Mクアトロでのライブに来てくださった皆様、本当にありがとうござました。
兵庫県はまん延防止重点措置が解除になり、だけどお店の営業やお酒の提供は30分だけの緩和。
でも、このメンバーでのライブ、3月は中止、5月は1セットだけの短い公演、今回やっと2セットお送りできることになり、このまま状況がよくなることを祈るばかりです。
毎回、錦織賢治さんの7弦ギターとカヴァキーニョ、大野こうじさんのギターとフルート、そしてうちのの歌、この5種類の楽器(声を含め)を曲によって組み合わせてお送りしております。短いリハの間に「これは何で行きましょうか・・・」と相談したり、前に演奏した曲を違った組み合わせでやってみたり、と、もうその段階からテンションが上がりまくるのですが、それに加え、今回はNikkieさんがちょっとだけ歌も歌ってくれたんですよ。楽しすぎるでしょ!(いえ、だからって私がギター弾いたら何もかもぶち壊し。変わったことすればよいわけではありません。でも新曲の「Tiro ao álvaro」、作者のAdoniran BarbosaとElis Reginaのバージョンが何といっても最高で、
https://youtu.be/caEFyFRc91c
となると、どうしても渋い男性の声が欲しくて、当日になっておねだりしてしまったのでした。)
前回、前々回とカヴァコ(Niikieさん)+ギター(大野さん)でお送りした「Tico Tico No Fuba」を7弦ギター(Niikieさん)+フルート(大野さん)で演奏したのも楽しかったし、新曲の「Incompatibilidade De Gênios」での二人のギターも最高だったし、どの一瞬を切り取っても喜びに満ちた時間。
あれこれポカもやらかしたのですが、「開催できるのだろうか・・・」という不安が大きかっただけに、いつもに増して歌っているときの高揚感が大きくて、興奮しすぎた感がありました。お客様からも「ライブに今参加している」という高揚感が伝わってきて、それはもう至福でありました。
録音や配信、そこにいない人でも一緒に音楽が楽しめるように技術が発展してきたことは素晴らしいことですし、自分の短い人生のなかでさえ、その恩恵を思い切り享受しているわけですが、それでもやっぱり、いえ、だからこそその場で一発芸のごとくできあがる音楽、場所、環境、演者、お客様、もしかしたら天候や時間も・・・・すべての偶然によって出来上がるライブの素晴らしさ、コロナなんてなかった方がもちろんよかったのですが、多くのミュージシャンや音楽好きの人が改めて気づかされたのかもしれないな・・・なんてちらっと考えました。
もっと多くの方と、もっと安心して、ライブを楽しむことができる、そんな日が再び来ることを信じて。また次回に向けて頑張ります。
イケメンな二人。二人が音楽で絡む様はほとんど小学生男子(失礼かなあ・・・)
お品書き