Uncle JamでのCarlos Ortegaとのデュオライブにお越しくださった皆様、ありがとうございました。ずっと花粉症とは無縁だったのですが、ここ2,3年で私もいっちょ前に目が痒くなったり、のどがイガイガするようになりました。花粉症初心者です。
喉が心配なので、本番前のリハはとくに気を付けてあまり声を張らないようにしています。
ライブは今回も、アルゼンチンタンゴあり、サンバあり、ムジカセルタネージャあり、南アメリカの音楽をお楽しみいただきました。
今回初めて歌った2曲を少しご紹介。
「Vento Sardo ヴェント・サルド」(Mrisa Monte)
サルデーニャ島の風、ですね。
サルデーニャ島と言えばイタリアの西に位置する島。高級リゾ―トとして有名なのだそうです。
この曲、一部アラビア音階が使われています。少し調べてみたら、サルデーニャ島、現在はイタリア領ながら歴史的にはアラブ系勢力の支配を受けた時代が長く、文化にも色濃く影響が出ているのだそう。
相変わらずおきれいなMrisaさん、ウルグアイのシンガーソングライター Jorge Drexler,(ホルヘ・ドレクスレル、これが上手く言えないのです・・・)とデュエットしていまして、歌詞もスペイン語とポルトガル語が交互に出てきます。どちらにしてもわたしには難しいのですが・・・。でもカルロスとデュエットするのにぴったりの曲!歌っていると本当に風を感じます。
「Canto das Tres Racas(カント ダス トレス ハサス)」3つの民族の歌
灼熱のサンバ、という邦題で昔流行ったようです。
3つの民族とは何か?①もともとブラジルの地に暮らしていたインジオの人たち、②大航海時代にやってきたヨーロッパ人、③その後奴隷としてアフリカから連れてこられた人たち。
もちろん人種の坩堝ということばがこんなにあう国はあるか?と思うほど日本人を含め多種多様な人が暮らす国、ブラジルですが、多分それは②もしくは③に含まれて来るのでしょうか。歌の内容は、しいたげられた人々の苦しみ、闘いを歌に込めている、という感じなのですが、先の大統領選挙ではルラさん(現大統領選)を応援する人たちが盛んに歌っていたと聞きました。3つの人種、全てのひとが幸せになる国を作ろう、という祈りが届くといいですね。歌っているうちにどんどんパワーが湧いてくる、そんな1曲です。
ということで、今回もひたすら楽しく、幸せ一杯で歌わせていただきました。
聴いてくださった皆様に感謝。師匠Carlosに感謝、浅野マスターとてまりママに感謝。
さあ、また次に向けて頑張らなくっちゃ。
お品書きは後日アップいたします。







