国立国際美術館の「森村泰昌:自画像の美術史」展に行ってきました。5年前に仕事で嫌なことがあったときに午後からサボって兵庫県立美術館に「なにものかへのレクイエムー戦場の頂上の芸術」を見に行ってとても面白かったので、今回も期待していました。
今回は、いろいろな画家の「自画像」を例によって森村さんが演じて?(描いて?再現して?)いるものが中心でしたが、なんと驚いたことに、「展示室内撮影OK」。太っ腹というか、なんというか・・・。で、張り切ってカメラを持っていったのですが、写真撮っているひとなんてほとんどいなくて、カシャカシャやるのは憚られ、数枚撮っただけです。これは、みなさんお行儀がよいということなのでしょうか?それとも皆さん絵画鑑賞のなんたるかを深く理解しておられる、写真を撮るよりも観ろ!感じろ!ということなのでしょうか?アートに関しては門外漢のうちのにはよくわからないところです。
70分の映像作品『「私」と「わたし」が出会うとき』がとくによかったですね。森村さんが扮している画家たちが語る、というものです。これ・・・そうですねブラックなパロディと紙一重かなあ。その画家に心酔しておられる方にしたら気分を害されるものもあるのかもしれないな・・と思いながら、うちのは楽しく拝見しましたが。
出来上がった作品よりも、その制作過程を見たいと思わせる展示でした。
堪能して帰ってきたら、おしゃれな外観と「メキシコのアクセサリー」という看板に惹かれて入ってみたいなあと思いながらいつも閉まっていて一度も入ったことがなかった「ati」というお店がOPENしており、恐る恐る(しかも買い物したスーパーのレジ袋をぶら下げて、おしゃれなお店の雰囲気をぶちこわすうちの)入ってみました。メキシコのビーズやターコイズ、サンゴで伝手づくりしたアクセサリーも、作家の女性もとっても素敵。
極お手頃価格だったイアリングを購入。ショッキングピンクが夏っぽい。着けるのが楽しみです。
ちょっぴりアートな休日でございました。
あ、まそほママのカレンダーギャラリー2ヶ月飛んでしまった。
これは3月4月です。