楽しい日々はあっという間に過ぎ去り、もう釣り最終日。明日はオークランドへ向かわなければなりません。
低気圧は去ったようで、気温はぐんぐん上がっていますが、川が元の状態になるには、まだまだ何日もかかりそうです。ということで、今日は、やっぱり前日のM川と同じように、2つの湖の間を流れるW川に出かけました。
10年前に、この川はあちこち回ったのですが、釣果がイマイチでした。
今回も、他の川の大増水という事情がなかったら、行っていなかったと思います。
ああ、10年前もここに車で入ったね・・・などと話しながら川に到着。
ここは、平地で、Te Anauからも近いので、近所の方が気軽に釣りに訪れる場所。
あまり期待は大きくなかったのですが・・・。
ただ突っ立っているだけのように見えると思いますが、実は魚がかかっています。
ルアーが着水すると同時に食いついてきた虹鱒くん、何度かジャンプを繰り返した後は、流れの大きな場所に居ついたままピクリとも動きません。
リールを少し巻いては、また糸がでていきます。
糸は2号、NZで釣りをするにはかなり細仕掛けなので、慎重に進めないと糸が切れてしまいます。
それにしても、あまり動かないものだから、水中で糸が何かに引っかかっているのかと心配でした。ビデオで取り込むところを写そうとしてくれていたのですが、写せども写せどもじーっとしている映像ばかり、これでは画になりません。
30分ぐらい経過してやっと魚も疲れてきたのか、動きが・・・。
それでもなかなか上がってきません。
40分かかってやっとランディング。腕は痛いし、透明なラインが伸びきって白っぽくなっていました。
55センチの虹鱒。このりっぱなヒレを見てください。
あまりにパワーがあるのでもっと大きいかと思いました。
リリースしまーす。
いやー、40分も格闘していたのでしばらく放心していましたが、
天気も上々、その後も釣りを堪能しました。
観光地に近いので、時々レジャーボートが通り過ぎます。乗っている人たちとは手を振ってあいさつ。
どんどん下流へ移動して、下の湖まで。湖のほとりでお弁当を食べました。
結局その後キープサイズを釣り上げることはできず。
釣り最終日の夕食に魚がなかったのは残念でした。
でも、買ってあった食材、今回はかなり無駄なく消化できてよかったです。
(塩、こしょう、持ってかえることができそうなものは極力持って帰るのですが、ケチャップとか、野菜とかは無理なので。)
ということで、あまりものでパスタ。
パスタを食べながら、次回は釣れた魚でこんな料理をしよう、とかあんな料理をしよう、という話で盛り上がり・・・。
帰国してからしばらく、旅先でもできそうな魚レシピの収集に凝っておりました。
これは帰国してから作ってみたサーモンのオーブン焼き。
バットまで買ってしまった・・・。
これを今度は鱒で・・・。