Te Anauにお別れを言う日が来ました。
荷物をまとめて、かさばるキャンプ道具はポストショップから郵送。
空港のあるQueensTownに向けて出発です。
いったん荷物をまとめたら、釣りはもうしない、というのが通常なのですが、今回見つけたいいポイントが、Queens Townへ向かう途中に点在してることもあって、普段着のままちょこっとだけ竿を出しました。
反応はなし・・・。そうでしょうねえ。
さてさて、QueensTown空港に着いてからずいぶん時間がありましたので、外のベンチでのんびりしておりましたら、なにやら背中に毛むくじゃらの物体が・・・。
ぎょっとして振り向くと、日本でよく見るトイプードルを巨大化させたような犬が、ベンチに乗っています。
「プードルとなんとかのミックスなんだ。だからシュヌードル。」
犬の向こうに座ったご老人が、まるで”会話の続き”であるかのように話しかけてくるものだから、こちらも「へえ。。そーなんですか」と返してしまったら、おじいさん喋りまくり。話し相手がほしかったんでしょうね。
ブリスベンから帰ってくる息子さんを迎えに来たのだそう。もう80歳は優に超えていそうなおじいさん、かつてはジュエリーを商っていたそうで、日本とも取引があったんだ、と話していました。「トーキョー、オーサカ、サッポロ知っているよ。コノチハ!(こんにちは、と言いたい)」と。
おとなしくてかわいいワンちゃんに水をやったりして、こちらもよい時間つぶしができました。
大荷物をかかえて空港から出てきた息子さん。父親と一緒にヘンな東洋人がいるものだから、一瞬怪訝な顔をされていました。家族みたいな顔してみんなでお出迎えしたらびっくりしますよね。
「いやー、この人たちはここで飛行機を待っているんだよ、ちょっとおしゃべりしていたのさ」説明するおじいさん。親子+ワンちゃんで仲よく帰って行きました。写真を撮らせてもらえばよかったなあ。
あちらの方たち、総じてフレンドリーでありますが、おもしろいおじいちゃんでした。
それにしても、日本にいてもそうですが、わたくし、どうも知らない人に話しかけられやすいような気がします。身体が小っちゃくてなんだか安心感を与えるでしょうか。(勝てそう。。とか)若いころは「近寄りがたい」とよく言われたものなんだけどなあ。顔がユルくなったってことでしょうか?歳食っただけか・・?!。
などということがありつつ、国内線でAuckland国際空港へ。
ホテルで夕食、となりました。
カレーと
ラム
ホテルは、オークランドにでは定宿にしているところです。今まで団体客は見たことがなく、静かなホテルだったのですが・・・今回はアジアからの団体さんが来ていて、かなりやかましく・・・ちょと閉口しました。
翌朝のシャトルバス、満員。空港も大混雑で、余裕をもって出かけたつもりが、またまた空港内を走る羽目になりました。
それでも、事故もなく病気もなく、無事に帰って来ることができましたし、大きな魚も釣れて、大満足の旅でした。
また、次の旅が始まるまで、さようならNZ。