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ギターに魅せられた人、そしてDIVA

03 6月

Uncle Jam でのCarlos Ortega &荻野やすよし ライブでゲストとして4曲歌わせていただきました。
初めてご一緒させていただいた荻野さん、自ら「ギター(音楽)オタク」と言われるだけあって、音へのこだわり、あらゆるギター音楽への情熱、そして何よりギターを演奏しておられるときの表情から、「ギターへの愛」がひしひし伝わってくる素晴らしいギタリストでした。

webサイトはこちら
http://www.yasuyoshiogino.com/

荻野さんの愛は、おそらくCarlosにも伝わって、いつもに増して感情のこもった「泣き」の入る歌とギターに思わず「ウーン」とうなってしまうことしばしば。
いやあ、本当に、なんでしょ。いい演奏はさらにいい演奏を生んで、いい演奏は人を幸せにしますね。

さて、翌日はCarlosと唄仲間と一緒にダイアン・リーブスを聴きに行きました。(at 神戸オリエンタル劇場)
ダイアン・リーブス、デビューしたころから圧倒的な歌唱力でしたが、時を経て、いまや神の領域に入っている感。声のコントロール、リズム、インプロビゼーション、なにをとっても「圧倒的」としか言いようがない。そしてそれ以上に「歌」の説得力。力量あっての説得力と言えなくはないのですが、もうこの人だったら、歌詞をつぶやくだけ、いや黙っていても「歌」が伝わりそう・・・と思ってしまうぐらい(そうなると呪術や宗教の世界、ええ、もうすれすれですね)でした。

バンドもまた一流だの最高だのという言葉が陳腐に感じるぐらい。とにかく凄い・・・の一言。わたしとしてはメインのダイアン・リーブスとギターのホメロ・ルバンボがお目当てだったのですが、ピアノもベースもドラムも、一人一人のクオリティの高さだけでなく、5人一体になった時の音の神々しさはまさに光が降ってくるようでした。

Dianne Reeves(vo)
Peter Martin (p,md)
Romero Lubambo (g)
Reginald Veal (b)
Terreon Gully (ds)

今回、もともと行くはずだったメンバーが急病で、ほとんどジャズは聴かないCarlosを、やはりギターがホメロ・ルバンボだから、ということで誘ったのですが(始まる前、「この会場で、彼女を知らないで来ているのはきっとボクだけ」と笑っていました)、彼もやはり圧倒されて「素晴らしい、世界が大きく広がったような気がする」と言っていました。
ああ、言葉で綴れば綴るほどもどかしくなってしまう。
終了後は三宮のカジュアルフレンチ「肝胆亭」さんで美味しい料理をいただきながら冷めやらぬ興奮を分かち合ったのでした。(4人でワイン2本空けてしまった・・・)
http://www.kantan-tei.jp/

至福のコンサートでありました。

 
 

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