一度行ってみたいと思っていた東寺の終い弘法に、母と一緒に行ってきました。
前から計画していたのですが、前日朝の天気予報では21日は雨。「寒いし、また今度にしようね」と言っていたのですが、夜になって天気予報を見ると「昼間の間は晴れ。少し気温も上がる」とのこと、慌てて母に電話をかけ、急遽決行となったのでした。前日は父の命日。日頃はそういうことめったに考えない現実主義のわたしも、「お父さんの計らいかな」と思ってみたり。
当日の朝、東寺についてみると、縁起物、盆栽、お正月用の食品や、タコ焼きなどの屋台、骨とう品や手作り品、広い境内いっぱいにお店が立ち並び、活気に溢れていました。多分コロナ前ならもっともっとにぎわって混んでいたのではないかしら。
私が特に心惹かれたのはやはり骨董品でしょうか。購入まで至るものはそうないのですが、古いノミとかカンナとか、落雁の型?とか焼き印とか・・・使い込まれた道具には何とも言えない味がありますね。本当に見ているだけで興奮します。
「野球盤」とか「マトリョーシカ」とか、おもちゃ類も、懐かしさに思わず声を上げてしまいます。
母は、伊勢大根の沢庵(きれいな黄色の沢庵じゃなくて、旅館の朝ごはんなんかに出てくる、しなびた古漬けのような・・・)を購入。包んでもらっている間、お店の人の説明を聞いているうちに「あ、もう一本もらっとこ」「あ、こっちも1本」とどんどん増えていきました。バックパック持って行ってよかったです。
母は、やはり手仕事の作品が気になるようで・・・素敵な張り子のつばめと切り紙が「飛び出す絵本」のようになっているグリーティングカードを購入。張り子は、一切筆を使わずに、細かい線もすべて和紙を貼ってあります。
まだまだ見たいとは思いつつ昼頃には曇ってきましたし、足も疲れたので、実家に戻って、早速買ってきたカードと張り子を父と兄の仏壇(仏教じゃないんで仏壇ではないんですが、祭壇?まあ、思い出コーナーとでも言いましょうか)に飾りました。





楽しかった!また行こうね。