久しぶりの更新です。自粛、自粛と言っているうちに春が行ってしまいました。今日はもう初夏の陽気です。自然災害や、家族・自分の病気、何か生活がごろっと変わってしまうような出来事は、今までもありました。その都度、「もうこんなことはたくさん!」と思いながら、でも「あってもおかしくない」という学習をしてきたわけですが、今回の「ウィルス」はわたしにとっては想定外のものでした。
医療を扱った小説やパンデミックものは昔からかなり好きで、古典の「ペスト」はもちろんですが、「コンティジョン(同名の映画がありますが、これは別物)」や「アウトブレイク(こちらはダスティン・ホフマン主演の映画になりました」などのロビン・クックの作品はたぶん日本に入ってきているものはほとんど読んだと思いますし、新しいところでは高嶋哲夫さんの「首都感染」も読んでいたのですが、まあ、そうですね、エンターテイメントとして消費していただけだったのでしょうか、身近な現実世界で起こるとは思っていませんでした。
それでも、「アウトブレイク」のように空気感染するわけではないし、かかったら最後、必ず死に至るというわけではないのはせめてものことでしょうか。その「死に至る」を必死で食い止めておられる医療関係者の方にはただただ感謝あるのみですね。
沢山の業種が「休業」を余儀なくされていて、致し方ないこととはいえ、経済の行く末も心配です。自分や他人の携わる業種が「世の中に必要かどうか」で言い争っているのをSNSで目にするのも本当に悲しいことです。
・・・と、つらつら考え出すと頭がパンクしそうになりますが、大きな視点は堅持しつつ、ごく身の回り、自分が生活している場所でできることを考えたいものです。
ということで、昨日はごく仲間内で、ZOOMを利用したオンラインライブパーティを開催しました。今オンライン会議で一気に需要が高まっているZOOM、今この状況にあっては本当にありがたいツールです。
PCやスマホの前で集合、それぞれの家で飲食しながらおしゃべりする「オンライン飲み会」を先日試行的に開催、そして今回は師匠のCarlosOrtegaに参加してもらい、ギターの弾き語りをしてもらいました。残念ながら音声の遅延がかなりあるので、一緒に歌ったり、鳴り物を鳴らしたりすることはできません。(できるけど、自分以外の人には遅れて聴こえてしまう)。それができたらもっと活用(オンラインでセッション)できるのですが、発信側のチャンネルは1本だけ。カラオケか弾き語り、という選択になります。他の人の声や音が入ると音楽が途切れてしまうため、弾き語りが始まったら、皆さんの音声をミュートし、一曲終わるごとにミュート解除して感想を述べたり、拍手をしたり。初めてのオペレートで「ウッチー!ミュートのままになってる!」と指摘を受けたり、途中で回線の不具合で突然消える人がでる、という事故があったり。
それでも、「離れているけれど、今、この瞬間に弾き、歌っている」音楽に触れる喜びはやっぱり格別でした。みんなのリクエストにも応えてもらって、本当にいい時間を過ごすことができました。
でも、お開きにするころには、少し寂しさが・・・「終息したらリアルにパーティしようね」と皆が口々に・・・。そうですよね。やはりもどかしさも募ります。
この状況が早く終わることを祈りつつ、今はせめて、またライブホストを務めたいと思っています。
こんな感じです。スマホだと同時に4人までしか見えないらしい(スクロールすれば現れるけれど同時に見ることはできない?)
張り切っておつまみこしらえましたが、やっぱりみんなでシェアして食べたいですね。
左上から時計回りに
カイワレ菜とキャロットラペ
野菜とエビのグリル、バルサミコ酢がけ
チーズスナック(スライスチーズに胡椒振ってレンチンしただけ。)
ポテトサラダ
真ん中は砂肝と鶏レバーのコンフィ
キュウリのラー油漬け
白ワイン