祇園CandyでのLa Fiestaライブにお越しくださった皆様、ありがとうございました。本年最終のライブでした。京都の街、コロナ前・・・とはとてもいかないものの、外国からの観光客もだいぶ戻ってきている、と感じました。デパ地下で一所懸命「これは何か」と(中国語に思えましたが自信ありませんん)尋ねている姿や、四条大橋で写真を撮る人、お客様でも英語圏の男性がお二人、ご来店くださいました。
小学校高学年から20歳を過ぎるあたりまで、とてもネガティブな人間だったので、「これから何十年も生きて、悲しい思い出やあれこれのしがらみが沢山積みあがっていったらとても生きていけそうない」と真剣に考えておりました。そのころの母親や恩師の年齢をとっくに過ぎた今思うことは、「楽しい思い出も経験値もたくさん積みあがっていいじゃん!!!」ということと「都合の悪いことはしっかり忘れちゃうからいいじゃん!!」ということです。また、何度もこのブログでも書いていますが、少しづつの努力が身についていることを実感できること、これはもう本当に年齢を重ねてこそ得られる僥倖です。
なにせ今まで生きた年月を分母としたら、分母分の1年というのはどんどん「薄く」といいますか割合が低くなるわけで・・・。今年はどんな年だったっけ?と振り返ってみると、どの思い出ももっともっと前に感じて(まあ、忘れているわけですね)しまいます。
とはいえ、昨年は兄が亡くなり、前半はもうそのこと一色だったことを思えば、無事に過ぎた一年でございました。コロナがまだ完全に明けきっていない中、母と津和野へ旅もできましたし、4年ぶりに鳥取ジャズにも参加させていただきました。何より、大きく(大きくどころか風邪ひとつひかず)健康を損なうことがなかっただけでも本当に感謝するべきだろう、と思います。
あとどれぐらいの時間歌うことができるのだろう?その時間でどれぐらい進歩できるのだろう?とかつてのネガティブな自分がときどき頭の中に現れます。知り合いのシンガーたちの活躍に焦燥感や羨望でいっぱいになってしまうこともあります。
でも、やっぱり小学校の時の恩師の言葉「継続は力なり」を信じて少しずつでも努力していきたいと思います。
今年ライブに来てくださったすべての皆様、配信ライブを視聴してくださった皆様、ライブハウスのマスター、スタッフの皆様、共演者の皆様、本当にありがとうございました。
来年も頑張ります。
ウサギのように跳ねるでー!!!

まだきれいな紅葉が・・・

お店の中はクリスマス。

帰り道で猛者発見。ミニミニコンテナトラックでソロゲリラライブ。すごい!もう後片付けに入っておられたのですが、お願いして撮影させていただきました。