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Happy Christmas!! そしてルンバのリズム

25 12月

Uncle Jamでのカルロス・オルテガ&うちののぶこライブに来てくださった皆様、配信をご視聴くださった皆様、ありがとうございした。クリスマス・イブのライブにたくさんのお客様をお迎えすることができて本当に嬉しかったです。

今回は師匠カルロスとのデュオということで、デュエット曲多めでお送りしました。
合唱でいうところの「縦」と言いましょうか、リズムを合わせて二人で歌うことで、サンバやボサノバ、ラテン音楽のリズムの重要性を改めて認識しました。

二人で選曲しているときに、”Que nadie sepa mi sufrir”(アルゼンチンの曲。原題は「誰も私の苦しみを知らない」という意味ですが、「群集」「La foule」という題名でシャンソンとして有名です。)をルンバでハモることになったのですが、初め何度やっても全然言葉が合わなくて、カルロスが歌うのを録音させてもらって持ち帰り、何度も何度も聴き返し、併せて歌いするうちに、ルンバのリズムのキモ、とか、如何に自分が今までいい加減にリズムをとらえていたのかよくわかりました。

「リズムに乗る」って気分を乗せることではないんですよねえ・・・・。(今更ですが)自然と体が動いてリズムに乗る、ということはありますが、そのリズムを自ら奏でようと思ったら、気分だけではどうにもならない、その歌が「ルンバに」「サンバに」「ボサノバに」聴こえるのにはちゃんと理由があるということ。細部を分析せずとも出来てしまう天才肌の人もいるとは思いますが、少なくとも私はそうではないので、声は声だけを鍛える、リズムは頭でもちゃんと理解する、歌詞を読む・・・そのようにいったん歌の要素をバラバラにして取り組む必要がある、と常々思っています。「完コピ」ですらそのようにしなければできないわけで、「自分なりの歌唱」、なんて多分その先にやっとおぼろげに見えてくるのではないかしらん・・・?一方で、「歌う」という行為は、たとえ「ああ、しまった、だめだああ・・・」と思いながら歌うのですら楽しいわけです。不思議ですね。

本番では二人して曲を間違えて(本当はメドレーだったのに、二人とも記憶から飛んでおり、後の曲から始めてしまった)演奏しながら「あああああ・・・・こっちの曲どうするん?」「あ、忘れとった!どないしよ」「おし!今からやるでえ・・・・」「お、うまく繋がった・・・よかった!あああああ!戻ってくるとこ合わんかったあああああ・・・・!」という心の会話を交わしていた、というハプニングはあったものの(あったものの・・・・って許されるのか?)気持ちよくハモれました。ちなみに心の声はあくまでわたしの脳内で勝手にカルロスにしゃべらせていたわけで、普段の彼は関西弁ではありません。

そんなこんなのステージでしたが、お客様の温かい拍手と笑顔、カルロスのギターと声、光に包まれるような幸せな気持ちで歌ったクリスマス・イブでした。

歌の基本に、そして曲の細部にこだわりつつ、本番では思い切り楽しんで歌うことができるよう、お客様にも楽しんでいただくことができるよう、来年も精進いたします。

配信は1月7日まで購入、視聴が可能です。興味が沸いた方は是非・・・・。
https://twitcasting.tv/f:176151749114549/shopcart/119816

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投稿者: : 2021/12/25 投稿先 ライブ報告

 

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