ZAC BARANでのLa Fiestaライブに来てくださった皆様、冷たい雨の降る中を、ありがとうございました。
京都は海外からのお客様が多いところですが、ZAC BARANさんは特にお客様が国際色豊か。平安神宮は海外からの方にはかなり人気の高いスポットと聞きますし、ゲストハウスも点在しているからでしょうか。昨夜も海外からのお客様と思しき方がちらほら。店内では英語が飛び交っておりました。
ZAC BARANさんですが、
『京都・左京区の老舗ジャズカフェ
40年前の照明や壁がそのまま残る、懐かしいムードのザックバラン。
昔からのオールドマンから現代の若者までザックで語り明かしてください。』
とお店のWEBサイトに紹介があるとおり、『昭和後半』な人間にとっては、なんとも言えない郷愁を誘うお店です。昔観た村上春樹原作、大森一樹監督の「風の歌を聴け」という映画(これは舞台が神戸という設定だったと思いますが、ロケが西宮で行われていまして、夙川のほとりにあったレストラン「クリスボン」とか市民グラウンドのサッカー場とか武庫川河川敷とか、地元民にとってはたまらなく懐かしい映像満載の映画なのですよ。)に出てきそうな、うーん、何というか、まさに「昭和後半」
京都は学生の街、40年前ならば髪をのばした「ガロ(わかる?)」のような学生や、熱く政治を語る若者なんかでにぎわったかのなあ・・・なんて想像しながら歌っておりました。この店の雰囲気、海外からの方の目にはどんなふうに写っているのかしら。
桜の季節も終わったというのに、ライブが終わって外に出たら寒くてびっくりしました。見上げると熊野神社前、ハナミズキの大木が美しい薄紅色の花を咲かせていました。
元気に歌が歌えたことに感謝して、また頑張りましょう。