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ハーモニカ道場、そしてサンバ

10 6月

なんだかんだでバタバタしておりました。週末はちょっと一息。
ハーモニカ道場
4日(日)は恒例の母のクロマチックハーモニカの発表会。今回は弁天町の世界館(どうしても「世界観」と変換しますね。そりゃそうですね)という施設が会場でした。初めて降りる環状線の弁天町駅、海は見えていませんが、なんとなく埠頭の匂いがしています。歩くこと5分ぐらい。安治川のほとりに立つ世界館、会社の倉庫を改装したと思われるその建物は、普段はプロレスの興行などをしているらしいです。プロレスの会場になるだけあって、照明がやけに派手でした。ミラーボールが3つもぶら下がっていたし。

キャパは200人を切るぐらいでしょうか。ちょっとした発表会にはちょうど良い大きさではないかしら。音響もよかったです。

さてさて「木谷クロマチックハーモニカ教室 ハーモニカ道場2017」、総勢69名が演奏する大規模な発表会。毎年、どんな曲が聴けるかな、と楽しみにしているのですが、今回異彩を放っていて、わたしとしては最高に楽しませていただいたのは、多分リアルタイムで楽しんだ世代と思われる(ということは同年代か?)男性の演奏された「Dancing All Night」(by もんたよしのり)!うーん、なかなかハーモニカにあいますねー。もんたよしのりさんの泣きの入った声が重なるような素敵な演奏でした。

母は今回「無縁坂」に挑戦。さだまさしさんの曲ですね。初心者でいきなり「コンドルは飛んでいく」だの「ひまわり」だので大コケしていたことを思うに、よい選曲だったと思います。ただし、こういう「聴かせる」曲は逆に難しい面もありますね。一見簡単そうなテーマ部分、歌を知っている聴衆なら、歌詞が聞こえてくるぐらいにハーモニカが歌えていないと台無しですもん。

運がいいとか悪いとか
人は時々口にするけど
そういうことってたしかにあると
あなたを見ててそう思う
忍ぶ忍ばず無縁坂
かみしめるような
ささやかな僕の母の人生

うーん泣かせる・・・と言いたいところですが、カラオケのテンポから奔放にずれていく演奏にハラハラドキドキで、噛みしめている余裕はありませんでした。だけど曲のエンディングはちゃんと帳尻合わせられたし、アドリブ風アレンジの部分もよく頑張っていたので今回は及第点をあげることにしましょう。お母ちゃん、頑張ったね。
その日は母と二人、梅田にて明るいうちからビールでプチ打ち上げ致しました。母は失敗したところが悔しくて仕方がないらしく、ぐずぐず言っておりました。その気持ち、よーーーーーーくわかる。(ああ、あれはなかったことにしてもう一度歌わせて・・・と何度思ったことか)でもね、そうやって成長していくのですよね。出来なかったところより、今回できたところを大切にまた頑張ってもらいたいものです。別にプロになるわけでもなし、うまくなってどうなる?ってどうもならないんですが、そんなことじゃないんですよね。「ああ、少し進歩したな」って思えることって、凄く幸せなことだと思います。それは多分日々の生活を豊かにすると思うんだな。
そしてサンバ(そして神戸みたい。サーーーーンバ、泣いてどうなるのか)
6日(火)は、谷町4丁目、グラバー邸というバーに、サンバユニット「ミストラード」さんのライブを聴きに行きました。余談ですが、なぜか、わたしはグラバー邸という名前から、神戸の異人館にある店だと思い込んでおり(ちなみにグラバー邸という施設は神戸にありません。長崎ですね。何重にも勘違いですね)、先週同じくライブに行く予定だったSAPOさんと話していなかったら、「近くまで行ったらわかるやろ」とばかりに当日三宮に向かっているところでした。あぶないあぶない。
閑話休題。普通の6弦ギター以外に7弦ギターとカヴァキーニョでサンバを弾く素敵なギタリストが関西におられる、ということを知り(youtubeでもチェック)、SAPOさんにご紹介いただいて、いきなり連絡、初めてお会いする前にライブでご一緒することもお願いしてしまったという、(自分で自分の行動にびっくりしています。向う見ずすぎる。自分にこういうことができるとは思っていませんでした。)錦織さんに会うためでもありました。
ミストラードさん、オーセンティックなサンバやショーロを中心に演奏されているようです。山下美紀さん(とってもチャーミング!)と内桶あきこさん(ピアノも、ギターも歌も!すごい・・・。)とのツインボーカル、梅田麻美子さんの美しいフルート、そして錦織賢治さんのギター、カヴァキーニョと、それぞれの演奏の素晴らしさもさることながら、バリエーション豊かで(ハモったり、楽器を持ち替えたり)、編曲もきちんとされていてとても楽しめました。(いいバンドを見ると「羨まし~。入れてくれ~」って思いますね)
ということで、8月に大野こうじさん(Gt,Fl)、錦織賢治さん(7Gt、Cavaquinho)と一緒にライブします。歌いたい曲が山ほどあってなかなか決められませんが、ジャズを通じてボサノバを知り、CarlosやLaFiestaに出会って今まで歌ってきたたくさんの歌を大切に、古いサンバからボサノバ、MPBも楽しんでいただけるような、「ブラジル音楽ア・ラ・カルト」のような、あるいは「ブラジル音楽お得ディナーセット」のような(意味わからん)ライブにしたいな、と考えております。

改めてご案内致しますので、是非是非楽しみにしてください。

 
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投稿者: : 2017/06/10 投稿先 あれやこれや

 

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