃいますよ。
 
 ア・マ・ゾ・ナ・ス 
 
 アマゾナスはブラジルの北西部の州。州都はマナウス。この曲を作ったジョアン・ドナート(João Donato)はアマゾナスの出身ではありませんが、やはりアマゾン川の奥地アクレ州オブランコの出身なのだそうです。この曲、曲名も、どこの国の曲かも知らないときからとても好きでした。ブラジル音楽を聴くようになって、ジョアン・ドナートの曲だとわかってから、「歌詞があったらいいのになあ・・・」と思っていました。
 
 実はあったんです。実は・・・ってみんな知ってるのかもしれないんだけど。別の目的で購入したボサノバのオムニバスCDにナラ・レオンとドナートとのデュエットが入っていて、「ああ、きっとスキャットよね」と思って聞いたら・・・。
 
 わあ・・・素敵な歌詞。(いや、聞いて理解したわけではありません・・・・) 
 
 都会にいたのでは郷愁が(もちろんここ、saudadeね)募るばかり。僕はアマゾンへ帰るよ。
 ちゃんと調べていませんが、アマゾナスって、アマゾン人。。。みたいな意味かも、と思います。
 
 エクササイズも大事だし、他にも課題曲を抱えているから、我慢して我慢して(いえ、他の曲も楽しく練習できるのだけど、こういうときは本当に気持ちが逸ってしまうのです)、やるべきことやってから・・・
 
 今日は大体半日間、この唄にどっぷり浸っておりました。
 
 ああ。。。。しあわせだ。もいっかい唄おう。
 
 
 
 
 
 
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投稿者: : 2008/11/03 投稿先 唄との出会い

 

In My Life

 
 FOXの「アメリカンアイドル」をたまに見るとはなしに見ています。アメリカ版「勝ち抜き歌謡天国(ふ、古すぎる!せめてスタ誕と言おう。でもどっちが古いの?)」というのでしょうか、全土でオーディションをして勝ち抜いたシンガーが、いろんな「お題」で唄を披露し、視聴者の電話投票によって、毎回一人か二人が脱落するというもの。唄ももちろんですが、どの曲もアレンジや、バックの演奏に全く手を抜いていないお金のかかった番組です。
 
 アメリカには、こんなに唄が上手い人がごろごろしているのか!!という驚きもありますが、(逆に地方予選などをみるとアフリカンアメリカンの人でも、こんなにリズム感ないひともいるんだ・・・・とびっくりすることも。考えてみたら当たり前かも知れないのに)。
 
 勝ち抜いて優勝する人は、もちろん抜群に上手いのですが、では、その人の唄が好きか?と聴かれると????いわゆるアメリカンポップス、ショービジネスの世界での基準だものな・・・。だから学ぶところは多いものの、お手本にして真似ようなんてことは全く思いません。
 
 で・・・先日その番組を見ていたときに、アジア系の女性がこの曲を歌っていました。
 聴いたことあるな・・・という程度でしたが、唄い終わる数分後には、「この唄を唄わねば」という気持ちになっていました。
 
 ネットで調べて、びっくり。ビートルズの曲だったのですねー。
 恥ずかしながら、ビートルズ、ほとんど知らないのです。もう15年ぐらい前に、ビートルズのカバーバンドとご一緒させてもらう機会があって、そのとき初めてちゃんと聴いたというぐらいご縁がなかったのでした。コーラスで参加していたLaid Backでも何曲かビートルズ演りましたっけ。
 
 いやー、ええ唄やわー。シンプルで。
 サビで一気に盛り上がるか?と思わせておいてまた同じフレーズに落とす(落としてるわけじゃないか)ところが、なんとも心憎い。
 
 何かをしているときに、突然ある唄が思い浮かんで、ぐるぐる廻る・・・。どなたにも経験があると思うのですが、そんなときに登場しそうな曲。(それって、褒め言葉になるのだろうか?)
いい唄と出会いました。
 
 ところで、わたしの大好きな神経科医で作家のオリバー・サックス(レナードの朝の原作者です)が、

『Musicophilia: Tales of Music and the Brain』(音楽という嗜好:音楽と脳の物語)

という本を書いています。上記の「ぐるぐる音楽」についても面白いエピソードや、学者さんの説や、考察が満載。

 
どうしても早く読みたくて、(まだ和訳が出ていない)USAに住むのMちゃんが帰省するときに買ってきてもらったのですが・・。
もちろんスラスラと読めるはずもなく・・・。「3行づつ」という感じで読んでいます。はやく、日本語版出ないかな・・・。
 
 人間だけではなく、「いい唄!」と感じることが出来た音楽や、本も、
 In My Life, I love them all
 です。
  
 
 
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投稿者: : 2008/04/12 投稿先 唄との出会い

 

唄との出会い 「ホームにて」by 中島みゆき

 
 ついさっきまで、かの地ブラジルに思いを馳せて、サンバのお稽古をしていたのですが・・・。
 
 そういう時に限って、今風にいえば「真逆」の(こんな日本語、もともとあったのでしょうかね?あんまり口にしたい音ではありませんな。)音楽が思い浮かんでしまうわたくし。
根っからの「天邪鬼」なのかもしれません。今日この胸に去来した唄は・・・(ええい、いちいち大げさな!)
 
