Uncle Jam での市川強さんとのデュオライブに来て下さった皆さま、お暑い中ありがとうございました。少々夏バテ気味だったのですが、お店の音響のよさ、居心地の良い空間と、温かいお客様の拍手、素晴らしい環境で歌わせていただいて歌っている間はすっかり元気いっぱいでございました。
今回も、スタンダードジャズ、昭和歌謡、80年代フュージョン、ブラジルのナンバー、ハワイアン、と「おもちゃ箱」のようなプログラムでお送りいたしました。それぞれ大好きな曲ばかり。そしてそれぞれの難しさがあるなあ・・・と改めて実感した今回のライブでありました。
聴いて下さる方がそれぞれ持っている曲のイメージをぶち壊して全く新しい世界を目指す、まさに芸術的な演奏を目指す演奏家もいらっしゃいます。(あ、話に聞いただけですが、先日のFUJI ROCK FESTIVALでのボブ・ディランはまさにこれだったようですね。しかもご自分で作った世界を一度壊すって、大御所になればなるほどなかなかできないことだと思いますし、凄いなあ…と思います。聴いているお客さんの受け取り方はそれぞれでしょうけれど)
自分としては、聴き手が知っている曲なら「イメージがより膨らむ」(ちょっぴり聴き手のイメージしていた世界が広がる、少しだけ未知の場所が加わる)、知らない曲なら「”お、この曲良いな”と思っていただける」演奏が理想かなあ・・・なんて漠然と考えております。
また次に向けて精進致します。
Uncle Jam、次回出演は10月18日木曜日です。
お品書き