木曜日、いつもお世話になっている古い古い(繰り返すことないやんって?でも彼女が独身の時からのお付き合い)の歌仲間の梅ちゃんの旦那さんのカントリーのライブに寄せていただきました。
梅ちゃんパパ(旦那さんのこと)とは、k’zのクリパで「Cotton Fields」ハモらせていただいたことがあり、それはFANTANA
さんで他の人のリードボーカルのコーラスさせていただいたことがあったため立候補したのですが、キーも違うし、シンガーによって譜割も微妙に違うし、ぶっつけ本番で決まるはずもなく、申し訳ないことをしたな・・・と思っていたこともありましたし、カントリーミュージックの何たるかなんて、もちろんわかってはいないのだけれど、ジョン・デンバーの「Country Road」はわたしの「洋楽事始め」の曲だし、それを歌っていたOlivia Newton Johnもデビュー当初はカントリーシンガーだったし(アルバム持ってる)、ウィリーネルソンも大好きだったし、テネシーワルツ、Tammy、Because Of You、You Belong To Me, Hi Lili Hi Lo ・・古いミュージカルや映画の今ジャズのスタンダードになっている2beatやワルツは、Countryそのものでしょ・・・って感じだし・・・これは一度ちゃんと聴かせていただかねば・・・と思ってたのです。
出かけたのは西宮、夙川のカントリーライブハウス、「Fortworth(フォートワース)」カントリーの重鎮、福原照晃さんのお店です。オープンで明るくて、音もよくて、とってもよいお店でした。
梅ちゃん(これが芸名?クレジットが「梅ちゃんのカントリータイム」)の楽しいMC、還暦過ぎてから始めたとは思えない味のある歌唱とギター(サウスポー)、ゲストボーカルの女性たちの魅力あるステージ、バックを支える2名のギター(エレキ+アコギ)、スチールギター、ドラムス、エレベのご機嫌なこと! それにアコギの方のコーラスがまた素晴らしく、本当に客席と一体となった素晴らしいステージでした。
そして何より、ゲストとして1曲だけ歌われた福原照晃さんが本当に素晴らしかったです。知らない曲でしたが、もう何でしょうね。本当にすーっと心に入ってくる。ジャンルがどうのこうのなんてまったく考える余地もない。
MCでおっしゃっていた「日本人がこうやって外国の歌を外国語で歌っていいのだろうか・・という葛藤がずっとあった。だけど今は好きになって覚えて歌った瞬間にそれは”自分の歌なんだ”、堂々と歌えばいい、と思っている」という言葉は、ジャズやブラジルものを歌っている身には心に沁みるものでした。
楽しい一時を過ごしました。
空きっ腹にアルコール入れて、ご機嫌な音楽にすっかりいい気分になってしまって、当たり構わずそこいら中の人に話しかけてしまい(ノリノリで聞いていた彼とお母さん、どなたかのお友達らしき紳士、友達のお母さんが歌うので・・と来ていらした若い女性・・・突然話しかけてごめんなさい!)顰蹙買っていなかったら良いのですが。
実にエンターテナーかつマメな梅ちゃんパパ、楽しい抽選会もあって、わたしは銀ピカの馬の絵の浮き出た素敵なバックルいただきました。ベルトに付けて・・は機会がなさそうですが、素敵な思い出として部屋に飾ります。
カントリーなんて、ジャズなんて、サンバやボサノバなんて・・・ライブハウス行き慣れていない方はちょっと尻込みしてしまうかもしれませんが、思い切って出かけてみてください。きっと素敵な音楽と人との出会いがありますよ。
すっかり楽しんで、帰途についたのですが、そのまま帰るのがもったいなくて、つい阪神芦屋駅前のイタリアンで一人飲みもしてしまったうちのでした。
Fortworth(フォートワース)のhpはこちら
http://www7b.biglobe.ne.jp/~fcountry/about.html