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懐かしい絵本と天上の音楽

12 5月

昨日は、京都祇園のBonds Rosaryで開催されたAlessandro Penezzi(アレサンドロ・ペネッシ)さんのライブに行ってきました。
http://www.kaji1982.sakura.ne.jp/alessandro2019/

昨年NHKで放映された「Sound of Brazil」(Brasil に表記を改めてもいいんじゃないのかなあ・・といつも思う)で、同じくブラジルを代表する若手ギタリストYamandu Costa(ヤマンドゥ・コスタ)との共演で話題になりました。
余裕を持って出かけたつもりがギリギリになってしまい、前の席がもう埋まっていたのですが、舞台に面している一番離れたカウンターが一段高くなっていて、しかもカウンターのどっしりした椅子(背もたれ、ひじ掛けもついている)がくるっと回転して舞台を見ることができるようになっていて、ワイン片手にちゃんとAlessandroさんの手元も見ることができてある意味「特等席」でした。

演奏の凄まじさ(テクニック、歌ごころ、リズム、あらゆる点においてもう神の御業としか思えない演奏、言葉で表現しようとしたら陳腐になるばかり)も圧巻でしたが、オリジナルの曲も素晴らしくて、聴いているだけで胸が締め付けられてじわっと涙する場面もありました。

凄い人がいくらでもいるんだなあ・・・。こんな素晴らしい音楽を楽しむことができるのは本当にありがたいことです。
弾けもしないのにギター譜を購入させていただき、サインまでいただいてしまいました。DSC_0316

先日、これもまた前身鳥肌が立つほどよかったGuinga & Monica Salmasoのあと、こちらも譜面を購入したので一生弾くことはない譜面が2冊、今キーボードの譜面たてに鎮座しています。毎日拝んだら、ご利益・・・ないか。

DSC_0317
でも、遠く山の頂近くにお二人を見上げながら、わたしももっともっとBrasil音楽を知って楽しみたいです。

さてさて、このGW中、初めて訪れた、今はもう少なくなってきている「昔懐かしい商店街の本屋さん」で、懐かしい絵本を見つけて購入しました。
バージニア・リー・バートン「ちいさいおうち」
DSC_0319
この「岩波の子どもの本」シリーズ、子供の頃家に何冊もありました。おさるのジョージシリーズもその中に含まれていましたね。大人になってから知ったことですが、バージニア・リー・バートンさんとこの絵本は、絵本の歴史上とても重要な位置を占める古典の名作なのだそうです。
物語が進むにつれて、おうちの立っている場所がどんどん都会になっていき、道路ができたり街灯が設置されたり摩天楼ができたり電車が高架で作られたりするのですが、ほぼ絵のアングルは表紙のまま、という絵本。最後の最後に「おうち」の方が引っ越しをして表紙のようなのどかな場所に帰っていきます。書かれたのは1942年だそうですから、アメリカ合衆国の発展と失われていく風景への郷愁がよく描かれているのかな・・・なんて思ったり。

そういえば、同じ作家の「いたずらきかんしゃ ちゅうちゅう」も好きな絵本でした。
https://www.amazon.co.jp/dp/4834000044/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_ew21Cb3TTX8GC

たくさんの本を与えてもらったことは、今の自分をかたちづくる重要な要素だと思っています。あらためて両親に感謝ですね。

 
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投稿者: : 2019/05/12 投稿先 あれやこれや

 

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