9月11日のMクアトロでのライブに来てくださった皆様、ありがとうございました。緊急事態宣言延長。ノンアルコールの早い時間でお送りいたしました。
朝から昼にかけて時々雨がパラパラしていて心配しましたが、ライブが始まるころには青空も見えておりました。Mクアトロはビルの2階、タイ料理のお店や美容室の入る2階建ての中庭に見事な百日紅があります。夏から秋にかけて、歌いながら窓から見える美しいピンク色の花を観るのが大好き。大きな窓いっぱいに花が広がる様はまるで絵のようです。
今回も、錦織賢治さんの7弦ギターとカヴァコ、大野こうじさんのギターとフルートという贅沢なメンバーで、ブラジル音楽をお楽しみいただきました。おそらくお聴きなじみのボサノバのスタンダートともいう曲から、ショーロ、ちょっとマニアックなMPB、あれこれ取り交ぜてお送りいたしました。マイクを持って、楽器がなって、共演者と目で合図を送りあいながら歌い始めると、沈みがちな気持ちが一気に高揚するのを感じました。厳しい状況でもこうしてライブで歌うことができることに感謝しています。感染対策に気を使い(経費も使い)ながらライブをする場をオープンし続けてくださるママにも、集まってくださるお客様にも、そして共演者にも「ありがとうございます」という言葉しか出てきません。
さて、8月から「Casa do choro」というリオ・デジャネイロにある音楽学校のオンライン講義を受講し始めました。日本語通訳付きのボーカルコース。クラスメイト(?)は私を含め8名。オンラインとはいえ、講義中に一人づつ歌う「公開レッスン」。初めはとても緊張しましたし、うまく歌えなかったら・・自分だけ下手くそでは・・?とか余計な(ええかっこしいだからなあ・・・)ことばかり考えて疲れておりましたが、他の方の歌を聴かせてもらうのがとても勉強になるし、楽しい、ということに気づき、今では毎週楽しみにしています。ただ、課題曲に取り組む時間がなかなか取れず、少し歯がゆいですが。
ということで、早速最初の課題曲を今回歌わせていただきました。Nelson Cavaquinhoの “Choro do Adeus(別れのショーロ)”哀愁に満ちた素敵な曲です。歌詞に「ギター、カヴァキーニョ、バンドリン、フルート」とショーロに使われる楽器の名前が沢山出て来るんです。大野さんはギターとフルート演奏するし、Nikkieさん(錦織さん)はギターとカヴァコ「うーーーーん、全部弾いて頂戴!!!」と言いたいところでございました。大野さんが2人、Niikieさんも2人いたらなあ・・・。今回は7弦ギターとフルートでお送りしましたが、また別の組み合わせでもやってみたいと思っております。
さあ、また次に向けて頑張ります。
あ、今回もNiikieさんに歌もお手伝いいただきました。”Telefone”の合いの手、最高でした。そのうちNikkieさんの楽器に(Vo)の表記を加えることになるかも・・・・。