 ”中島みゆき”さんといえば、いまでもヒットを飛ばし続けているビッグ・アーティストなのですが・・・。今でも、いまいち理解できずにいる部分が多々あるのです。
 「わかれうた」(別れ、だったか分かれ、だったか、はたまたひらがなだったか・・・?さだかではない。)という唄が、えらく流行ったとき、「変な唄だなあ・・・」と思っただけ、当時はまだ小学生だったし、歌詞の意味もさっぱりわからなかったし。
 
 たまたま(出会い、というのはたいてい”たまたま”ですね)、ラジオで、その”わかれみち”のB面(ああ。・・・・CD世代にはわかるまい。B面という言葉の実際も、そのニュアンスも)の曲、といって、流れたのが「ホームにて」という曲。(そういいつつ・・・本当は記憶は定かではない。他の曲のB面だった可能性も・・)
 
 「えー、こっちのほうが100倍いいじゃん?」と思った・・・ことは覚えているのですが、なにせ1回こっきり、ラジオで聞いただけだったわけです。そんなに気に入ったのなら、シングルレコードを買えばよかったのですが、そのころ1ヶ月のおこずかいは500円なり。シングルレコードは600円。「レコードを所有する」ということさえ想定できなかった幼い少女だったのでした。(え?想像できないって?ほっといておくれ!)
 
 そのまま記憶の彼方・・・だったのです。
 
 何年か経過して、中学2年生の時、夏休みの宿題で、
 「詩でも、新聞記事でも・・・自作他作を問わないので、文字のレタリングと、水彩画をひとつの作品にする」
 
 というのが出ました。当時自称「文学少女」だったわたしは(笑うなってばさあ、わたしも当時は少女だったんだからあ!)、張り切って自作の詩と、絵を仕上げたのでした。その詩は、都会のネオンや、流行のファッションに浮かれた自分は、もうふるさとへ帰る列車に乗れない・・・というもので、あとで考えたら、「ホームにて」を言い換えただけ・・・というシロモノだったのですが、当時のわたしは、下敷きになった唄などすっかり忘れて、100%自分の創作!と信じておりました。
 
 絵のほうは、絵心がなくて、本当に図工が苦手だった私にしては頑張ったもので、(やっぱりモチベーションって、何より大切ですね)美術は”3”(5段階評価)だったわたしのその作品が、なんと文化祭で「貼り出し」になったのでした。美術に関してのいい思い出はそれだけだなあ・・。
 
 有頂天になったのもつかの間、それから程なく、原曲(”ホームにて”がベースになったこと)に思い当たって(また、聴く機会があったので)、「盗作と言われるのではないか?」、とびくびくしたりしたわけですが・・・。数多く張り出してある絵の中の詩(しかも自作ともなんとも断りのない)なんて、だれも気にしちゃあいないのに、繊細だった当時のわたくし、、真面目というか、自意識過剰というか・・・。 ほんと、”うれしはずかし”の甘酸っぱい思い出ですが、「ホームにて」は今でもいっとう好きな(出たあ! 乱発&一貫性なしのいっとう)唄のひとつなのでありました。
 
 
 今でも、涙なしには唄えない唄です。
 
 
 
  
 
 
 
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投稿者: : 2008/02/05 投稿先 唄との出会い

 

唄との出会い「暗いはしけ」byアマリア・ロドリゲス

 
 唄に出会うきっかけはいろいろあります。「出会ったきっかけ」も覚えている曲というのは、わたしにとって、一生の宝物のような大切な存在です。
 
 きっかけは様々。ラジオから流れてきた、CMで流れてきた、誰かのコンサートやライブでで初めて聴いた・・・などなど。「映画」もそのひとつ。”超”がつく出不精のわたくしは、映画館で映画をみることはそんなにないのですが・・・。
 
 子供のころ、古い映画が好きでした。たぶん母親が懐しがって観ていたテレビ映画を一緒に見ていたのだと思います。古いフランスやイタリアの映画・・・。「鉄道員」とか「自転車泥棒」とか「格子なき牢獄」とか「大いなる幻影」とか・・・・あまり覚えていないのですが・・。「鉄道員」(ぽっぽやじゃないですよ。ピエトロ・ジェルミ監督のほうね)の音楽は特に好きで、弾けもしないギターで弾こうと(なぜかギター譜がうちにあったのです。)格闘した思い出もあります。
 
 そんな母の影響か、ある日何気なくテレビで観た「過去をもつ愛情」(フランス映画だと思う。舞台はリスボンだったはずだけど。真っ白い・・・といってもモノクロ映画なんだから白いかどうかわからないのに、やたらと白くみえる貧しい家々のシーンがあったような・・・・。この記憶もいい加減)。映画の筋はこれっぽっちも覚えていません。(映画ファンの方、ごめんなさーい)酒場で、歌手が唄うシーン、ポルトガルの、ファドのディーバ、アマリア・ロドリゲス(映画を観たときは全く知らなかったわけですが・・・)が唄う「暗いはしけ」を聴いたとたん、月並みな表現ですが、本当に雷に打たれたよう、涙ぼろぼろでした。歌詞の意味はもちろんわからないですし、生で聴いたわけでもない、映画のワンシーンで、そんなに心打たれたことはありませんでした。あれは中学3年だっただろうか、高校生になっていただろうか・・・?
 
 いまでも「暗いはしけ」はいっとう好きな(いっとうがたくさんあるのだけど)唄のひとつです。何を唄っても「黄昏れない」わたしにはファドは厳しいかもしれませんが・・・。でもいつか唄ってみたい・・・と思っています。
今日、なぜか突然そのことを思い出しました。
明日から練習しよ。
 
  
 
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投稿者: : 2008/01/29 投稿先 唄との出会い